石川県新生活運動協議会・石川県生活学校連絡会~~~より良い未来へ、暮らしを見直す~~~

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新聞紙でエコバッグ作り!②~~~野々市生活学校

2020-09-01 13:38:03 | 日記
令和2年8月19日(水)
富奥コミュニティセンターにてフードドライブを行いました。

当日は同じ会場で
「学びのサポーター」として
「地球にやさしく エコバッグ作り」の講師も務めました。
新聞紙でエコバッグを作りました。

その様子が届きましたのでご紹介します。

フードドライブ
案内とチラシ

中に入るとメンバーが受付します


集まったものです


「ののの木」へ手渡します。


新聞紙でエコバッグ作り













出来上がった新聞バッグで記念撮影



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たくさんの食品が集まりました。ご協力ありがとうございました。
野々市生活学校では市の社会福祉協議会が主催する「フードパントリー」のお手伝いをしています。
最初は学生、次は一人親家庭、あと3回ほど行う予定だそうです。

新聞紙のエコバッグとても上手にできましたね。
意外と丈夫なのでお店でマイバッグのかわりに使うことができます。

「コロナ禍の中でも、できる活動を」と
工夫して活動している様子がうかがえます。
お疲れさまでした。

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食物アレルギー事故を少しでも減らしたい!~~~アレルギー表示

2020-09-01 12:41:59 | 日記
国民生活 2020.8 「気になるこの用語 第23回」より
森田満樹(消費生活コンサルタント)著

アレルギー表示

食物アレルギー患者にとって、その食品に「アレルゲン(アレルギーの原因となる物質)」が
入っているかどうかは命にかかわる大事な情報です。
少しでも原因となる食品を避けることができるよう、
日本では2001年に加工食品のアレルギー表示制度ができました。
当初は食品衛生法で定められていましたが、
2009年に消費者庁が発足して表示制度が厚生労働省から移り、
2015年に施行された食品表示法に引き継がれました


現在、28品目が表示対象
 食物アレルギーは、特定の食べ物に含まれる「アレルゲン」を摂取した際、
 過剰な免疫反応(アレルギー反応)が起こり、からだにさまざま症状を引き起こすものです。
 皮膚がかゆくなる、咳が出るなどの症状のほか、ショック状態に陥り意識がなくなるなど
 重い症状になることもあります。

 食物アレルギーの有病率は増える傾向にあり、
 どのような食べ物で食物アレルギーになるか、国がおおむね3年ごとに調査を行っています。
 調査は全国アレルギー専門医約1,000名の協力(ボランティア)によって、
 医療機関を受診した食物アレルギーの症例報告をまとめたもので、これを参考に表示項目が検討されます。

 2001年度に制度がスタートした際には、「鶏卵」「牛乳」「小麦」による発症件数が多く
 「そば」「落花生」による重篤な症状も報告され、この5品目を「特定原材料」として表示を義務付けました。
 また、そのほか症例19品目を「特定原材料に準ずるもの」として、表示することが推奨されるものと位置づけました。

 その後、3年ごとの調査を踏まえて特定原材料等は見直され、
 「えび」「かに」が特定原材料になり、
 「バナナ」「ごま」「カシューナッツ」「アーモンド」が特定原材料に準ずるものに追加されました。
 
 現在、特定原材料が7品目、特定原材料に準ずるものが21品目となり、
 表示の対象となるアレルゲンは28品目となっています。
   特定原材料       えび、かに、小麦、そば、卵、乳、落花生
   特定原材料に準ずるもの アーモンド、あわび、いか、いくら、オレンジ、カシューナッツ
               キウイフルール、牛肉、くるみ、ごま、さば、大豆、鶏肉、バナナ
               豚肉、まつたけ、もも、やまいも、りんご、ゼラチン

ナッツ類のアレルギーが増えている
 最近の調査報告書(2019年9月公表)では、4,851例の症例において、木の実類が著しく増加し8.2%(前回3.3%)となり、
 鶏肉、牛乳、小麦についで第4位。
 このうち、くるみが251例(木の実類の62・9%)で最も多く、ショック症例も前回7例から42例に急増しています。
 近く特定原材料に引き上げるよう検討されており、義務化に向けて試験方法の開発等が行われているところです。

個別表示か一括表示で表記
 これらのアレルゲンは加工食品の原材料名欄に表示することが義務づけられています。
 各原材料の後ろにかっこ書きで表示する「個別表示」が原則ですが、
 一定の条件に該当する場合は、原材料表示の最後にまとめて
 (一部に〇〇・〇〇を含む)と表示する「一括表示ができます)

 菓子類などに見かけるのは後者の「一括表示」で、理由は子どもが表示をみたときに、
 まとめて書いてあったほうが見落とさないため、ということです。


 欄外に「本品製造工場では〇案る(特定原材料等の名称)を含む製品を生産しています」などと書かれている場合があります。
 これはコンタミネーション(原材料としては使用していないのに、製造工程上の問題でアレルゲンが混入してしまうこと)
 発生の可能性がある場合に、注意喚起のため表示が推奨されているものです。

 また、食品によっては、任意表示で一括表示の枠外に「アレルギー物質(28品目中)〇〇・△△」などと記載したり、
 28品目を並べて目立つように色づけしたりなど、様々な工夫がされています。
 これらは、アレルギー表示で誤食がないよう、しっかり伝えたいという事業者の姿勢を感じます。

対面販売の総菜や外食には表示義務なし
 アレルギー表示を定める食品表示法では、容器包装された加工食品及び添加物が対象となっており、
 包装されていないパンやサンドイッチ、対面販売の総菜や店内調理の弁当、外食などは対象外で、表示義務はありません
 
 特定の食品にアレルギーのある人は、直接お店の人に確認するなどの注意が必要です!

 アレルギー表示がスタートして約20年、事業者と消費者双方の検討の積み重ねが、
 より良い表示制度を作ることにつながってきました。
 事業者が適切に表示し、消費者がきちんとチェックすることで、
 食物アレルギーの事故が少しでも減ることを願いたいと思います。

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食物アレルギー患者が学校給食で誤って「アレルゲン」を摂取し重篤な症状になったことが話題になりました。
学校給食では一人ひとりに事前にアレルゲンについて報告してもらい、給食提供に工夫をしています。

アレルギー表示は命にかかわる大事な情報なので、
しっかり表示して、きちんと確認して食品を選びたいものです。
3年ごとの調査をもとに表示項目を検討しているのですね。

菓子類の一括表示についてもそのような配慮があったとは知りませんでした。

私たち消費者にとって食品を選ぶときにとても大切な表示なのですが、
きちんと見て活用してるのでしょうか。
現在、石川県生活学校連絡会では表示の活用についても調査しております。

事業者と消費者が一体となって、よりよい表示制度を作っていきたいものです。

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