思いつきドライカレー

夕べ餃子を作った際に余った挽き肉を使い、お昼にはチャーハンでもと考えていた。
挽き肉といえば、玉葱のみじん切りである。
「みじん切り、できるの？」と妻に問われたが「なんとかなるよ」と答え、お昼前には密かに『包丁テクニック図解』（大泉書店刊 1500円＋税）を参照（笑）。なるほど！よくテレビなんかで見るアレか。
さて、なんとか刻んで炒めに取り掛かろう…と思ったら、挽き肉が思ったより多いぞ。ここにご飯を投入したら、いかにもバランスが悪い。明らかに具が多過ぎるのだ…と思いつつも、炒め始める。
炒めているフライパン内のビジュアルを見ていて、ふと思いついた。

ドライカレー！

いつかカレー味の何か（チャンプルーか？）を作ろうと、以前カレー粉を買ってあった！
よーし、投入！味見をしてみると、まったくコクも何もない。
よーし、鶏がらスープ投入！
よーし、ケチャップやソースも投入！
もちろん、塩こしょう、ついでに醤油も少々！
チューブのニンニクもどうだ！
おっと、カレーの風味が弱くなってしまったので、再びカレー粉投入！
なんだか、いい色、いい匂い。本当はもっと炒めて、それこそドライにするのだろうが、よくわからないので今日はこの辺りで許してやろう（笑）。
しかも、本来は少量でいいのだろうが、あえて白いご飯の上に山盛りに。
おぉ、なかなかおいしいではないか！イケル、イケル！ちゃんとコクも出てる！けっこうピリッと辛いじゃん！カレー粉だけでこんなに辛いものかな。まぁ、結果オーライだ！

息子よ、どーだ。
「うまいよ。うまいけど、朝からこれはハードだね…」
おいおい、時計をよく見ろ、正午を回っているぞ。どうやら寝起きの朝カレーとしては、ちょっとキツかったようだ。でも、目が覚めただろ（笑）。