「お待たせしました」と呼ばれトレーに載ったコーヒーカップを見た時に、ようやく気づいた。
弱っている僕の体にカフェインは厳禁だったのだ。
いつものクセというのは恐ろしいものだ。
いまさら変えてもらうわけにもいかず、受け取って2階の客席へ。階段を上りながら後悔の念と、それを増長させるコーヒーのいい香りが入り交じって悲しい。
結局220円也のコーヒー、今日のところはアロマを楽しむだけのものにしたのである。
体調の方は相変わらずモヤモヤはあるものの、昨日よりはずっとラクな感じ。ゆっくり歩きながら出社し、今のところ発症していない。熱も昨夜からすでに平熱でインフルの心配もなさそうだ。
このまま落ち着いてくれればと、なんともいい香りが漂うコーヒーを前に願うのであった。
とのんきに書いていたのは昼過ぎで…