うららかラウラ日和

海への行き帰りにサーファーはウエットスーツの上半身を脱いでいる。
少年たちは靴を脱いて川へ入る。
ペダルをこぐ僕のＴシャツは、もう汗がにじんでいる。
いい季節になってきた。
今日は海へ出て一休み。そこから川を北上した。
たまたま通りかかったショッピングセンターから、聞き覚えのある歌声が。
LAULAのお二人だった。
なんだかちょっといい、そしてまったりした一日になった。

チケットとトトと本を

昼休みに自転車を飛ばして神保町の三省堂書店へ。
あさってのチケットを買いに行ったのだが、すでにカウンターの前には若い男たちの列が。
常に７～８人が並んでいるような状態なのだが、すべてトトＢＩＧ購入が目的なので、すこぶる回転が早い。どんどん進む。でも、後から後からどんどん並ぶ。かつてトトで、こんな光景を見た経験はない。こりゃスゴイや。
ジャンボ宝くじより一等の確率が高くて、しかも高額なのだから人気が出たのも当然ではある。
ただ、自分で予想できないのが少々歯がゆいよね。いや、ひいきチームが弱体の場合は、コンピュータが予想してくれたほうがはるかに確率が高まることは確か。
トトがスタートした年、その翌年と、実は僕も毎週のように買っていた。
この頃は本当に、わかっていても？湘南を塗りつぶさないわけにはいかず、その悲哀を毎週末に味わっていたものだ。
さて、「3000円ですね」「9000円になります」「20000円お預りします」などと景気のいい声が聞こえる中、たった1500円のチケット１枚に余計な時間を費やさせてしまい、何だか申し訳ない気がしてきた。お客なのに。
そこで、僕もちょいとだけ便乗（笑）。なにしろ、買わなきゃ当たらんもんでね。
プリントアウトされた本券の東京Ｖ対湘南を見ると、勝ち・引き分け・負けに、きっちり三分されていた。
ビミョーだ。
やっぱり当たるからには、湘南勝ちでなければ気持ち悪いじゃないですか。
って、もう当たる気でいたりする。当たったら自転車だよな。
おいおい、６億円で自転車って…。