悲しみの裏側に何があるの?
涙さえも凍りつく白い氷原
と歌われた「シベリア」である。
つまりカステラ(スポンジ)部分がどこまでも続く氷原で、その真ん中をシベリア鉄道が突き抜けていくイメージ。だと、たしかこの本で読んだ気がする。
こちらでも諸説あるとのことだが、いずれにしても懐かしいお菓子(和菓子か洋菓子かも諸説)であることは間違いない。
『シャトー』で購入、115円だった。
子供の頃はうまいと思ったことなどなかったが、僕の好みが変わったのか、それともここのが特別うまいのか、とにかくおいしくいただけたのだ。というか、もう1個買ってくればよかったと思ったほど。
スポンジがしっとりしている。中央の餡が甘くない。
餡か羊羹かも諸説あるようだが、ここのは水羊羹に近くてツルンとした感じを残していて口の中が楽しい。
凍てつく日に懐かしいシベリアと再会し、僕は不意に北の空を追うのである。
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