湘南ライナー日記 SHONAN LINER NOTES

会社帰りの湘南ライナーの中で書いていた日記を継続中

ナーンか変だナーンサンド

2005-06-14 23:19:59 | B食の道
店員のオバチャンは温熱機から両手で三角形のそれをつかむと、カウンターの上にペタッと投げた。
三角形のそれとは、セブンイレブンの『ナーンサンド ハム&チーズ』(税込み195円)のこと。
最近、レジカウンターの上の温熱機(?勝手に命名)に入っているのを見つけ気になっていたのだ。だって、フランクフルトなど棒ものに混じって、大きな平べったい三角形はどう見ても異質。おまけに「ホントにおいしいから食べてみてください」と手書きのポップまでついている。
ならばと、今晩のディナーに。
しかし、カウンターの上に投げ出されたそれは、思ったよりも貧相。なんだか元気もない。投げ出された時は「えっ?」と思ったが、投げ出されても仕方がないよなそんなんじゃというカンジなのだ。
会社に持ち帰って食べてみたが、もう想像通り悲しくなる味。思わず腕組みをしてしまった。
ナン独特のフワッとしているのにモチッとしたあの食感がまるでない。ボソボソでザラザラ。中のチーズも水気が乏しい。
セブンイレブンが日本に上陸した当初からある(たぶん)『ブリトー』の変形版を想像していただけに、ガッカリだった。セブンイレブンにしては珍しく“はずした”商品。
でも、待て。いくらナンでも、こりゃひどすぎないか。店での加工の工程があるとすれば、何か失敗はしていないか。もう一度トライしてみるべきか。いや、その前に消えてしまいそうだし…なかなかお腹の中にはいっていかない三角形を前に、また腕組みをしてしまった。