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RPTQイクサランの相克

2017年11月30日 01時06分16秒 | つれづれなること

【新入生の方へ】これは通常のサークル活動報告ではなく、外部でのイベントへの参加記です。たまーにイベントでいい成績を残したりなんかすると某氏とかの圧力によりブログで報告することがあります。今回はMTGの大会ですので、マジック・ザ・ギャザリングをご存じない方は読みづらいと思いますが、もしご興味のある方はどうぞ。
カードの解説はないのでググってください。デッキの簡単な解説くらいはしてます。
何故OBがブログを書いてるのかはよくわかんないですが
あとこの記事あげるまでに時間がやたらかかりましたがTrinity Fieldが忙しかったので仕方ない。

皆さん初めまして、初めてブログを書くminoruです。
今回はTCGマジック・ザ・ギャザリングの大会(RPTQ:イクサランの相克)に参加してきたので、その報告になります。ついでにhimikoさんも同じ大会に出てたけど爆散してしまったので僕がかくことに。

RPTQ(プロツアー地域予選)とは、MTGの最高峰の大会である(※MTGwikiより)プロツアーに参加する権利を獲得するための大会です。詳しくは前のPPTQ参戦記でも見てください。
今回のフォーマットは「モダン」。大雑把にいうと2003年7月以降に発売されたカードが使用できるルールです。
ただカードプールがわりと広い(のにカウンターが弱めな)ので、理不尽なワンサイドゲームやら先攻4ターンキル(まれに3ターン目)やらが多々発生します。
今回は最新セット「イクサラン」が発売されており、新しい土地と生物で強化された「人間」デッキやモダンで使えるようになった「選択」のおかげで青系のデッキが強化されています。まあセット自体は塩とか言われてますが。

前置きが長くなった。以下デッキ紹介&大会レポ
大会の参加人数は143人、予選8回戦でTOP8がプロツアーに進めるというもの。告知の時は定員128名予選7回戦だったよなあ?8時間MTGとかしんでまう
大体6勝1敗1引き分けで予選を抜けられるというところ。
今回の大会のメタゲームは「エルドラージトロン」「赤緑ヴァラクート」「デスシャドウ系」が使用者数上位。それでも合計36名と全体の25%程度で、ローグ(分類できないデッキ)が17名と混沌としたモダンのメタを反映したような群雄割拠。
ただ「トロン系」に関しては、全部合わせると24名ほどいるので、トロンを置きあうミラーマッチが各所で展開されていた模様です。

私のデッキは以前と変わらず「赤緑ポンザ」。himikoさんも「赤緑ポンザ」。himikoさんの魂のデッキは「バーン」なのですが、「エルドラージトロン」に勝てないので使わないとのこと。
このデッキはマナ加速から「石の雨」「血染めの月」「月の大魔術師」でひたすら相手の土地を破壊・拘束するもの。
私のデッキは今回は「人間」が出てきたので、対応して「嵐の息吹のドラゴン」をメインに。後のフィニッシャーは「世界を目覚めさせるもの、ニッサ」「最後のトロール、スラーン」「業火のタイタン」等。「トリコトラフト」等、白いデッキと当たることを考慮して「ハゾレト」は解雇しました。
また「人間」との相性改善のため、メインに「忌むべきもののかがり火」を2枚。サイドデッキは「赤緑ヴァラクート」だけは絶対に倒すための「塵への崩壊」、青系デッキに対しての「沸騰」が特徴でしょうか。himikoさんは「「塵への崩壊」はさすがに過剰」って言ってましたが、彼はその後ヴァラクートに負けてました。
himikoさんは「不屈の追跡者」「高原の狩りの達人」を入れ、デッキを軽くした構成。メインに「忌むべきもののかがり火」はとらないで、サイドから「神々の憤怒」で生物デッキに対抗するプランでした。

himikoさんの対戦については書きませんが、本人から一言「バーンで出たほうが良かった。」


0回戦
前日、開催店舗によると開始時刻が10時20分となっていたので、それを信じて、当日いくと、実は開催時刻12時だったという罠。店内告知ガバガバすぎへん?

1回戦目 赤緑ヴァラクート 勝ー勝
土地加速した後、「風景の変容」、「原始のタイタン」で「溶鉄の尖峰、ヴァラクート」と大量の山をサーチしてきて勝つデッキ。
プレイングも割と簡単で、どれかひとつ勝ち筋が通れば、そのまま勝ってしまう強いデッキ。しかも勝ち手段が山なので、後半はただの土地加速すら脅威になります。モダンの現環境を語るうえで外せないデッキです。

ただ、「赤緑ポンザ」はヴァラクートにとって致命的な「血染めの月」をメインから積み、土地破壊でフィニッシャーである「溶鉄の尖峰、ヴァラクート」も破壊できるデッキなので、相性がとてもいいです。具体的に言うと2ターン目にランデスするだけで相手が察するくらい。

Game1:先攻2ターン目「月の大魔術師」。そっからランデス連打。勝ち。
Game2:先攻2ターン目「血染めの月」をはるも「再利用の賢者」で破壊される。ただ相手が置いてきた「溶鉄の尖峰、ヴァラクート」に「塵への崩壊」を当て、勝ち手段を生物のみにします。「クルフィックスの狩猟者」「最後のトロール、スラーン」で粘られるも、「世界を目覚めさせる者、ニッサ」の奥義で勝ち。

2戦目 トリコトラフト 勝ー勝
月張ればかなり有利なマッチ。ただ、月を打ち消された返しでクロック並べられると普通に負けるマッチです。

Game1:相手土地2枚でとまる。こっちは土地しか引かない。相手が土地を探してドロースペル唱えた隙に「嵐の息吹のドラゴン」出して、そのまま勝ち。トリコトラフトは基本的にこのドラゴンを対処できません。
Game2:相手が「聖トラフトの霊」を出したすきに「血染めの月」を張る。戦線は「最後のトロール、スラーン」で耐え、火力呪文を引かれないように祈りながら、相手の島を破壊後、「原初の命令」でライフゲイン+「嵐の息吹のドラゴン」サーチして勝ち。

3戦目 グリクシスシャドウ?コントロール? 勝ー負ー負
「死の影」「グルマグのアンコウ」といった優秀な黒生物を青と赤の呪文でバックアップするデッキ・・・なんですが、相手は土地に「忍び寄るタール坑」や青黒ミラ傷ランドを採用してたので、シャドウじゃなくてコントロールだったんだろうと終わってから気づきました。
グリクシスコントロールは爆発力はある「死の影」を不採用にして、場をコントロールする呪文を増量したデッキです。デッキの読み違えが割と痛かったのと、カウンター呪文満載だったので割と厳しかったです。あと2ターン目に月を置ければだいぶ楽だったんですが・・・

Game1:2T月。
Game2:相手の土地を「内にいる獣」で割ったら、そのビーストトークンで殴り続けられる。こっちは土地引きすぎで、引いてきたスペルもカウンターされて万事休す。「最後のトロール、スラーン」「ピア・ナラーとキラン・ナラー」で粘るも、相手に「黄金牙、タシグル」がたっていては殴りに行けず。そのまま盤面制圧されて負け。
Game3:サイドインした「沸騰」を引くも相手が一向に島を出してこず土地が拘束できず。こっちのスペルは「軽蔑的な一撃」でさばかれ、アンコウに殴り倒されました。

4戦目 緑白エルフ 負ー負
種族(ほぼ)統一デッキ。白はコンボとサイドボードのためでメインはほぼ緑単色。圧倒的展開力と「集合した中隊」「召喚の調べ」を駆使して柔軟にコンボを決めてきます。
土地破壊しても、相手が展開する速度のほうがはやいので、赤緑ポンザ側が不利です。

Game1:一旦「忌むべきもののかがり火」奇跡で盤面一掃できたものの、後続引けないうちに相手が復旧してあえなく負け。
Game2:初動だけ「神々の憤怒」でながしたけど、一瞬で展開しなおされて負け。

2勝2敗でほぼTOP8の目は無くなり、あんこう祭りいくべきだったとかトラプリイベやったほうがアドとれるんじゃないとかヒミコさんと話してましたが、一応上位入賞目指して頑張ることに。


5戦目 人間 勝ー負ー勝
イクサランで強化されたデッキ。特に5色土地「手つかずの領土」を手に入れ、5色土地12枚体制ができたことで、ほとんど事故らずに色拘束無視して展開してきます。
特殊地形に頼り切りなデッキのため、「血染めの月」を張られると土地からはマナが供給できなくなります。ただマナクリーチャーや「霊気の薬瓶」も採用しているので、出されたら完全に詰みではないですが。

Game1:先攻2ターン目「月の大魔術師」。マナクリーチャーは「反逆の先導者、チャンドラ」で焼く。勝ち。
Game2:「東屋のエルフ」「楽園の拡散」「稲妻」「血染めの月」という完ぺきなハンドをキープしたら、相手がマナクリーチャーから「帆凧の掠め取り」で「稲妻」が抜かれ、マナクリーチャーを焼けないまま、「血染めの月」があるのに相手の展開が止まらず負け。
Game3:先攻2ターン目「血染めの月」。マナクリーチャーは焼いた(以下略

ただの先手ゲーでした。

6戦目 エルドラージトロン 勝ー勝
モダンでとても強いデッキ(雑)。
トロン壊せばゆっくりになるのでポンザ有利かとおもいきや、相手のカードパワーが高すぎてそんなに有利じゃないマッチアップ。

Game1:先攻2ターン目「血染めの月」。ニッサでとっとと殴って勝ち。
Game2:相手の最速トロンムーブを「塵への崩壊」で妨害。あとはランデス連打して相手が手札のエルドラージプレイできず勝ち。


7戦目 ジェスカイの隆盛 負ー負
マナクリーチャーと「ジェスカイの隆盛」を並べて、軽量ドローを連打して遊ぶチェインコンボデッキ。所謂ローグに分類されるデッキです。「ギタクシア派の調査」の禁止前はそこそこいたのでデッキの動きはしっていたのですが・・・対策カードがサイドに一枚もなかった。

Game1:ワンマリガンから土地を無限に引いた。
Game2:お互いダブルマリガンから土地がなかなか伸びず、相手に土地を順調に引かれて負け。
いますぐドロップして6th Anniversary Memorial Partyを見たほうがいいのではと思い始めるも、賞金圏内だったので、次もやることに。

8戦目 ID(合意の上引き分け)
疲れたので・・・・

結果41位でぎりぎりマネーフィニッシュ。
このデッキは好きなんですが、やはり引きむらが大きいのと当たり運に極端に左右されますね。


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