湘南ライナー日記 SHONAN LINER NOTES

会社帰りの湘南ライナーの中で書いていた日記を継続中

満点チーズ

2015-03-20 22:21:23 | B食の道


以前おっさん二人飯メンバーで、移転した跡を訪問してしまったことがあるグルメバーガー『マンチーズ』にリベンジ。
現在は黄金町駅の近く、大岡川にかかる太田橋の袂に建つビルの2階だ。とってもわかりやすかった。

階段やエレベーターは狭いけど、店内は明るく開放的。
頼んだのは「チーズバーガー」(950円)で、ランチ時はドリンクが付いてくる。久々にビンウィルキンソン(辛)を。



直径こそ小さめだが、なかなかの厚み。さすがにピンが通った状態で供される。
チーズがベローン、ヨダレがダラーン(笑)。
パテは歯ごたえがあって肉の味もよくわかるタイプ(嬉しい)。ソースは少なめなので、指先がベトベトしないタイプ(助かる)。おぉ、飴色に炒められた玉ねぎは小さいタイプ(初めて)。
そして、レタスやトマトとのバランスもよくて、最後までおいしくいただけた。しかも、小さめと思っていたけど、すっかり満腹だ。

カウンターに腰かければ、眼下には大岡川が。桜が咲いたらさぞかし華やかだろう。その頃にまた訪れて、花見バーガーと洒落込みたい。


創作ダイニングで定番を食べたい

2015-03-19 21:53:37 | B食の道


下戸なので夜のお店とは縁がない。
でも、ランチを、しかもワンコインでやってると聞いちゃあ行かないわけにはいかない。たとえ、片道徒歩で16~17分かかったとしてもね(笑)。

若葉町にある『創作ダイニング匠』の店頭に出ていた4つのランチのうち、残念ながら「生姜焼き」だけ売り切れ。残りの「鶏の竜田揚げ」「ホッケの塩焼き」「塩カルビ丼」から、見本の脂身具合にひかれて「塩カルビ丼」をお願いした。



いや、脂身具合も、焦げ目具合もよかったが、脇のかため具合もすごかった。
味噌汁、サラダ、奴(ミニサイズだけど)、漬物。
ま、ふつうなんだけど、ワンコインですからねぇ。たいしたもんだ。
そして、丼のご飯の盛り具合もかなりのものだ。見た目より濃い目のお肉がご飯を欲しがるので、ちょうどいい。
すっかりお腹いっぱいになってしまった。

なのに、
「今の時間はドリンクが付きます」
と、ホット・アイスのコーヒーからジュース類まで口頭で伝えられた。
帰りの時間を考えるとあまりゆっくりしていられないので、オレジューを。



ちゃんとしたオレジューだった。
すごい店だなぁ。接客の感じもいいし、近くにあったら毎日通います(笑)。

ただ、12~13時のピークは、ドリンク有料(+150円)らしい。
僕が入店できる13時以降は無料なので嬉しいけれど、この時間だと今日のように人気メニューは既に売り切れという可能性もあるわけで、それはそれでなかなかうまくいかないものだなぁ。

永きキャリアの2ゴール目

2015-03-18 22:21:04 | 湘南ベルマーレ


試合開始直後にスタンドに腰を下ろしたのだが、目の前で展開されていたのは、なんとも“らしくない”ゲームだった。
相手のつぶしが速かったからなのか、こちらのコンビネーションがよくなかったのか。
シュートも少なく、結局最後の最後までセカンドボールさえ拾えず。

それでも58分、永木選手がピッチに足を踏み入れた途端スピードアップ。パスも人の動きも明らかに速くなり、楽しくなったのだ。
ボールを回す場所が自陣から、相手陣内に移動。そして、たった1回のCKのチャンスで決めてしまった。

決めたのは坪井選手。
ベルマーレワンダーランドのステージで今季の目標を問われた答えが「ゴールを決めること」だったのだが、早くも目標達成。
長いキャリアの中で、なんと2003年の初ゴール以来の2ゴール目だという。

試合後のインタビューの答えがまたふるっていた。
「決めたのはたまたま僕だっただけで、みんなで走り続けた結果です」
モヤモヤするゲームを、ステキに締めてくれたのだった。


そういえば、甲府の下田北斗選手は、初の地元凱旋でしたね。
決められちゃうかとドキドキした(以前ロメロフランク選手にやられたことがあったから)。
崇善FC~勝原SC。江陽中では、なんとウチの息子と同級生。一緒に遊んだ仲らしい(笑)。

安くて贅沢な悩み

2015-03-17 20:41:43 | B食の道


あの『大門』の裏口を出た左隣に、いつからかから『瓢箪蕎麦』というタペストリーが出ていて気になっていた。
ふと立て看を見たら「ワンコインシリーズ」という括りを発見。迷わず入店した(笑)。



買った食券は「とろろごはんセット」だ。
なぜか黒を基調としてアーバンな雰囲気の店内を見やりながら窓際の席へ。高いスツールのカウンターである。先客は全員スーツを纏ったヤングからミドルなサラリーマンばかり。

呼ばれて行くと、なんとネギ、ワカメ、揚げ玉が取り放題(たぶん)。ご飯用にか、漬物も各種。さらに、生卵か温泉卵のいずれかもどうぞという。
おぉ『小林屋』方式ではないか!

蕎麦は、まるでうどんの如く太いが、そのぶん蕎麦の味がよくわかる。角もしっかり感じられるほど硬めなのは嬉しい。細麺が好みだけど、これはこれでいいじゃんと思っていたら・・・
「細麺で」
とオーダーしている声が聞こえてきた。そうなんだ、今度は細麺をおねがいしてみよう。

出汁は濃いめだけど、それほどしつこくなくていい。お茶碗に山盛りの「とろろごはん」も、普通においしいし、蕎麦とのバランスもいい。これで500円は、なかなかだ。

ランチに蕎麦を食いに出かけたとき、『大門』にするか、ここにするか、かなり悩むことになりそうだ。

危機樹林

2015-03-16 21:26:45 | B食の道
このところ南区を集中パトロールしているおっさん二人飯メンバーが、ネットで発見したという横浜橋商店街の脇道にある喫茶店『樹林』。
幻のメニューかあるという。
現在はメニューから消えているものの、主人に頼めば作ってくれると、ある方のブログに記されていた。

年季の入った小さな箱を、お年を召した白髪のスマートなご主人がお一人で切り盛りしている。
先客は1組だ。

「できますか?」
「いいですよ、できますよ、2つね」

いい感じだ。
そのメニューとは「イタリアンハンバーグ」である。
これのすごいのは、一人前のナポリタンの上にハンバーグが載っているところ。

えっ?すごくないって?

でも、実はこれにライスが付いてくるんですよ、一人前の。
つまり、ナポリタンは、ハンバーグ付け合わせというわけ。たまたまその量がたっぷりだったということですね(笑)。

よくわからない?
じゃあ、見ていただきましょう。
(デジカメのバッテリーが空だったので写メですが)
















これ、付け合わせと言えますか。
添え物のボリュームがありすぎて、居場所がなくなったメイン料理はもう載っかるしかなかったんだな、きっと(笑)。

で、ライスとサラダとスープが付いている・・・はずなんだけど。
サラダはきたんだけど、あら?肝心のライスは・・・

ご主人、忘れている風にも見えない。「はい、どーぞ」と笑顔で置いていって、カウンター内に戻るとさっさと次のオーダーをこなしている。
「あの~」と聞きたいところなんだけど、聞けない。
というか、聞けるような状況じゃなかったんだ。

僕らの後から続々とお客が(ほとんどかお年寄り)やってきて、カウンター3席以外が埋まってしまいてんてこ舞いなんだから。しかも、実は先客のオーダーも通っていなかったという・・・

その結果、最初に通っていたはずの我々の「イタリアンハンバーグ」も、出てきたのは注文してからすでに30分が経過していたのである。

「ライスは?」
なんて、とてもじゃないけど確認なんかできないでしょ(笑)。
いや、確認して、万一「あっ、ゴメン。これから用意するから」といわれたって、もう食ってる時間も、お腹のアキもまったくなかったのだから。


お会計時にも、忙しいのにとびきりの笑顔だから、もうどーでもよくなっちゃった。普通においしかったしね。

もしかしたら、てんてこ舞いにしちやったのは初訪問の我々で、常連さんだけだったらこんなことにはなっていなかったのかも。そう思うと申し訳ない気もしてくる。
でも、地元に愛され続けている素敵な喫茶店であることだけは確かだ。懐かしいお店がどんどん店を畳んでいく中、お客さんがたくさん来てるから安心だけど、ご主人のことを思うとそれもちょっと心配でもある。


それにしても、いつかはライスの謎を解きたいものだ。

笑う過度には疲れ来る

2015-03-15 17:55:20 | あんな話こんな話


「そんなにおかしいですか?」
一席うっている落語家さんが、大笑いし続ける女性に問いかける。
その問いかけに、また大笑い。

今日はいつもの「北鎌倉お坊さんアカデミー」にいってきた。
なんと、大好きな「ナイツ」も出演。しかも、プロデューサーの植竹さんが「30分やって」とゴリ押ししたそうで、堪能させてもらった。「大正テレビ寄席」や「笑点」で育った世代には、ドタバタやらリズムやらよりも、しゃべくりが好きなのだ。

そして、冒頭のやたら大笑いする女性に引っ張られたのか、いつもよりも大笑い度が高くて、終わったらもうぐったりだった(笑)。
笑うのは健康にいいというけれど、笑うのにもかなりパワーがいることがよくわかった。花粉症がピークだけど、今夜はぐっすり眠れそうな気もするのだ。

写真は、円覚寺境内を帰路につく観衆。今日は130名以上!
女性、年齢層も比較的若かった印象です。

消えない記憶

2015-03-14 20:23:21 | 湘南ベルマーレ
行くつもりでいたのに行けなくなっちゃった時にこんな勝ち方をされると、勝ったのにメチャメチャ悔しい(笑)。
ま、それは冗談として、連敗中とはいえ強豪クラブに勝てたのは素直に嬉しいね。
J1での勝利は11試合ぶり、鹿島には1996年以来とか。
アディショナルタイム、流れからの初めての得点が湘南らしくてまた嬉しい。
これからがますます楽しみになってきた。





写真は、先週の浦和戦で。湘南BMWスタジアム平塚のピッチで初めて使われたバニシングスプレー。

海珍飯店

2015-03-13 21:56:39 | B食の道


「魚屋がやってる店がうまいんだ」
そう言っておっさん二人飯メンバーが通い詰めている中華街の『華錦飯店』に初めて入店した。
これまでにも何度かのぞいたのだが、なんと行列までできていたこともあって断念していた。なんでもテレビで紹介されていたのだとか。

それも一段落したのか、今日はすんなり。
頼んだのは「築地直送」と書かれている枠から「ヤリイカと厚揚げの煮物」(600円)だ(中華街なのに「築地」という文字に違和感あるのは僕だけ?)。



おぉ、確かに手を抜いていないというか、いや、いい素材の良さをしっかり引き出そうと、ちゃんと作り込まれた印象。味も言うことなし(個人的な感想です)。
スープもご飯もたっぷり(もちろんご飯はお代わりOK)で、杏仁豆腐の甘さも好みで嬉しい。この価格で、このきれいな店内で、感じのいいおネェちゃんで・・・彼が通い詰めるのにも合点がいった。

ちょっと通りから外れているからこそ、素材と実力で勝負を挑んでいるのかもしれない。そうなると「中華街の路地裏の隠れた銘店」なんて、またどこかで紹介されて入りづらくなっちゃうのも困るなぁ。ほどほど人気で、いつまでもお財布にもやさしくいてくれるといてくれるとありがたい。



隣が母体の魚屋さん。かつては『海珍鮮魚店』といったらしい。現在は有名になった『華錦』をとって改名。
むしろ『海珍飯店』の方が楽しそう。

ちなみに、2014年4月はこんな感じ。

カレーが食べたかった

2015-03-12 21:12:45 | あんな話こんな話


この歳になって、1時間ちょっとの間に50組近くのお客さんが押しかけたカレー屋(カウンター6席、テーブル5)のホール係をやるとは思わなかった。

しかもオレ、ほぼ素人でっせ。

何回かお手伝いはしたけど、いつも席が半分埋まる程度だったからね。
今日は「ご相席でよろしいですか?」「ありがとうございまーす」と、ほぼ満席での回転、ピーク時は待つお客さん常時5名ってな感じ。
かなりアタフタ、バタバタ。水が出てなかったり、片付けがまだだったり、おぉ注文聞いてないじゃんとか。ホールを厨房をあっちこっち走りながら、謝り通し。
しかも、ご飯が切れてしまい炊き上がるのを待ってもらったりも。2名ほど「時間がないからキャンセルね」と帰られてしまうという不覚。あぁ申し訳ない。
そして、一組だけ完全にオーダー通すの忘れて他のお客さんが先になっちゃって、ホントにごめんなさい。混雑するお店っていつもこんななのかな。すごいなぁ。初老のおっさんには無理だ。いや、もっとちゃんとオペレーションできてるよな、普通のお店なら。ん~、それとも俺の段取りが悪いだけか。

だってお客さん、ど素人でっせ。

おや、ルゥがなくなって終了だって。
フ~っ。
まだまだルゥが残ってたら、倒れてたんじゃないかなぁ(笑)。

ところで、なんでこんなにお客さんが来たのかといえば、カレー一皿300円だから。
しかも、味噌汁付き。

オレだって、来るよ、ゼッタイ。

いや、食べに来てよと言われてきたんだ、そもそも。人手が足りてたら食うだけ食って帰ろうと思っていたのに。それがなぜか・・・

結局、ルゥがなくなったので自分の分も食べそこね、近くの『イタリーノ』で日替わりの「ハンブルジャワーズ」(600円)の「スパ大」(+100円)を。
他のお客さんが入ってくると、思わず「いらっしゃいませ!」と言いそうになったよ(笑)。

遠い明日へ、続く

2015-03-11 21:24:08 | あんな話こんな話


4年前の今日、日本があれほどの災害に見舞われようとは思ってもいなかったし、ましてや自分がこうして復興支援に関わる仕事に携わることになるなんて思いもよらなかった。

今はこの巡り合わせに感謝しながら、こんな立ち位置だからこそできることを一つ一つやっていきたい。道のりはまだまだ長いから。
そう思いを新たにする3.11である。


そういえば、あの日お世話になった公衆電話も、もうない。