湘南ライナー日記 SHONAN LINER NOTES

会社帰りの湘南ライナーの中で書いていた日記を継続中

こどもたちへを大人が読む

2005-09-03 18:21:16 | 湘南ライナーで読む


あの“夜回り先生”こと水谷修氏著の『こどもたちへ』(サンクチュアリ出版刊)を読む。
普段なかなか教えてもらう機会のない「生きる」ことの大切さを、とてもわかりやすく、そしてしみじみと教えてくれる本だ。
数え切れないほどの子供たちと接してきた体験、何人もの子供たちを救ってあげられなかった悔しさから出てくる言葉は、大人の心にもズシリと響く。
というよりも、本当は大人こそが読んで、ちゃんと考え行動しなければならないと思い直させてくれる本なのだ。

赤ちゃんに罪はないんだけど!

2005-09-03 01:08:08 | あんな話こんな話


「おむつをかえてくれよー」
「ハラがへったぞ」
「たのむから、ほっとかないでぇ」
まだ言語を持たぬ赤ちゃんは、泣くことでそんなメッセージを発信している。
今朝のライナーで、通路に置かれたベビーカーに座らされていた1歳位の赤ちゃんのメッセージは、ハンパではなかった。
一度寝たらちょっとやそっとでは起きない僕でさえ目を覚ましたほどの泣き声。いや叫び声か。
窓の外に目をやると鶴見あたりだった。
そこから、泣き声が間断なく続くことになる。
僕の席からは距離があったのでよく見えなかったのだが、母親があやしている様子もないのが不思議。とにかく赤ちゃんは声のトーンを変えながら、でも一度も小休止すらせずにひたすら泣き続けたのだ。
ベビーカーから出してあげるだけでいい。抱き上げてデッキに出て外を見せてあげるだけでもいいではないか。それだけで気分転換になり、泣き止むものだ。
どこの親だって、そうしているでしょ。
それとも、何か特別な教育方針でもあるのかな。
でも、マナーやモラルという問題もあるぞ。
僕がそこまで足を運んで「抱っこしてあげなさいな」と言ってあげるべきなのだろうか…。
そうこうしているうちに、ライナーは品川駅のホームに滑り込んだ。
はたして、その母子は下車。窓からホームを見れば、ベビーカーに乗る赤ちゃんはすっかり泣き止んでいるではないか。朝から何とも人騒がせな!
といっても、その赤ちゃんには罪はないのだが。

さて、今日は以前、仕事場で机を並べていたI君が来社。
何でも先日ついに独立したそうで、とてもメデタイやら嬉しいやら。
I君は、あの頃なぜだかいつも僕ことを「シャチョー」と呼んでいたが、今度は僕の方が「社長」と呼ぶことになったね。
相変わらず超人的な仕事量をこなしているようだけど(といって、また追い討ちを掛けるようにお願いしているんだけど)、カラダに気をつけてよろしく。
でも、社名は「I企画」じゃなくて、フルネームで「IH事務所」のほうが“らしかった”と思うけど。
今日の写真は、そのI君。いやI社長。いつも携帯しているPowerBookと一緒に。