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「黄昏に哭くもの」が本になるまで byえび

2005年11月18日 18時36分15秒 | 今日の活動報告(昼/放課後/その他)

1.本文を書きます。

 夏休み中に朱雀が必死こいて書いてましたね。ここは私は何もしなくてよかったんで楽チン。(本当は誤字脱字のチェックがあるんだけど、朱雀はかなり書き直しているようなんで)

2.文書作成ソフトで出力用文書にします。

 Wordとかで。フォントを変えたりもします。書式とか余白とか文字数とか段組とか行間とかいろいろいじります。
 ページが多いとそれだけ労力も増えるので、見づらくならないギリギリまで紙面をフルに使ってページを減らします。おかげで紙面が黒い黒い。

3.著者と打ち合わせます(普通は2.よりこちらが先)

 どのような体裁で行くか、発行時期をいつにするかを話し合います。採算性が低い場合没になる可能性も……ガクガクブルブル(商業じゃないんだから大丈夫だって)

4.編集します

 改行を調節してページをあわせたり、前書き後書き、解説なんかを書いていきます。ものによっては著者にやらせたり、誰かに依頼したりもします。表紙イラストを発注したりもします。
 結構ここで試行錯誤が行われています。「すべて置換」など、Wordの機能をうまく使って、作業時間を短縮しましょう。手作業でフォントを変えているととてもじゃないですが終わりません。

5.打ち出します

 図書館のプリンタで打ち出します。
フォントの品揃えがひどいのと、Wordがないため、予め自宅でpdfにしておきましょう。pdfにする方法は……「primoPDF」という便利なソフトがあるのでそれで。

6.ページを貼り付けます

 うまくすればヘッダ・フッタでどうにかなるのですが…… 今回は別で打ち出したものを糊で(手作業で)貼り付けました。剥がれる! 飛ぶ! 別のところにつく!

7.輪転機にかけます

 学生会館、三ノ宮の青少年センターにあるような輪転機で印刷します。紙は自前なので予め買っておきましょう。ミスが出ることを見越して多少多めだとよいでしょう。
 印刷はなれないと難しいですがなれると楽チン&速いんで、うまく利用しましょう。少ない枚数ならコピー機のほうが楽かもしれません。同じものを大量に用意する必要があるときはお勧めです。
 別の方法として国文図書館プリンター、K502、D618を使うことも考えましたが、使い方を正確に把握していないことなどから没に。うまくすれば楽なんですけどね。

8.折り、製本します

 ページがそろうようにきれいに折ります。本の「綴じない側」にそろえて、大型ステープラーでとめます。この辺のノウハウも伝えていけるものなら伝えたいものです。
 ここは人海戦術が必要だったんで動員しました。Takeさん、ロベさん、ゴンタ、安綱、むっくん、朱雀、ありがとうございます。大型ステープラーはイエロージャンパーズの部室からがふがふげふん。


    完成っ!


制作費用:600円程度(紙代のみ)
発行部数:30部
体裁:B6左綴じ本文72P
紙:コピー用紙(表紙のみカラーペーパー。字が透けるんで、もう少し高いのでもよかったかも)
制作期間:2週間程度(1.を除く)

今回発行するものを再びhtmlに直して公開する予定です。まとめて読みたいと言うあなたに!

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