湘南ライナー日記 SHONAN LINER NOTES

会社帰りの湘南ライナーの中で書いていた日記を継続中

平常心を読んで興奮

2007-05-01 18:19:51 | 湘南ライナーで読む


雨の日は読書。
昨日の海老名つながりで、今日は『平常心』(ランダムハウス講談社1500円)を。
言わずと知れた元国際審判で、2002日韓、2006ドイツのWカップで主審を務めた上川徹氏の著書(海老名市在住)。
ドイツでの三位決定戦で笛を吹いたシーンなど、生の声だけに臨場感が伝わってくる。
技術的、精神的、そして経験だけだけでなく、いつでも平常心で能力を発揮する背景には、「妻」をはじめ「家族」の存在も大きなポイントになっているようだ。
ご存知のように、上川氏は僕たちにとっても非常にゆかりの人。フジタに入団、ベルマーレ平塚時代はサポーターズクラブの運営に携わってる。通常よりも早く成長できたのは、クラブの理解があってのことだと記されていた。
あの気持ちのいいジャッジが、ベルマーレの試合で観ることができなかったのは致し方のないことではあるが残念。
さて、79Pの学生時代写真が面白い。万博記念競技場での総理大臣杯でGKと交錯しているシーンだ。向こうに広がる観客席に、傘を差して座っている二人の姿が写っている。それが、たまたま上川氏のご両親だった。とてもステキなショットである。