湘南ライナー日記 SHONAN LINER NOTES

会社帰りの湘南ライナーの中で書いていた日記を継続中

低調日に定休日で沖縄実感

2008-07-02 23:31:03 | B食の道


久しぶりにモデルさんを使っての撮影に立ち会い。
以前はよくお願いしていたプロのカメラマンとも久々の再会だ。プロ対プロの仕事は見ていて楽しい。想像以上のものが出来上がっていくのが、手に取るようにわかる。
さて、仕事で新宿というのも珍しいので、ここはかねてより気になっていた『王ろじ』で「とん丼」をと、お店を探すが定休日。
仕方がないので、『アカシア』で「ロールキャベツ」だと勇み路地を入ると、なんとこちらも定休日だった。
そういえば、今朝テレビの占いで最下位だったのを思い出す。
暑さも手伝い、急に疲労感に襲われる。とにかくどこでもいいからお店に入って腰を下ろし、涼もうじゃないか。
おっ、『沖縄食堂 やんばる』か、いい~ねぇ、ハイ、ごめんよーと、飛び込んで「ポークたまご定食ね」と告げ着席。
おや? なんだか空気がムッとしているぞ。暑い。熱帯か。いくら沖縄料理だからって。でも、もうオーダーしちゃったしなぁ…。
後から入ってきたおじさんが、女性店員に何か聞いている。
直後、彼女の口から衝撃的なアンサーが放たれるのだ。

「冷房が壊れちゃってー、いま送風だけなんですよー」

それを聞いたおじさん、迷わずUターン!
僕はといえば、後から後から止めどなく湧き出ずる汗をタオルで拭いながら、その分しっかり塩分補給しなきゃだよななどと独りごちながら、ランチョンポークとたまごの絶妙のハーモニーに舌鼓を打つのであった。
もちろん、店内に流れるベンベンベンというサンシンの音色に合わせてであることは言うまでもない(笑)。


せっかく新宿に来たのだからと、伊勢丹を。商品には興味はないけれど、器には垂涎。大正15年に建てられた建物を隣に出店した伊勢丹が買い取って昭和10年に合体した。
それにしても、今日はそこら中に警察官が立っている。洞爺湖サミットの警戒ですね。カメラを構えると、ジロリと睨まれた。