独立行政法人国民生活センター 2020年9月17日公表
2019年度にみる60歳以上の消費者トラブル
~80歳以上の相談件数が過去最高に!周囲の見守りがいっそう重要です~
全国の消費生活センター等に寄せられる相談のうち
契約当事者が60歳以上である相談は、2018年度には約43万件と過去10年で最も多い相談件数に達しましたが、
2019年度は約37万件に減少しました。
これは架空請求に関する相談が減少したことが一因と考えられます。
また、年代別にみると、60歳・70歳代の相談件数が減少しているのに対し、
80歳以上の相談件数は増加しており、過去10年で最も多い件数となっています。
契約当事者が60歳以上である相談の内容をみると、
「健康食品」などの定期購入に関する相談が2018年度に比べ約2倍に増加。
また、アダルトサイトなどを含む「デジタルコンテンツ」「インターネット接続回線」などの
情報通信関連のトラブルに関する相談が、60歳以上のすべての年代において多く寄せられています。
特に、60歳・70歳代においては情報通信関連の相談や通信販売に関する相談が多く、
一方で、80歳以上になると「工事・建築」「新聞」などの相談が多く寄せられるほか、
訪問販売や電話勧誘販売によるトラブルが多くなる傾向があります。
相談事例
事例1 大手通販サイトと弁護士をかたる相手からの架空請求で次々にお金を払ってしまった
事例2 お試しのつもりで購入したら定期購入だった。表示が小さくて読めない
事例3 強引に光回線契約を勧められたが、インターネット環境がなく不要なので断りたい
事例4 自宅を訪問した業者に勧められ、よくわからないまま電力会社を変更してしまった
事例5 出会い系サイトに誘導され、求められるままお金を払ってしまった
事例6 定年退職したことを理由に、賃貸アパートの契約者を変更するように言われた
事例7 認知症の両親が、既に実施していて不要なはずの屋根修理工事を契約していた
事例8 母が、5年後から購読が始まるという内容の新聞の定期購読契約をしていた
60歳以上の契約当事者のトラブルの特徴
・架空請求の相談は減少したが、健康食品などの定期購入に関する相談が増加している
・情報通信関連の相談が非常に多い
・高齢になるにつれ、訪問販売や電話勧誘販売の相談が増加している
消費者へのアドバイス
〇消費者トラブルはひとごとではありません。自分は大丈夫と思い込まず、
日頃からいろいろな消費者トラブルについて知っておきましょう。
〇消費者トラブルを防ぐには、周囲の方による見守りも非常に大切です。
〇不安に思った場合やトラブルになった場合は消費生活センター等に相談してください。
※消費者ホットライン 188(いやや!)番
*******************************************
2019年度は2018年度に比べ架空請求相談が減少しましたが、
また架空請求の被害が出てきています。
コロナ禍により高齢者の方が家にいる時間が多くなり
悪質な訪問販売や電話勧誘販売などに狙われています。
高齢者消費者の見守りが必要ですね。
石川県では高齢消費者被害防止見守りセミナーを開催し、
高齢消費者見守りネットワークの設置に向けて取り組んでいます。
今年度は金沢・加賀地区 11月9日(月)石川県地場産業振興センター
七尾地区 11月10日(火)フォーラム七尾で
13:30~15:30まで開催するそうです。
関心のある方はぜひ参加を!
参加申込 NPO法人消費者支援ネットワークいしかわ
TEL 076-254-6733
FAX 076-254-6744
mail info@csnet-ishikawa.com
※所属、氏名、電話番号、金沢・加賀地区か能登地区のどちらかを選択
ファックスかメールで申し込みます。
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2019年度にみる60歳以上の消費者トラブル
~80歳以上の相談件数が過去最高に!周囲の見守りがいっそう重要です~
全国の消費生活センター等に寄せられる相談のうち
契約当事者が60歳以上である相談は、2018年度には約43万件と過去10年で最も多い相談件数に達しましたが、
2019年度は約37万件に減少しました。
これは架空請求に関する相談が減少したことが一因と考えられます。
また、年代別にみると、60歳・70歳代の相談件数が減少しているのに対し、
80歳以上の相談件数は増加しており、過去10年で最も多い件数となっています。
契約当事者が60歳以上である相談の内容をみると、
「健康食品」などの定期購入に関する相談が2018年度に比べ約2倍に増加。
また、アダルトサイトなどを含む「デジタルコンテンツ」「インターネット接続回線」などの
情報通信関連のトラブルに関する相談が、60歳以上のすべての年代において多く寄せられています。
特に、60歳・70歳代においては情報通信関連の相談や通信販売に関する相談が多く、
一方で、80歳以上になると「工事・建築」「新聞」などの相談が多く寄せられるほか、
訪問販売や電話勧誘販売によるトラブルが多くなる傾向があります。
相談事例
事例1 大手通販サイトと弁護士をかたる相手からの架空請求で次々にお金を払ってしまった
事例2 お試しのつもりで購入したら定期購入だった。表示が小さくて読めない
事例3 強引に光回線契約を勧められたが、インターネット環境がなく不要なので断りたい
事例4 自宅を訪問した業者に勧められ、よくわからないまま電力会社を変更してしまった
事例5 出会い系サイトに誘導され、求められるままお金を払ってしまった
事例6 定年退職したことを理由に、賃貸アパートの契約者を変更するように言われた
事例7 認知症の両親が、既に実施していて不要なはずの屋根修理工事を契約していた
事例8 母が、5年後から購読が始まるという内容の新聞の定期購読契約をしていた
60歳以上の契約当事者のトラブルの特徴
・架空請求の相談は減少したが、健康食品などの定期購入に関する相談が増加している
・情報通信関連の相談が非常に多い
・高齢になるにつれ、訪問販売や電話勧誘販売の相談が増加している
消費者へのアドバイス
〇消費者トラブルはひとごとではありません。自分は大丈夫と思い込まず、
日頃からいろいろな消費者トラブルについて知っておきましょう。
〇消費者トラブルを防ぐには、周囲の方による見守りも非常に大切です。
〇不安に思った場合やトラブルになった場合は消費生活センター等に相談してください。
※消費者ホットライン 188(いやや!)番
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2019年度は2018年度に比べ架空請求相談が減少しましたが、
また架空請求の被害が出てきています。
コロナ禍により高齢者の方が家にいる時間が多くなり
悪質な訪問販売や電話勧誘販売などに狙われています。
高齢者消費者の見守りが必要ですね。
石川県では高齢消費者被害防止見守りセミナーを開催し、
高齢消費者見守りネットワークの設置に向けて取り組んでいます。
今年度は金沢・加賀地区 11月9日(月)石川県地場産業振興センター
七尾地区 11月10日(火)フォーラム七尾で
13:30~15:30まで開催するそうです。
関心のある方はぜひ参加を!
参加申込 NPO法人消費者支援ネットワークいしかわ
TEL 076-254-6733
FAX 076-254-6744
mail info@csnet-ishikawa.com
※所属、氏名、電話番号、金沢・加賀地区か能登地区のどちらかを選択
ファックスかメールで申し込みます。
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