湘南ライナー日記 SHONAN LINER NOTES

会社帰りの湘南ライナーの中で書いていた日記を継続中

カツ丼の玉ねぎと卵ヌキ

2008-07-14 23:09:27 | B食の道


「新潟タレカツ丼」なるものがあるという噂を聞きつけ、猛暑の中、神保町方面に向けペダルをこぐ。
住所は西神田。ちょっと地味な店構えだ。くの字のカウンターが2つだけで、10席ちょっとか。
健康診断の結果が悪くなかったので図に乗って、このところまた栄養摂取過多気味。そこでメニューを見て、当然大盛りはパス。かわりに「二段もりカツ丼」を(笑)。
一応尋ねると「ご飯、カツ、ご飯、カツです」と明解な答えが得られたもので。
カツが下に隠れているのはあったけど、こんなカツ丼は初めてだ。
「タレカツ」とは、カツ丼から玉ねぎと卵を抜いたものねですね。
つまり、カツ丼を作るつもりでカツを揚げたはいいけど玉ねぎも卵も切らしてるよ、しゃーないな、カツ丼のタレに浸してご飯の上に載っけちゃおー的な料理なのである。だからといって手抜きというわけではないらしい。
甘辛い味は、想像通りだった。カツは厚みこそないが、大きさは十分。しかも、折り重なるように4枚も載っている。
さらに掘り進めると、ご飯のから新たなカツが二枚、顔を覗かせた。


玉ねぎも卵もないので、味は極めて単調。しかも、これでもかというくらいのカツの量。
ひとつ救いは、ご飯との相性が抜群だという点。恥ずかしながら、あっという間の完食でした。
後から入ってくる常連さんらしき人たちは、みんな「温泉卵」をたのんでいる。
そうか、その手があったのか!
載せてね、うまそうじゃないか。
でも、あと玉ねぎがあったら普通のカツ丼のような気もするなぁ。


フタが閉まらない状態で現れます。味噌汁とお新香がついて1000円。
お店の名前は『新潟カツ丼 タレカツ』さんです。ちなみに、午後ムネ焼けが到来したことは言うまでもない(笑)。