湘南ライナー日記 SHONAN LINER NOTES

会社帰りの湘南ライナーの中で書いていた日記を継続中

読書の楽しみ買う楽しみ

2007-05-12 17:57:02 | お休み日和


「本がほしい」
という娘と二人で出かけた。
どこでもよかったんだけど、たまにはとわざわざ横浜まで足を伸ばした。
たまに行く本屋さんだと、目についてしまうものもあったり、以前から探していたものにめぐり合えたりで、荷物が増える。
LOFTに寄れば、文房具もアレコレと。
もちろん、食べたり、飲んだり、ペロペロしたりも。
それにしても、人が多くて疲れる。平日に通勤で人ごみの中をたっぷり歩いているけれど、やっぱり休日の人の動きとは違いペースが合わずにグッタリだ。
それでも、0-4で愛媛に勝利のニュースで復活(ポパイのほうれん草か)。今日開催が2ゲームのみなので、4位。しかも、首位との勝ち点差は3。1日だけの幸せな気分を満喫しよう。
写真は、娘がオーダーした「柚子ジンジャエール」。買ったばかりの本をじっくり読む時間も幸せ。

さらば昭和の旧江戸川町

2007-05-12 01:38:10 | 本郷後楽園昼休み散歩


つい、さっきまで誰かが軒先を掃いていたような。
煮物の匂いが漂い、おもいっきりテレビの笑い声が聞こえて来るような。
本当に、そんな路地。庭もない小さな古い家やアパートが、隣同士もたれあうようにビッシリと建っている。
昼休みの散チャリ中に、たまたま迷い込んだ後楽二丁目(旧江戸川町)あたりだ。
ところが、住人の姿が見当たらない。時々、コンビニの袋をぶら下げたサラリーマンが、近道するくらい。よく見ると、すべての家々の玄関には『解体のお知らせ』と記されたボードが業者名で貼られていた。
再開発エリアになっているのだ。
決して趣のある路地というわけではない。でも、こうした事実を突き付けられると“昭和好き”としては、なんだかしみじみ哀しくなってくる。
なんとかできなかったのか。その一角ごと博物館にするとか、テーマパークにしちゃうとかね。先日、散チャリした国府津の町しかり。
ボードに事務的に書かれている工事開始日を見ると、5月28日。そこの暮らしを見ることはかなわなかったが、そこに暮らしがあった風景を、まぶたに焼きつけておきたい。
上の写真、実はこのお嬢様に導かれて路地に迷い込んだのだった。


ほら『珈琲党』も“立派な”看板建築だ。






そこからわずか数十メートルの場所に立つオブジェ(都営地下鉄大江戸線飯田橋駅出口の脇)。素晴らしいものなのかもしれないが、こんなもの建てるんだったら、古いものを残すことに費やしてみないか。