先週末にマジック・ザ・ギャザリングの大会、グランプリ東京がありました。フォーマットはスタンダードといって最近のカードのみ使える形式です。
一応参戦してきたのでその報告になります。
MTGとか知らんって方は読み飛ばしてどうぞ。
多少興味あるかなって人は、近くの先輩に聞いたらやさしくおしえてくれるゾ☆
今回のGP東京、神戸ボードゲームの会勢の成績は、はっきり言って悪かった。
両者とも初日突破どころか、初日の9回戦までたどり着くことすらできなかった。
しかしヒミコさんの使った4色無限コンボはTOP8にも2名いるほど強いデッキである。OBさんの使った季節コンも初日抜けしている人はいる。
なぜ強いデッキを使ったのに勝てなかったのか。
その原因は何か、筆者にはいくつか思い当たる理由がある。
①開催場所が東京だった
開催が東京ということで現役から参加したのはヒミコさん+OB1名のみ。mznプロも参戦してないしね!それもう神戸ボードゲームの会勢ではないとか言ってはいけない。
②練習が不十分だった
ヒミコさん、OBさんともに今回のグランプリに持ち込んだデッキを作ったのは本番の一週間前、海外の大会結果を見て作成したものである。
そして作ってからどれくらい練習したかと問われると、両者とも「忙しくて・・・」ということだろう。デッキに対する習熟度、彼らにはそれが足りなかった。
③中隊のめくり力が足りない
<集合した中隊>という糞カードがある。
色々なデッキ、いろいろな環境で使われる強力なカードだが、6枚めくってその中から3マナ以下の2体まで生物を出すという性質上、ランダム性、もっと言えば運命力が試される。
ヒミコさんみたいに4マナ以上のカードとか生物じゃないのを中隊でめくっていては勝てないのである。
④プレイングが遅い
プレイが遅いやつが季節コンとかいう時間がかかるデッキ(具体的に言うとハースストーンのコントロールプリーストとかウォリアーコン
くらいに時間がかかる)を使ってはいけない。
⑤お互い使うデッキ間違えましたね
こっから前日+本戦レポ
とはいえ本戦の結果は上記のとおりですが・・・
5/6(金)
ヒミコさんはラストチャンストライアルにでるもbye獲得ならず。
ラストチャンストライアルとは、全勝するとグランプリ本戦の不戦勝が2回戦分手に入る大会です。
ラストチャンストライアルを開催するためにGP会場は金曜から開いているのが普通です。今回はヒミコさんは全勝できずbye獲得ならず。
ついでに謎解きが開催されていて、ヒミコさんはラストチャンストライアルの合間に挑んで(LINEで助けを借りながら)無事クリア。
世界で一枚しかないカードを拝んでた来たようです。
夜、みのるさんとヒミコさんで最後の練習がてら対戦を行うも、ジャンド季節コンと4色無限コンのメイン戦での圧倒的な相性差(ジャンド季節の大幅な有利
。だいたい10戦9勝1敗くらい。)にヒミコさんのデッキをまわしてたみのるさんの心が折れてました。
その後、マナベース・サイドボードを見直して就寝。
5/7(土)
大会当日、足りないカードを現地で買い足し、デッキリストもその場で書いたり。
参加人数は3400人とのこと・・・多くない?
1回戦
ヒミコさんは1不戦勝を持っていたのでこの回はお休み。
みのるさんは青白人間と当たって一勝するも、サイド後は天使に見守られたカンフー龍王に撲殺されていました。サイドにエンチャント破壊とってなかったのもあり、相手の永遠の見守りを割れなかったのも敗因かと。
2回戦
ヒミコさんは黒緑アリストクラッツと当たってデッキの核たる中隊を引けずに負けてました。中隊デッキなのに中隊を引かないとは。ついでに海外の人とやるときはコミュニケーションエラーに注意。
みのるさんはまた青白人間と当たって、優位な盤面を築くも、余裕かましすぎてオーメンダールの降臨を許したせいで延長5ターン目で相手のライフが4残って引き分け。あと全体的に相手のプレイが遅かったので急かす+自身も急いでプレイする必要があった模様。
ちなみにグランプリでは引き分けは負けと一緒です。そして、なお悪いことに引き分けると同じく引き分けた人と当たります。つまり相手も遅いデッキ・・・。
3回戦
ヒミコさんはワガママドラゴンコントロール(赤緑タッチ黒狼男ドラゴンコントロール、エルドラージもいるよ)に一勝するも、<世界を壊すもの>で土地が割られて無限コンボ始動できなかったりで負け。
みのるさんはアブザン季節コンと当たって負け。同じ季節コントロールですけどアブザン側のソリンとジャンド側のチャンドラがにらみ合うと確実にチャンドラのほうが負けます。
4回戦
ヒミコさんは赤黒コンが土地詰まってるあいだに勝ち。この勝ちでOBさんを煽ったとか煽ってないとか。
みのるさんは緑赤ランプタッチ青と当たって、一勝したのちに相手の<世界を壊すもの>を<ゲドの裏切り者、カリタス>で機能させずに追い詰めるも最後に<過ぎ去った季節>
での回収ミスとその後のサーチミスが響いている間にウラモグが出てきて二戦目負け。その時点で制限時間の50分が経ってました・・・。
5戦目
ひみこさんはしろくろに、みのるさんはあぶざんニクスに1-0-1でまけたらしいよ
6回戦
ヒミコさんはまけました
以上、二人ともぼろまけで無念のドロップ。適当にくじに突っ込んで、いい引きを見せるヒミコさんと爆死するみのるさんがいましたとさ。
終わってからお互いデッキを交換しておけば初戦は相性いい相手に当たれたねとか益体のないことを言ってました。
とにかくお互いデッキ使うの下手だったのは反省しないといけませんね・・・。
次のGP京都ではリベンジを果たしたいですね。