平成27年7月29日(水) 参加者 25名
安心して暮らせるまちづくり~高齢化と食生活のため、見学研修にでかけた!
視察研修①
小規模多機能ホーム「きんめい」、グループホームやはた
社会福祉法人 共友会の岩尾副理事長より説明を受ける
グループホームをはじめてつくった経緯
平成元年頃より、精神科で痴呆患者(当時)の問題を聞くようになる
そこで、家族に休んでもらうための「入院」を開始した
患者と付き合うことでわかってきたこと→1人ひとり皆違う症状がでる
いままで生活してきた「こだわり」が表面化する
「こだわり」を保障すれば問題行動が緩和され、安心して暮らせるのでは!
老人保健施設は大規模なたま、個人個人への対応に限界が
グループホーム「いろり」のたちあげ(最初にたちあげた平成8年 大聖寺)
「認知症は何もできなくなった人ではない」ことを実感し、できることもたくさんあることがわかる
在宅介護を支えるため、小規模多機能ホームに挑戦する(平成26年オープン)
Q小規模多機能ホームはよいことだが広がってこなかった理由は?
A市の計画にのっとってできるもの。市町の考え方次第!だが、経営的には不安定(利用するかしないかが決まっていない
Q「だめといわないこと」がモットーと書いてあったが
A経験から、認知症の方の行動にはその方にとっての意味があることを知り
こちらの都合で「だめ」と言わないようにしようと決めた!
Qだれもが安心して暮らせる地域づくりには
A介護スタッフだけでは限界がある。行政や地域の方と一緒に「運営推進会議」を2か月に1回もっている
地域の人との交流をいかにして行っていけるのかを話し合う!
取り組んでいる結果をデータ化し広めることができるようにしている(関係省との協力を得ながら)
高齢者の独り暮らし、認知症の二人暮らし、医療を受けている高齢者が増え、在宅生活を支える必要がある
グループホーム「やたの」は平成17年に開所。現在は介護度3~4の重度な方が多いのが現状
視察研修②
石川県立大学 「食の安全における残留農薬」
食品科学科学科長 食品分析学 教授 農学博士 小西康子氏より講義を受ける
消費者のとって農薬のイメージは?
調査では、平成18年当初より、不安を感じる人が減っている 63.4%(H18 82.8%)
不安の原因は、事業やの法令遵守や衛生管理が不十分 31%
安全性について科学的な根拠に疑問 23%
農薬のリスク評価とは・・・・リスク分析(リスクアナリシス)日本では2001年9月BSE問題以降の考え方
食品安全基本法(平成15年5月23日)ができ食品安全委員会が設立された
食品安全委員会がリスク評価し、行政がリスク管理する。また消費者とのリスクコミュニケーションを図ること
消費者の責務は、知識を得て声をあげること!
リスク評価の進め方は
最少無毒性量(NOAEL)を推定し、安全係数(SF)をかけ、ADI(1日摂取許容量)を決める!
基準値を超えた食品は回収され、流通・販売が禁止される!!
たとえ、基準値を超えたもとが出たからといって、即害があるとは言えない
難しい計算を披露し、その根拠を数値で説明される
ポジティブリスト制(平成18年5月~)
①一律基準値・・・決まっていないものは0.001ppm
②対象外物質 65物質
③個別の残留基準の設置
違反件数は、国産で0.01%、輸入も0.01%と変わらない
ガスクロマトグラフィによる実験!
使用が許可されている農薬を散布したきゅうりを
翌日洗わずに検査し、3日間の変化を調べる・・・ADI以下の数値であることがわかった
ルールを守ってつくっていると問題ない!
信頼のおける業者より購入することが安心できのでは
CG/MS装置を見学・・・数千万するそうだ!1回の検査には数万かかる
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小規模多機能ホームの重要性と良さが実感できた!
かほく市にもぜひ、このような施設があれば在宅にいても安心して暮らせることができると感じた!
ニーズがなければ施設はなりたたない。しっかり地域の方に知ってもらうこと!
地域支援事業の充実に向け声をあげていかなくてはと思った
人がする介護。技術や心が大切。対応していただいた岩尾さんたちの技術を多くの方に学んでほしいと思う
仲介していただいた施設長の「稲手信次さん」は、石川県生活学校大会で高齢社会を考える時の講師だった方だ!
とても人気がある講師だが、このような再開ができ嬉しく感じた!
小西先生の講義は大変わかりやすく、高価な機械まで見せていただき感激した!
国産が安全で、外国産は不安という誤解が少しは解けたのでは。
昼食は「ニ兎」(能美市)で、かえりにJA金沢市「ほがらか村 野田店」により買い物
加賀野菜ソフト(5種類の加賀野菜が入っている)抹茶ベースのくせのない味だった!
生活学校に入っているからこその視察研修だった!
よい学習の機会になった。今年度の市政座談会に提出する意見も固まったようだ!
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安心して暮らせるまちづくり~高齢化と食生活のため、見学研修にでかけた!
視察研修①
小規模多機能ホーム「きんめい」、グループホームやはた
社会福祉法人 共友会の岩尾副理事長より説明を受ける
グループホームをはじめてつくった経緯
平成元年頃より、精神科で痴呆患者(当時)の問題を聞くようになる
そこで、家族に休んでもらうための「入院」を開始した
患者と付き合うことでわかってきたこと→1人ひとり皆違う症状がでる
いままで生活してきた「こだわり」が表面化する
「こだわり」を保障すれば問題行動が緩和され、安心して暮らせるのでは!
老人保健施設は大規模なたま、個人個人への対応に限界が
グループホーム「いろり」のたちあげ(最初にたちあげた平成8年 大聖寺)
「認知症は何もできなくなった人ではない」ことを実感し、できることもたくさんあることがわかる
在宅介護を支えるため、小規模多機能ホームに挑戦する(平成26年オープン)
Q小規模多機能ホームはよいことだが広がってこなかった理由は?
A市の計画にのっとってできるもの。市町の考え方次第!だが、経営的には不安定(利用するかしないかが決まっていない
Q「だめといわないこと」がモットーと書いてあったが
A経験から、認知症の方の行動にはその方にとっての意味があることを知り
こちらの都合で「だめ」と言わないようにしようと決めた!
Qだれもが安心して暮らせる地域づくりには
A介護スタッフだけでは限界がある。行政や地域の方と一緒に「運営推進会議」を2か月に1回もっている
地域の人との交流をいかにして行っていけるのかを話し合う!
取り組んでいる結果をデータ化し広めることができるようにしている(関係省との協力を得ながら)
高齢者の独り暮らし、認知症の二人暮らし、医療を受けている高齢者が増え、在宅生活を支える必要がある
グループホーム「やたの」は平成17年に開所。現在は介護度3~4の重度な方が多いのが現状
視察研修②
石川県立大学 「食の安全における残留農薬」
食品科学科学科長 食品分析学 教授 農学博士 小西康子氏より講義を受ける
消費者のとって農薬のイメージは?
調査では、平成18年当初より、不安を感じる人が減っている 63.4%(H18 82.8%)
不安の原因は、事業やの法令遵守や衛生管理が不十分 31%
安全性について科学的な根拠に疑問 23%
農薬のリスク評価とは・・・・リスク分析(リスクアナリシス)日本では2001年9月BSE問題以降の考え方
食品安全基本法(平成15年5月23日)ができ食品安全委員会が設立された
食品安全委員会がリスク評価し、行政がリスク管理する。また消費者とのリスクコミュニケーションを図ること
消費者の責務は、知識を得て声をあげること!
リスク評価の進め方は
最少無毒性量(NOAEL)を推定し、安全係数(SF)をかけ、ADI(1日摂取許容量)を決める!
基準値を超えた食品は回収され、流通・販売が禁止される!!
たとえ、基準値を超えたもとが出たからといって、即害があるとは言えない
難しい計算を披露し、その根拠を数値で説明される
ポジティブリスト制(平成18年5月~)
①一律基準値・・・決まっていないものは0.001ppm
②対象外物質 65物質
③個別の残留基準の設置
違反件数は、国産で0.01%、輸入も0.01%と変わらない
ガスクロマトグラフィによる実験!
使用が許可されている農薬を散布したきゅうりを
翌日洗わずに検査し、3日間の変化を調べる・・・ADI以下の数値であることがわかった
ルールを守ってつくっていると問題ない!
信頼のおける業者より購入することが安心できのでは
CG/MS装置を見学・・・数千万するそうだ!1回の検査には数万かかる
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小規模多機能ホームの重要性と良さが実感できた!
かほく市にもぜひ、このような施設があれば在宅にいても安心して暮らせることができると感じた!
ニーズがなければ施設はなりたたない。しっかり地域の方に知ってもらうこと!
地域支援事業の充実に向け声をあげていかなくてはと思った
人がする介護。技術や心が大切。対応していただいた岩尾さんたちの技術を多くの方に学んでほしいと思う
仲介していただいた施設長の「稲手信次さん」は、石川県生活学校大会で高齢社会を考える時の講師だった方だ!
とても人気がある講師だが、このような再開ができ嬉しく感じた!
小西先生の講義は大変わかりやすく、高価な機械まで見せていただき感激した!
国産が安全で、外国産は不安という誤解が少しは解けたのでは。
昼食は「ニ兎」(能美市)で、かえりにJA金沢市「ほがらか村 野田店」により買い物
加賀野菜ソフト(5種類の加賀野菜が入っている)抹茶ベースのくせのない味だった!
生活学校に入っているからこその視察研修だった!
よい学習の機会になった。今年度の市政座談会に提出する意見も固まったようだ!
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