湘南ライナー日記 SHONAN LINER NOTES

会社帰りの湘南ライナーの中で書いていた日記を継続中

湘南収穫祭

2011-10-22 18:18:12 | 湘南ベルマーレ


おとといあたりから扁桃腺がヒリヒリし、遂に夕べは発熱、頭痛でよく眠れなかった。
目覚めると激しい雨だ。なんとか部活に行く娘をクルマで送ったが、今日は寝ていようと決心する。

なぜか食欲はあるので(笑)昼食をとっていると、外が明るくなり陽まで射してきたではないか。
ならばと急いで支度を始め、平塚競技場へ向かう。
もちろん自転車のギアはまだいちばん重いままだ。ただでさえフワフワしているのに、なかなかの苦行である(笑)。でも、観に行かないときに限って大勝するなんてこともあるので頑張ってこぐ。到着する頃には汗だくで、着替えた(笑)。

でも、そこまでして頑張った甲斐があった。
最近では記憶にないくらいの大勝だった。
中盤だけを見ていると大差ないように思えた(むしろ負けていたくらい?)が、スコアは思った以上の差が出ていたなぁという印象。

アジエル選手に代わって入った岩尾選手のファーストタッチがCK。それを菊池選手が決める。FKから、今度はルーカス選手が決める。これが実りの秋の大収穫祭を盛り上げた。
特にセットプレーの蹴り手に迫力が欠けていたから、岩尾選手の復帰は嬉しい。
いまだに厳しい状況に変わりはないけど、可能性がある限り応援しよう。いや、可能性がなくなったって応援するんだけどね(って、コレ毎秋書いているような気がする)。

京都戦は「あの男が来るかもしれない」のか~。
早く風邪を治さないと!


久々に黒いクルマなので心配したけどよかった。いや、バックスタンドに素敵なカラーのクルマのおかげかな。

お迎えダンディ

2011-10-21 22:08:56 | ぶらかま


決して軽やかな足取りではない。
でも、背筋を伸ばして歩く姿がカッコイイのだ。
おまけにジャケットの襟元からのぞく真っ赤なシャツがイカしている。

「ただいまー!」
ガソリンスタンドの前にさしかかると、一緒に歩いていたお孫さんが大きな声で挨拶をした。
「おかえりー!」
スタッフみんなが声を揃え二人を見送った。

いつもの帰り道なのだろう。
小学校のお迎えは、おじいちゃんの役割なのか。
それにしても、たかがお迎えにキチッとおしゃれをして出かける粋。
さすが、住所こそ大船だけど、ここだってれっきとした鎌倉市なのだ。

昼休み怒涛の2時間

2011-10-20 21:40:32 | あんな話こんな話


「第2位!」
テレビから聞こえてきた占いの声に背中を押され家を出たのだが、お昼にはどう考えても「最下位」級、いやそれ以下ともいえる試練が待っていた。

まず、古い銀行口座からお金を下ろそうとしたら印鑑が違った。
慌てて駐輪場へ行き自転車を飛ばして帰宅したら、家の鍵を持っていなかった。そうだ、こんな展開になるとは思ってもいなかったのでいつも通り昼休み用の小さなバッグでオフィスを出たのだった。
仕方なくオフィスより近くの妻の働いているコンビニに向かう。
鍵を借りて帰宅し、目星をつけた印鑑を手にまた走り出す。けっこう行ったところでケータイが鳴った。妻が正しい印鑑のありかを思い出したというのだ。
また家にひきかえして、ようやく発見。
今度こそとペダルをこぎながら軽いギヤに入れるが、おやっ?入らないぞ。何度やっても作動しない。でも自転車は進む。一番重いギヤのままだが(笑)。
信号待ちでワイヤーを引っ張ってみると、抜けた(笑)。磨耗して切れたのだ。
また重いペダルを一生懸命こぎ始めると、いきなりおじいさんに声をかけられた。
「平塚アリーナはどっちかな?」
なんでこんなときに(笑)。

もうこの時点でお昼休み1時間以内にすべてを終わらせるのは不可能と判断。会社に電話して1時間猶予をもらった。
ならばと途中の自転車屋に飛び込んで尋ねると「う~ん、そうだな20分位で直せるよ」とのこと。おぉ、やっと運が向いてきたかと思ったのもつかの間「でも、今は先客のを始めちゃったからムリだな」
諦めて重いペダルをこいで再び銀行へ。
さっきは空いていて待ち人数0だったのに、今度は混みあっているぞ。今日はなんてついていない日なんだろう。

それでもようやく印鑑が一致。なんとか任務終了にこぎつけたのだから良かったのかもしれない。
そう思えば、最下位以下から2位に躍進である。

写真は、まだまだじゃな、修行せいということで。

おにぎりではなくオムすび

2011-10-19 22:53:16 | あんな話こんな話家族編


高校2年になる娘が、早起きして自分のために初めてお弁当を作った。
小さなお弁当箱をオムライス仕立てにして、少しのおかずである。
そのケチャップライスの余りで、僕に「オムすび」を作ってくれた。いつもは、好きで「塩むすび」を自分で握って持っていくことが多いのだが、今日は色つき、しかもそれがたまご焼きで巻かれている豪華版だ。おまけに、赤いウインナーまで!
さあ、元気に午後も働こう!

えっ?
なんで娘が急にお弁当を作る気になったかって?
「早く一人暮らしがしたいから、その準備」だそうだ。
「エライぞ」と返したものの、ちょっと複雑(笑)。

フライ途中下車

2011-10-18 23:12:40 | B食の道


「そろそろ出ているはずだから」
そんな誘いに乗って大船で途中下車し『ときわ』で、その出ていた「カキフライ定食」(830円)を頼む。

生牡蠣やカキ鍋はすすんで食べる気にならないのだが、なぜかカキフライだけは大好物。まあ早い話が、パン粉をつけて油で揚げちゃったら何でも大好物に変身しちゃうってだけのこと(笑)。
とはいえ、ここのはそのパン粉が粗めでカリッカリなところが好みだ。上アゴにアッツアツのカリッカリが刺さる感覚がいい。いいっていいながらヤケドしてるけど(笑)。
しかも、かなり大きいのが4つ、網の上にドーン乗っている姿にシビレル。
皿の端にはカラシが添えられているので、これはソースで食えというシルシだろう。しかし、同時にタルタルソースもたっぷり盛られている。ということは、Wソースで楽しめということ。ありがとう!
さらに、隣には細切りキャベツがシャキシャキな山を築いているのが嬉しい。おまけに頂上の人参が美しい。白いご飯、カキフライ、キャベツの黄金サイクルに、時々しじみの味噌汁、お新香をはさみながら至福の時は過ぎていくのだ。
今日は間違いなく価値ある途中下車の旅…いや、仕事。

肉あんかけ鍋

2011-10-17 23:03:51 | B食の道


カラッと揚がった感じのブロック肉がゴロゴロ。
そこにドロリとあんかけがたっぷりかかる。
そして、その下に実はご飯が隠れているのだ。

康荘園の「豚ロースかけごはん」(850円)である。
ここへくるといつも日替わり的なランチをいただくのだが、たまには違うものをと色気を出したのがいけなかった。
壁に貼られた文字だけで、豚ロースの薄い肉が丼のご飯の上で重なり合い、そこに濃いめのソースがかかっている、そんなビジュアルを勝手に思い浮かべていたのだ。
ところが、実際にはまったく違うもの。だいたい丼ではないし、目の前に現れた鍋を見てすぐにお腹が重くなってきた(笑)。

いやいや、なかなかおいしいのだ。かすかにカレーのような香りを漂わせるあんかけも深い味わい。でも、でもねぇ、ボリュームがスゴすぎるぞ。肉を食べるたびに大口を開けなければならない。具とかご飯が…という問題よりも、あんかけそのもので、もうお腹がいっぱいになってしまう。
コストパフォーマンスもかなりいいことは間違いない。ただ、紙みたいに薄い豚肉が大好きな(笑)僕にとっては、ただただツライだけのランチになってしまったのだ。

残念だけどホッ

2011-10-16 21:04:59 | あんな話こんな話


所用があって、今日は行くべき2ヶ所をスルー。
1つめは小田原アリーナ。午前中、駅に向かうボラ選手に声を掛けておきながら…。しかも、結果は0-2から追いつき8-2で大逆転勝利とは!
2つめは由比ガ浜周辺で開催された『動物フェスティバル神奈川2011in湘南』。『みんなの鎌倉遠足』のパンフレットを置いていただけるということで、ぜひ顔を出したかったのだが。
いやいや、でも実は動物はあまり得意なほうではないので、行ったとしてもおどおどしていたと思うけど(笑)。実は、これは大人になってからなのだが、室内に猫や犬がいるだけでくしゃみを連発するほど、最近は体質的にも動物が苦手になっている。会場についたら、いったいどうなっていたか。だから、ちょっとホッとしているのである(笑)。

懐で歩き回っていた

2011-10-15 20:14:54 | ぶらかま


去年の今ごろは、鎌倉市内を歩き回っていた。
今年も昨年並みに歩き回ることがミッションである。
久しぶりに歩いてみると楽しくなって、もう少し先まで、次の角を曲がったところまでなんて具合で、ついつい歩きすぎてしまう。
歩きすぎて気がつくと最寄の駅までけっこうあったりして、重い足をひきずることになる(笑)。
ところが、ふと顔を上げると道の先で観音様が優しいお顔をされている。
僕は思わず背筋を伸ばし、もうひとふんばりするのだ。

やわらかいやさしいやすい

2011-10-14 22:16:29 | B食の道


大船駅の東側の道を南下、モノレールが左にカーブを切るあたり。
それに沿って、なだらかなRを描くように数軒の店が並ぶ一角がある。そして南端には、なんとも昭和を漂わす中華料理店が真っ赤な暖簾を出しているのだ。以前から気になっていたので、今日それをくぐってみた。『喜良久』である。

思った通りのレトロな店内。先客2組はいずれも老人だった。
一段高くなったスペースのカウンター席に腰をおろし、見下ろす格好になる厨房のお父さんに「ラーメン」(480円)を頼む。
テレビのワイドショーを背中で聞きながら待っていると、ほどなく「ラーメン」は過去からやって来た(笑)。


ナルト、シナチク(メンマ)、縁が赤いチャーシューだけが麺の上に無造作に置かれている懐かしいビジュアルだ。いいぞ、いいぞと頷きながら麺をズルズルやる。
おや? どちらかというと硬めが好きな僕には物足りない感じ。味も薄い印象だ。やらかいのはともかく、味はアレなのでテーブルの胡椒を振ってみる。ちょっとかけ過ぎかなと思ったが、いい具合に整う。もうあとは昭和に浸りながらいただくだけだ。
他の老人たち…いや、お客さんもみんな勢いよくズルズルやっている。
あぁ、そうか、この店のお客さんにはこれくらいの麺のやわらかさがちょうどいいのだ。お客さんに優しい店じゃないか。だから続いているんだね(何年やっているかはしらないけど)。
僕ももう少し年を重ねたら、また訪れてみようと思う。
表へでると、すぐ上を銀色のモノレールがタタタタタンタタンと音をたてて滑っていく。そういえば、モノレールもすっかり昭和な匂いがするようになったなぁ。

信じるものは救われるか

2011-10-13 20:44:41 | あんな話こんな話


「おいおい待てよ、信じるかどうかって問題じゃねーかよー」
昼休みに本でも読もうと公園のベンチに座ると、急にデッカイ声が聞こえてきた。
30代に見えるサラリーマン風の男が携帯電話を手にまくし立てたり、嘆いたりしている。仕事上のことではないような話しぶりだが、真相はわからない。まあ、どうでもいいことなんだけど。でも、さすがに読書に集中できないよ。
ときどきデッカイ声で怒鳴るから、近所の人だってナンダナンダとカーテンを少しだけ開けて見ているに違いない。いやいや、近所の人ももちろんだが、彼の背中を小さな社の中から神様だって見ているんだけどね。