湘南ライナー日記 SHONAN LINER NOTES

会社帰りの湘南ライナーの中で書いていた日記を継続中

間違いなくベストピッチ

2007-09-08 19:00:38 | 湘南ベルマーレグッズ


最初に作業の段取りを話すグリーンキーパーの安嶋さんが、突然涙ぐんでしまった。
特に猛暑だったこの夏、精魂込めて手入れをし育てていたピッチが、台風9号による冠水で泥をかぶってしまったのだから。
「泥の下には芝が生きています。それを忘れずにお願いします」
それは、僕たちの心にズッシリ響いた。
いやいや、実際の泥と水も思いのほかズッシリ重い。なかなか芝が顔を出してくれない。何度も何度も同じ場所をトンボや水切りで押して歩く。途中からは平塚市消防局も出動して“放水”開始。
で、カラダぼろぼろです。
トンボを使ったり、バケツを使ったり、こんな作業はみんなだって経験ないはずだから、多くの人がぼろぼろになっているはず。
200名位いたらしいけど、一緒に頑張ったチームスタッフや選手、そしてチームの危機にこうして集まってくる人々がたくさんいるってこと、大いに誇ってもいいんじゃあないかな。
しかも、クラブが急遽お昼を用意してくれた。
平塚競技場はJリーグ2006ベストピッチ賞を受賞したが、今日の馬入も間違いなくベストピッチ賞に値する。いや、それ以上かも。
僕は娘の運動会を見るために、メシもいただかず失礼させてもらい、泥んこのまま帰宅。
シャワーを浴びながら頭を洗っていたら、左ウデがつりました(笑)。
妻がはずせない用事があったために代わりに駆けつけた運動会だったが、最後まで娘の姿を発見できず(みんな同じ体操着だからな)。だったらお昼をいただいて最後までやればよかったよ。

「がんばってください」
アリーナ前の水飲み場で足を洗っていた安嶋さんに声をかけた。
「ありがとうございます。でも、だいじょうぶですって軽々しく言えないのがツラくて。実はこれからがたいへんなんですよ」
印象的な言葉が返ってきた。
きっとだいじょうぶ。みんなの気持ちが、後押ししている。


小学校と違い、父兄はスタンディングです。息子が1年のとき以来だから3年ぶりの訪問。


市役所では今年も「クールビル」を実施中。黄色い花が見える。

ゆっくり行きました

2007-09-08 01:57:38 | あんな話こんな話


「運転を見合わせています」「再開のめどは立っていません」
車内放送や駅のアナウンスでこんなふうに何度も繰り返されると、多くの人はあきらめて別の経路に向かう。ゾロゾロ、ウロウロ…。
ところが、急に発車のベルが鳴り出し「次の駅まで行きます」という。
ホームにいた人々があわてて乗り込んで来る。
もう、みんなアタフタ、ウロウロ…。
そんな人々を、今朝はまさに二階席から高みの見物だった。 
あわてなさんな、ゆっくり行こうよ。
ねっ、不通だ、見合わせだといっていたのに、ちゃんと東京駅に着いた。しかも、ずーっと座ったまま。どうです、さすが長年の通勤で鍛えているだけのことはあるでしょ。
新聞読んだり、本読んだり、ふだん見れない風景をしっかり眺めたりもできたし。
ギューギュー詰めの車内では、こうはいかないし、ストレスだって溜まるばかりだ。
ま、問題があるとすれば、到着がちょっと遅くなるってことかな。
会社に着いたのは11時。
なんと、家を出た7時から4時間も経過していたのだった。


「川崎」は通らなかったが表示が…     東京駅の東北新幹線の入口付近


こちらは多摩川。