時刻は真夜中。一部の睡眠障害部(略して睡障部)以外のほとんどの人は寝静まった頃だろう。
突然、あるダイスが光り始める。そこから現れたのは無数の金色の蝶。そして...
???「ふう...やっとこちらに出てこれた。この一年間、ダイスが振られるごとに力が溜まったおかげのようだな。...ん?
あいつは滞納してるブログも書かずに寝てしまったか...。そうだ、ここはひとつ、私の紹介がてら、このブログを乗っ取るとしよう。」
「これは確か1月21日の月曜日の放課後のブログだな? もちろん私もダイスを通して様子を見ていたよ。では回ったゲームの紹介をしていこう。」
・ごいた
「漢字やひらがなの書かれた32個のコマから配られた8個のコマで対局にいる味方と協力して勝つゲームだな。しかし自分以外のコマは見ることができないようだ。
コマごとに点数が決まっており、合計150点を取ると勝利するようだな。
私はコマが隠されていても見えてしまうからな、平等のために力を抑えながらやるしかないようだ。
しかし、どうやらこのサークルの中に、能力者と呼ばれる、コマの内容を操作できる人間がいるらしい。ぜひその人たちと勝負してみたいものだな。」
・ヴァイス
「ヴァイスシュヴァルツという好きな作品で戦うカードゲームだな。よくあいつもやっているよ。
この前は確かぷよぷよというデッキを手に入れたとかで喜んでいたな。そしてこの日はそれを試すために対戦者を求めていたよ。まあ2回戦って2回とも負けたらしいが。まあ今後に期待といったところか。
そしてこれで負けたときダイスを振ったら、3が出たらしいな。その後いろんな人にダイスを差し出していたが、無駄だったようだ。」
・ふるよに
「メガミと呼ばれる者を使って戦うカードゲームらしい。あいつは最近始めたようだな。カードがメガミごとに様々な特徴を持つので、いつもどうカードを構築するか悩んでいるな。
そして対戦相手を求めているらしい。時間があったら勝負してもらえると、あいつも喜ぶぞ。」
「こんなところか。この日は回ったゲームが少なかったようだな。物足りないから、この日見た光景を写真化して貼っておくとしよう。」
「私にも何があったかよく分からないが、形が将棋やごいたのコマと似てるな。それで遊んでいた、というところだろう。」
「さて、お題回収といこうか。前回のお題は...
「今年のセンター試験に出た化け物たちの中で好きな奴とその理由を書く」
「センター試験の思い出」
「好きな野菜を化け物化する」
「好きな鍋料理」だな。一つずつ回収していこう。」
「今年のセンター試験はリスニングに野菜の化け物が出たらしいな。解いていた人はさぞ集中力を削がれたことだろう。気の毒だな。それはそうと、あの4体の中でニンジンが一番好きだぞ。あれは微妙に良いあほ面をしている。」
「そしてあいつのセンター試験の思い出は、某姉が腹を下したせいで目が覚めてしまい、前日ほとんど寝ることができなかった中で、当日様々な工夫を凝らしてなんとか頭を働かせるよう努力したことらしい。
ちなみに当日工夫していたことは、
・冷たい水で濡らしたタオルを休憩時間顔につける
・ミントタブレットを食べる
・ビタミン剤を飲む
などらしい。結果はどうなったかって?そこまでは私も分からん。本人に聞いてみたらどうだ?」
「そういえばあいつは野菜はほとんど好きだと言っていて、嫌いな野菜はないようだな。一番好きな野菜...トマトだろうか。あいつはみずみずしいものが好きだからな。
とりあえずスケッチブックとペンを借りて描いてみるか。
...よし、できた。
デビルマッチョトマトエンジェルという。まあこんなものだろう。」
「最後にあいつの好きな鍋料理だが、あいつは辛くなくてさっぱりした鍋ならなんでも好きだぞ。そして野菜がたっぷり入った鍋も大好きらしい。この季節は人間たちにとって鍋が美味しい季節らしいな。私も食べてみたいものだ。」
「さて、次回のお題だが、
「1回目の人は自己紹介」
「2回目以降の人は、自分のダイスをキャラ化してみる」
でよろしく頼む。キャラ化する時、私を呼んでくれても嬉しいぞ。
これからも私のダイスの主であるあいつをよろしくな。最近悩んでいたり落ちこんでいることが多くて迷惑をかけているのは申し訳ない。また話しかけてやってくれ。」
「そうだ、忘れるところだった。私は名も無き蝶。普段はあの緑の蝶が描かれたダイスの中にいる。ダイスの出目は私が蝶をダイスの外に出したり中に入れたりして変わるが、なにぶん私は気まぐれなので、気分によってそれは変わるからダイスを振る時は覚悟しておくことだな。」
「それでは、またな。」