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いよっし byGHETTA

2007年10月11日 23時36分20秒 | TRPG関連
さ、デモンパラサイトでもしましょうか。

デモンパラサイト小坂シリーズ第七十七話
『小坂の夜で騒ぐ者達』

小坂で、最近何処にも所属しない悪魔憑きの間で流行っているものがある。
それは、ディアボロスバトル、通称DBと呼ばれている。
ルールは至って単純。参加者七名がそれぞれ一つの魔結晶(識別番号付き)を持ち、それらを奪い合うというものである。
只、運営側は健全な悪魔憑きのストレス解消としてこの大会を行っており、《魔種吸引》や武器の使用、広範囲に被害をもたらす等の行為を禁止している。
当然、勝者は運営側から賞品が与えられる。しかし、それも日常品や食料の類でしかなく、正直、悪魔憑き同士の腕試しとして扱われているのが実情といえるだろう。

そんな大会に、何人かの姿が……


参加者ですよー。

日森 篤(クレイモア・バルディッシュ/朱雀)
家から出てこない信者の為に自転車で家まで尋ねに行く現人神。
思わず学校を休んでしまったのが一日ありましたが、気にしない気にしない。

横太郎(ドラグーン/00doll)
博打をしようぜ!が合言葉、最近ジョーさんとポーカーしたりするらしい雀様。
奇術を覚えてイカサマしようかと考え中。

東郷 征斗(ドラグーン/東 京)
彼の部下達には名前が無い。何故なら、名前がついてしまうと同時に負けフラグが立ってしまうからだ!
部下に悩まされつつ、今日も元気に巨大化。

楓茶 霖(モリオン・ヴァンブレイス/安綱)
奇術師の御方。トランプだけを残して去ります。
サブのヴァンブレイスの所為で、GMとしては戦闘で狙いにくい人。


家から出てこない信者に会いに行った後、帰り道で誰かが悪魔憑きに変身したのを知覚した日森。
向かった先には、十数名の人だかりと、何名かの悪魔憑き達。そして、その中央にてヴォージェと向かい合う瑪瑙の姿が。
周りの人に何をやっているのかを尋ねたところ、DB(ディアボロスバトル)だと教えられる。

悪魔憑きが、普段押さえつけられて暴れてしまってヴィシャス化したりしないよう、適度なストレス発散の為に行われ始めたDBだが、時が立つにつれ、観客が現れ参加者が増え、今では賭けまで行われているという。
ルールは単純で、要は素手での殴り合い。何方かが己の力で立てなくなったり敗北を認めた時点で終了。
さらに、普段はモリオンやブリガンダインが控えており、致命的な一撃や衝動による暴走も抑えれるようにされているという。

何とか勝利し、日森の下にやって来る瑪瑙に日森は、瑠璃はこの事を知っているのか、と問いただすが、瑪瑙は話していないと答える。
そして、せめて師匠が復帰するなり、別の収入源があるまで続けたいので、姉さんには黙っておいて貰えないだろうか、と懇願してくる。
如何したものかと思案しながら、結局口を閉ざす日森。

それから一週間後、DBは普段とは一風異なった形式で大会を行おうとしていた。
それは、期限の間に、一定の時間に参加者らに小坂の街を歩いてもらって、そこで遭遇したもの同士で戦ってもらう、という形式である。
普段よりも豪華なこの試合は、いつもよりも腕に覚えの有る者達が集まっていた。

エントリー1 孫 是空
エントリー2 萱狩 智久
エントリー3 日吹 萃夢
エントリー4 月平 陽平
エントリー5 文楽座 瑪瑙
エントリー6 骨塚 忽頭
エントリー7 高崎 鷹座

一方、小坂の街で、バイクに乗った何者かに悪魔憑きが不意打ちを食らい、《魔種吸引》されるという事件が起こっており、日森はジョーさんに調べてもらえないだろうかと依頼される。

大会初日終了後、瑪瑙の対戦相手であった月平が、後頭部を何かでかち割られ、路上で倒れている所を東郷に見付けられる。

日森、ジョーさんにDBの存在を話し、DB運営側に注意を促すように進言。そして、瑪瑙や是空がその大会に参加している事も打ち明ける。
ジョーさん、瑪瑙の事について、瑠璃に打ち明けるのは大会が終わってからにしようと考え、取り敢えずDBについての正当性やらを取り敢えず置き、悪魔憑きらに注意を促させる。

日森、電話で瑪瑙に連絡。
瑪瑙「私が犯人なんですか!?私は無実です!……きっと」
思わず謎の受け答えで結構な時間話す事に。
何故かその様子を人間観察する風茶。

そして二日目の夜、小坂のとある場所にて、
「やあ、私、ワクワクしてきましたよ」
「うん、ワクワクしてくるよねー」(腕を振り回しながら)
対峙する是空と萃夢。
合掌

……是空敗退

一方、別の場所では峠を攻めようとしたモヒカン達が謎の黒いバイクに乗った影に一掃されるさまを横太郎が目撃する。


そして三日目の晩、萱狩を倒し、目が覚めるまでその傍で待機している萃夢の後ろから後頭部に刀が振り下ろされるが、その一撃を、痛いなぁ、と言いながら萃夢は簡単に耐えてしまう。
慌てて相手はバイクで去ってゆき、何者かが悪魔化した事を察知した日森が現れ、萃夢に何方に去っていったのかを聞く。

夜の小坂を爆走する黒バイクの男を横太郎が確認。ジョーさんの運転テクニックで追い詰め、戦闘に。

謎のバイク乗り、その正体は
エントリー6 骨塚 忽頭
相手はバイクに乗る事により肉弾命中判定を運転技能で振る事で、ブリガンダインの肉弾命中を補い、さらにサブに持っているバルディッシュや《外格虫》による達成値上昇で基準値をかなり高めてくる。
そして《貫通効果》により差分(大体十五点ぐらい)をダメージに上乗せまでしてくる、肉弾メインのキャラクターには非常にシビアな相手である。
案の定、東郷や日森は当たらずに苦労した模様。
まあ、横太郎からの射撃は避けれないんですけどね。

地道に削られ、二回ほどファンブルで素通しダメージを食らい、しぶとく立ってはいたものの、風茶の《光線》に止めを刺されてしまう。
(……横太郎の《属性変更》で攻撃が火炎属性になるので、《氷壁》があまり張れなかったのが痛かったかなぁ……)

骨塚を倒し、思わず六番のエントリー証明用魔結晶を手に入れた一同だったが、素直に大会運営側に返品しました。
大会の方も、以降は問題が起こる事も無く、速やかに終わりを迎えてたとか。

後、結局大会の優勝者は日吹 萃夢でした。

最後に、ジョーさんは瑠璃に、瑪瑙がDBに参加していた事についての電話がゆくのであった。


まる。


…………非常に次の瑪瑙と瑠璃の会話が恐ろしいのは、気のせいですかね…………

さてさて、瑪瑙はどうなるんでしょうかねぇ……

久し振りに妄言 byGHETTA

2007年10月11日 23時18分23秒 | TRPG関連
毎度御馴染みデモンパラサイトで御座います。今回は低レベル用の妄言シナリオです。

デモンパラサイト小坂シリーズ第七十六話
『埋蔵金と豊臣ピッツァ』


嘗て居たとされる、力強き武将、松千代が刀を振り上げている姿がその岩肌が似ている事から、何時しかそう呼ばれるようになったという松千代岬(しかし、名付けられて500年以上の時が経ち、荒波に岩肌が削られ、服を着ていたであろう部分が削り取られ、矢鱈筋肉質の男のポージングに見えるようになり、今ではもっぱらマッチョ岬と呼ばれている)、その岬の先に一人の男が立っていた。
「HAHAHA、アンソニーもこのジャパンに来ているとハ、マッタク、偶然というモノデスネ、HAHAHA」
彼の名前はハーゲン・ダーツ。嘗て「二つとにない家のために」というシナリオに出てきた、フニヤの工場で働いていた外国人である。
今、彼は弟であるアンソニーが小坂に来ている事を知り、久し振りに会おうと向こうから連絡を受けた所であった。
そんな彼を、近くの草陰から除く影が三つ。
「アレはアンソニー。あいつを倒せば俺達があいつの後釜に入れるに違いない!」
そしてハーゲンに襲い掛かる影達。
「Oh、アナタ達は誰デス……AAAAAAaaaaaaaa!?」
崖の下に落ちてゆくハーゲン……

そして二ヶ月の時が経った。


参列者ですよ。

“大口”ゴン(カラドボルグ・ショーテル/ゴンタ)
久々に登場した口先大好き大型犬。
今日も元気に舌を回して色々と切り抜けろ!

刃字忌(バルディッシュ・バルディッシュ/ミドリ)
本当に彼は野良なのだろうか、そろそろ疑問な黒猫。
でも破壊力は抜群だったり。

芥 野久人(ショーテル/朱雀)
コメリカから帰ってきたトンデモ植物生命体。
取り敢えず、下手な事しているとまた投げられますよ?

北国 早紀(ブリガンダイン/東 京)
今回の動物組の保護者。
だからこんな面子の中に混じるのはどうかと思う。


セラフィムにて、「アンソニーから聞いた情報なのだが」と、微妙な顔をして語るジョーさん。
「どうやら彼の兄である、ハーゲン・ダーツという人が最近、自分のことを『豊臣ピッツァ』と呼び、豊臣の埋蔵金を探しているらしい」
さらに、セラフィムに、このような依頼が来たと続ける。
小坂城公園にて、最近何者か(モヒカン)が矢鱈と穴を掘っているらしい。しかも、その傍には何故か「HAHAHA」と笑うコメリカ人男性が一名。どうやら、彼の指示にてモヒカン達は穴を掘っているとの事。正直迷惑なのでどうにかして欲しい。
聞いた途端、怪訝な顔となる一同。

何にはともあれ、小坂城公園に向かう一同。
話に聞いていた通り、小坂城公園にはあちこちに穴が開いていた。最低でも三メートルの深さを持ち、面積は大人二人分ぐらい。正直、一般人ならもし下手に落ちてしまったら大怪我ではすまない可能性もある程である。
芥が警備員の人をたらしこんで聞くに、彼らは一週間に一~三回のペースでやって来て、新たな穴を作っては、コメリカ人が唐突に「オウ、思イ出シマーシタ。ココは違いマァス」と言って去ってゆくのだという。

一方、小坂城の堀を見ていたゴンらは、ふと、其の堀の一部から何か泡がたっている事に気付き、触手で攻撃すると、その堀の中の何者かに掴まれ、《剛力》判定に。
しかし、ゴンは《大型犬》であり、《剛力》は中級。堀の中にいたモヒカンは宙を飛び、一本釣りされてしまう。

まあ、一瞬でモヒカンをタコにし、情報を聞くに、嘗て二ヶ月ほど前にアンソニーと間違えてハーゲンを襲ったところ、ハーゲンを崖の下に突き落としたのだが、直後にハーゲンが崖を登って再来。戸惑う彼らに、こう呼びかけたのだという。
「アナタ達、豊臣のマイゾウキンは要リマセンカ?手伝ってクレタラ分けてあげマァス」
年中資金不足に悩まされている彼らは、その魅力的な提案に頷き、ハーゲンに手を貸しているのだという。

モヒカンの知力のあまりの低さに、「豊臣の埋蔵金 こっち→ 小坂城公園」と書いた紙を大量(二千枚程だったかな?)に刷り、街中にばら撒く作戦を提案。
芥が大量に刷り、ゴンがばら撒き、果たして結果は?

モヒカンA「おい、豊臣の埋蔵金がこっちにあるらしいぜ」
ハーゲン「HAHAHA、そんな事はアッリマセェン。ワタシハ終に思い出したのデェス。マイゾウキンはK都の伏目稲荷に有るのデェス」
モヒカンB「そう言って何回目だよ……いい加減俺らも疲れてきたよ」
モヒカンA「そうそう。それなら俺らは此のチラシを信じてみるよ」

小坂城公園にのこのこ現れるモヒカン二名。
勿論あっさりやられる。
そして尋問される二人。

ハーゲンは現在、K都の伏目稲荷に向かっているとの事。やれやれと言いながら向かう一同。

しかし、そんな一同に連絡が。
ジョー「どうやら伏目稲荷(ショーテルの総本山)の長から、ハーゲンに対して、関わってはならないと命令がでたそうだ」
話では、嘗て存在した豊臣秀吉は猿のショーテルであり、彼が天下を掌握する際にショーテルの総本山である伏目稲荷の長と互いに不干渉の約束を交わしているらしい。
そして、現在ハーゲンについているショーテル(理由は不明)は確かに豊臣のショーテルが種分けしたものであるらしい。
つまり、ハーゲンについて、伏目稲荷は何ら対応が出来ないとのこと。
だから、伏目稲荷に関係の無い者達に、とっととハーゲンを打ち倒して欲しい、との事。

そして伏目稲荷にて、ハーゲンと対決。

ゴンが衝動五段階で《拒絶》を振ってしまった所為で、ハーゲンに殴り倒されてしまう…………のだが、まあ、モヒカン信号三兄弟とハーゲン程度、ゴンが居なくとも割と楽に倒せるわけです。

捕まえたハーゲンらから《魔種吸引》しつつ、ハーゲンが思い出したという場所を何となく掘ってみると、何故か其処から謎の壺が!
其の中には共生武装がいくつかと、何故か稀な特殊能力玉が入っていた。
此れは偶然なのか、それとも本当に豊臣の埋蔵金なのか。
結局、それは、誰にも分からないままだった……


という内容です。
頭悪いシナリオですね。
きっとGMの頭が沸いていたようです。

参加していただいた方々、有り難う御座いました。

神は殴って黙らせろ!! byゴンタ

2007年10月11日 00時49分41秒 | TRPG関連
アンソニー「ハッハー、アンソニーの前回のあらすじのコーナーデース。」
見事PCたちから逃げおおせたアンソニーは真田山山中にいた。
アンソニー「ンンー、つまりー、ボスが山神を目覚めさせる間の時間を私はまんまと稼いだッテワケデース。 つまりー、試合に負けてー勝負に勝ったというヤツデスネー。ハッハッハー。 アー、ところでボスはどこデスかネー。 ボース?ボーース!!」
そんなアンソニーに忍び寄る影。
アンソニー「ホァッツ!?ノーーーーーーー!!!!!」

そんな感じの後編です。
デモンパ小坂シリーズ第75話
「大山鳴動して鼠数千匹~後編~」

【登場PC】

日森篤(クレイモア・バルディッシュ/朱雀)
火力担当1。その一撃は神クラス?

西田愛鈴(ショーテル/えび)
GMの誤算担当。共生武装の効果で確定で山神にダメージが…。

猿渡次郎(ヴォージェ・ドラグーン/ミドリ)
火力担当2。馬鹿だから神とか怖くない。

〆張八策(モリオン・ブリガンダイン/GHETTA)
守りの要。この子一人なら予測の範囲内だったはず。

日林進(ファランクス・ウォーコイト/急須屋)
妄言担当…、もとい撹乱担当。でも実はそれなりに守れます。

東郷征斗(ドラグーン/東京)
火力担当3。次郎と二人で大怪獣担当でもある。

横太郎(ドラグーン/00doll)
火力兼支援担当。殴るだけが脳じゃない雀。末恐ろしい。

佐藤唯(アルバレスト/mono)GMの誤算担当。出てくると思っていなかったです。〆張と並ぶのはマジかんべんな(笑)

その他、多くのセラフィムの皆さん、一部のROPの皆さんで神を殴りました。

前回の話の直後、真田山に調査に向かっていた瓜ヶ崎から、山の様子がおかしいとの連絡が入る。
どうやら本当に大山田が何かやらかしたようである。セラフィムメンバーを集めて真田山に対策本部を立てるジョーさん。
アンソニーは逃げたが、残った天堂から大山田の目的を聞き出すことに成功する(というか、自分から話す)

どうやら、大山田は本当に真田山の山神を復活させて、それを用いて千呪印のに対する下克上、あるいは独立勢力を築くことを狙っているようである。
ともかく山中の大山田を捕まえるしかないと二手に分かれて進むメンバーたち。
是空が死にフラグを立てたりしていると、皆の期待どうりにピンチに。
前方から1グループあたり100匹くらいの鼠の群れが12、3グループほど突撃してくる。ほうほうの体で逃げる一堂。どうやら鼠は山からは出てこないようだ。

もう片方のチームも同じように鼠に襲われ、結局対策本部で作戦会議に。
と、そのとき日森の携帯に着信が…

千呪印「こんばんわ、日森くん。 今日はセラフィムに依頼があるんですよ。 ほら、困ったときのセラフィムなんですよね? ああ、もう少しで着きますんで。」

本当に来る千呪印。しかも、十二神将全員を引き連れて。
ここで初登場の十二神将が一人。

天見悠羽(安底羅大将(あんてら):卯 )
千呪印に興味があるのか、馬が合うのか言うことは聞いてくれる人。でも、語尾にピョンって付くから台無し。

ツッコミを入れる日森を軽く流しつつ、今回は共同作戦をしようと提案する千呪印。
手も情報も足りないのは確かなのでその提案を渋々受け入れるジョーさん。
ああ、ここで日林が合流して「万里の長城」と「山神」の関係、千呪印の恐るべき計画について語ってたりしてましたよ。

まずは情報を知っているであろう真田山の巫、狐狗狸を探すことに。そして、まあ、それほど苦労せずに【遠視】で発見。
どこかの小屋の中で、古い巻物とかと格闘しつつ…、…あ、寝た。

この事態にと、怒りに燃える一同。地図でおそらく山の中腹の小屋の中であると目星を付け、空から向かうことに。
が、安全と思われた空も山から岩が飛んできてなかなか危険であった。
そんなこんなで小屋に着く。中には寝入ってる狐狗狸。怒りを抑えつつ、山神の鎮め方を聞くがそんなに勉強してなかったからわからないと言う。というか、むしろ自分は一応山神に仕える身だからこの状況は放置してもいいぐらいだと。
そんな風に言い争っていると再び鼠の来る気配が、古文書を持って再び逃げる逃げる。

そんなこんなで事態は行き詰りそうになったが、ここで上条が古文書をクリティカルで読み解くことに成功。
「山神は強き力の塊であるから、同じく強き力をぶつけることで鎮まる」とのことである。
どういうことかと疑問に感じながらも、セラフィム、ROPの悪魔憑きをいくつかのグループに分けて真田山に突入。鼠の戦力を分散させ、本命部隊を山頂に送り込む作戦を取ることに。

【本命】
中腹あたりで鼠の群れに襲われるが、他の場所での戦闘に割いているためか倒せるレベルの数に。〆張、唯の防御能力で安定した闘いを。
ただ、ここで山神がアンソニーの能力を使ってきていることに嫌な予感を覚える一同。
あ、あとアイリンが鎧武者姿という微妙にイラッと来る格好をしていたことを追記しておく。

【是空、上条ジャ●プオールスターズ】
やっぱり死亡フラグを立てたがる是空。あと、知的ッぽいこと言ったり。
まあ、そんなかんじでも順調に鼠を撃破するわけだが、多勢に無勢次第に劣勢に追い込まれていく…。

【文楽座家】
鉄板面子かと思われたが、範囲攻撃の使い手である瑠璃、刃字忌の自我が2点溜まっている為に思い切り戦えず早くも限界気味に。止む終えなく撤退しようとするが、後方には再び鼠が湧いてくるのであった…。

【紅家】
トップクラスの実力を持つ影井を擁するが、他のメンバーが長時間の戦闘ができない十五夜、まだ未熟な麗美であるため次第に劣勢に…。

そして、本命チームは山頂近くの祠へ。
地面から出現する鼠。大山田の姿、よく考えると他に悪魔憑きの姿がない。能力を使用しまわりの様子を見てみる日森。
すると、地中に幾人かの人の反応。そして、山全体から悪魔憑きの反応を感じる。

戦闘開始。
だが、鼠は倒すことはできても地面から無尽蔵に湧いてきてしまう。
試しに祠を壊してみたりもしたが意味はないようであり、狐狗狸に山神を鎮める方法を聞いても、知っているのか本当に知らないのか要領を得ない。
もう一度古文書の内容について考え、「力をぶつける」との一文から駄目元で山自体に向かって攻撃を加えてみることにするアイリン。
この方法が本当に正しかったのか効果的なようである。というわけで反撃開始!!

【是空、上条ジャ●プオールスターズ】
次第に追い詰められるセラフィムメンバー。…が、そこに意外な助けが。
ハヤミ「おっと、危ないですよ。」【射撃防御】
一葉「千呪印様の命でちゅからね。」【雷龍撃電】
天見「というわけだぴょん。」【何もしない】

【文楽座家】
絶体絶命の文楽座家。活路を求めて周囲を見渡す瑠璃。すると、遠くで暴れる巨大な影が。
…てか萃夢。
瑠璃「萃夢ちゃ~ん。こっちもお祭り騒ぎよ~。」
萃夢「え~、本当~。じゃあ、そっち行くね~。」
万事解決。

【紅家】
影井一人では限界もあり、麗美のKSDも尽きるかと思われたところで後ろから声が。
隆太「おお、お前もいたのか。 とりあえず、そこをどくんだな。 うちの隊長が奴らを一掃する。」
隆太という大きな生き物の上に乗ることでKSDを回復する麗美。
そして、【シャインブレード】や【電脳王】、その他もろもろを使用し恐ろしい威力の一撃を叩き出す釣二。
麗美「あら、いい主人に仕えてるようね。」
隆太「ああ、隊長はあれでなかなか強いんだぜ。」

そして、再び【本命チーム】へ…

山神は山そのものゆえにPCたちは常に接敵状態。また、山神の攻撃は山全体の任意の場所から発生する。
山神は山そのものゆえ回避しない。但し常に巨大化状態である。
山神は神ゆえに行動不能などのマイナス状態は受けない。但し攻撃力低下などの能力値低下は受ける。
山神は神ゆえに判定は5d。

攻撃方法は馬鹿高い感覚を活かした岩投げや、鼠人形の突撃、そしてどこにいてもとんでくる範囲ドレインなど恐ろしい攻撃の数々を持っていたのですが…。

アイリン「ミラージュアロー」
GM「はっはっは、その攻撃は予測していた。 山神の防御力ではアイリンの攻撃は通るか通らないかのはず…って、あ~!! 攻撃力、共生武装で上がってるし!!」

GM「で、でも、山神でなく人形経由で攻撃すればまだ!!」
〆張「そこで氷壁だぁ。」
「射撃防御。」
日林「磁力壁。」

GM「へぶっ!!」

…小坂の人怖いよ。こいつら群れさしたら駄目だよ。

見事神を殴って黙らせることに成功した一同。

別の場所で戦闘をしていたであろう千呪印も合流する。
千呪印「いやいや、私は小坂が好きですからね、この危機にあなた方が協力してくれたことに感謝しますよ。」

また適当な事をとその言葉を流す日森。挨拶もそこそこにROPの面々は去っていく。

小柴「最後の一言は本当のことでしたね。」
千呪印「何のことです? ただのでまかせですよ。」

そんな場面もあったり。
まあ、何とか山神を巡る騒動は騒動は一件落着となったわけです。

…あ、大山田はお亡くなりになりましたが、埋まってすぐだったアンソニーは生還できたようですよ。良かったねアンソニー。

不意打ちって怖いね byゴンタ

2007年10月11日 00時47分38秒 | TRPG関連
デモンパです。前後編の前編です。

デモンパ小坂シリーズ第75話
『大山鳴動して鼠数千匹~前編~』

キャラ紹介(十二神将編)

大山田太郎 宮毘羅大将(くびら):子
十二神将の多くはブラックギアスを付けられているのだが、それを免れている人。その裏には千呪印との交渉合戦があったという。
成り上がるために千呪印に取り入り、現在は下克上を狙っている。
リスク以上にそれによって得られる成果を優先するタイプである。

中土井 勘衛門(なかどい かんえもん) 伐折羅大将(ばさら):丑
ブラックギアスのついていない人その2。
千呪印に忠誠を誓っており、寧ろ妄信に近いかもしれない。
小柴、雛代とは旧知の仲のようであり、小柴とは何か確執があるようである。
見た目は体格のいい角刈りのあんちゃん。趣味の悪い派手なアロハに金のチェーンって感じ。

雛代美華(ひなしろ みか) 波夷羅大将(はいら):未 ブラックギアスのついてない人その3。
千呪印のことを慕っている。ついでに言うと、小柴と中土井のことも慕っている。
小柴、中土井とは旧知の仲であり、いがみ合う二人(中土井が一方的にという感じだが)を見てはオロオロしてる。
見た目は切り揃えた前髪にロングの女性。あと、服がモコモコしてる。

一葉 恋 頞儞羅大将(あじら):辰
外見9歳くらいの人。優秀かつ千呪印に忠誠を誓っているが、優秀すぎて頼んでないことまでやってしまうのがたまに傷。
前回の件は水に流してもらえました。

ハヤミ アキラ(漢字不明) 因達羅大将(いんだら):午
どうせまたクセの強い奴が来るんだろうと思ってたら、真っ当な奴っぽくてGMびっくり。
だがまだどうなるかわからんよ。

狐狗狸(コックリ) 十二神将 猫
いろんな幹部のところをフラフラして、いろんな役職を名乗ってる人。たぶん名前だけの役職ばっか。
実は真田山の山神に使える巫らしいですよ。全然らしいことしてませんが。

小坂某所
千呪印は大山田(鼠)を除く、十二神将全員を召集している(卯は何やら仕事中のようで欠席)。
そこで話し合われるのは、最近の十二神将の激減について。

「たしかに十二神将が次々と撃破されていっていますが、彼らはもともと勝手な行動が目立つ人たちでしたからね。あなたたちが残っていれば十分ですよ。」
次に大山田につけている監視員(天堂忍)から緊急時の暗号による連絡が来たことについて話す(普通の連絡なのだが、その中に特定の複数の単語が含まれている)

この件の調査について丑(中土井)は自分が調査することを申し出るが、これは小柴に一任される。それに対して中土井は反発する。
中土井「千呪印さま、何故このような裏切り者のギアス持ちにいつも重要な役目を任すのですか!? ええ!!そうじゃないか!?小柴。我ら三人が受けた恩を忘れて一度は裏切った男が!!」
無言の小柴とオロオロする未(雛代)
「あなた方の能力を冷静に判断上での決定です。あなたたち二人はしばらく待機です。しかし、もうすぐ出番があるかもしれませんよ。大山田の動き次第ですが…」
そこに突然響く、やたらと軽い声。
狐狗狸「大山田って、あの小ずるいこと考えてそうな人だよね?あの人やばいことしようとしてるよ~。全く、ちゃんと部下の管理はしてよね~。千呪印さま♪」
「あ、あなたですか…。何か知っているのですか?コックリ。」
狐狗狸「ね~、千呪印さま。僕は真田山に仕える巫だよ~。真田山で変なことしてるのに気づかないわけには行かないでしょ~。」
「わかっていますよ。しかし、一向に連絡がつかなかったのは誰ですか?まあ、いいです。で、大山田は何を。」
いつもは見せない真面目な顔になって
狐狗狸「実はね…」

真田山山中

古ぼけた祠の前におそらく外国人と思われる若者(子供も含む)が数人縛られている。
その前には資料を持った大山田。さらに周囲にはギラギラと目を光らせる鼠たち。
大山田「チッチッチ、では、始めましょうか。供物がこれであっているかわかりませんが…。山神よ!!これより供物を捧げますよ!!」
大山田の周りにいたねずみが跳び出し…

静かになった山中。
何かを咀嚼する音のみが響く。
大山田「チッチッチ、ふむ。以前の儀式とは人種が違うのか、そもそもの解釈を間違えたか…。起きてくれませんかねぇ。 ああ、食べ残してはいけませんよ。」

小坂支部に呼び出されるセラフィムの悪魔憑きたち。
はい、今度こそPC紹介です。

犬次郎(バルディッシュ・バルディッシュ/急須屋)
天下に轟く北斗神犬。何だかキャラの立ってしまったフールといい勝負してました。
不意打ちに強いのに犬の姿が災いしてなかなか狙われないです。

文楽座瑪瑙(ファランクス・カラドボルグ/GHETTA)文楽座家の妹さん。あんまり不意打ちでやられてたら姉さん心配しますよ。

東郷征斗(ドラグーン/東京)小坂の硬くて強い人。でも人間の姿のときはさすがに軟らかいよね。

鈴木恵理(ブリガンダイン/mono)
小坂の刑事さん。今回はセラフィムに協力を求めに来ました。

朝峰燈馬(アルバレスト/00doll)
「働いたほうがよくないか?」と聞かれて、にこやかに「仕事ないですから~」は…
がんばれ、超がんばれ。

タマ(ショーテル・モリオン/K)
腹が真っ黒、御猫様。
そこ、ジョーさんを支部長の座から引き摺り下ろそうとしない(笑)

最近小坂で外国人の人身売買が行われているようであり、しかもその取引現場には用心棒として悪魔憑きもいるようである。
取引の日を抑えた9課だが、戦力的に不安のあるためセラフィムに応援を求めてくるのであった。
9課曰く、二人ほど戦力が欲しいようである。

それだけでなくジョーさんからも依頼がある。
化石が発掘されたと騒ぎになっていた真田山だが、第64話の直後にそれが捏造であったことが発覚する。しかし、前回の事件の全容がわかっていないこともあり引き続き調査た結果、その捏造事件自体が捏造であり、前回発掘現場に嫌がらせをしていたことからも人を払おうとしているのではないかという結論に達したのである。
ジョーさんはその首謀者の狙いを探って欲しいと頼んでくる。

というわけで、チームを分けるPCたち。

【取引現場】
恵理、瑪瑙、犬次郎
【真田山】
燈馬、タマ、東郷

と、東郷さん!!あんた、調査向きじゃないでしょ。ていうか、何で強襲チームにいないの?

【取引現場】
どのように抑えるか考えた結果、隠密して不意打ちをかけることに…。
(監視の狙撃手) …【感知】25
逆に不意打ちからの狙撃によって変身前の瑪瑙、恵理戦闘不能。
…ははは、全く文楽座家の奴らは不意打ちに弱いな。

敵はそれなりに強いフールに、最弱クラスのアタッカー二体、狙撃専門のスナイパー二体。
瑪瑙が敵を挟み撃ちにしようと反対側から行動していたこともあり、犬次郎一匹では仲間を連れて逃げることもできない。
しかたなく、恵理が暴走し、犬次郎と一緒に犯罪者どもを撃破。一瞬犬次郎の頭上に死兆星が輝きかけたのは秘密だ。

【真田山サイド】
昼間の調査でタマが動物に聞き込み、燈馬が探索、東郷は特に何も…。
タマは夜に山に入る人間(外国人が多いらしい)がいることを知る。あ、燈馬は化石を見つけてました。アンモナイト。
夜に再び山に行くことにした一同。PL単位では取引現場に行った人たちがひどい目にあっていたため慎重に動くかと思いきや…
麓で能力を使用し感知→GM:特に何もないよ
三分の一ほど進んで…GM「能力使う?」 タマ、燈馬「いいです、衝動勿体無いんで。」→狙撃。「ターンッ!!」 東郷戦闘不能。

副作用で爆笑しつつも逃げる燈馬、タマ。

二日目、あまりにも情報が引き出せてないことに不安を感じつつ(主にGMが)、調査調査。

真田山には小坂三大伝承の一つ、山神伝説があることがわかる(あとの二つは七甲山の赤松亀、鉄鋼山の赤竜)
さらに、山神を目覚めさせるには「若き鬼の血」が必要らしい。
常識で考えれば鬼とは異人を指すのだが、悪魔憑きもかつて日本では「鬼憑き」と呼ばれていたことから悪魔憑きの可能性もあり、真田山に未だ異変が起こっていないことからもその可能性が高いという結論に至る(おそらく山に連れて行かれた外国人は生贄とされており、しかし未だ山神と呼ばれるものは目覚めていないため)。

そんなPCたちにさらに人身売買の取引があるとの連絡が入る。
その人身売買が囮である可能性もあり、山に行くか取引現場に行くか迷うPCたちだが、山で敵戦力に合流されたらきつくなりそうなので取引を抑えることに。

【小坂某所某埠頭】
不意打ちが怖いんで変身して強襲するPCたち。
それを待ち構えていた白人男性。

謎の白人「ハーハッハッハ、待ってきましたヨー、セラフィムの皆サーン。 ワタシ、アンソニーのアンソニータイマーを受けるといいデース!! あなたたちノ保証期間はあと三時間くらいデース!!」

一同「保証期間長っ!!戦闘終ってるわ!!」

…いや全く。

瑪瑙「ところで、そのしゃべり方…、もしかして苗字はダーツさんですか?」

ここで、GMも予期しない事実が発覚!!
アンソニーは、かつて文楽座家が初登場したシナリオで登場した外国人、ハーゲン・ダーツにしゃべり方がクリソツなのである!!(GMはそんな奴のことはさすがに忘れてたよ)

アンソニー「オー、まさかアンタがアニキを!? コンチクショー!!」

GM乗っちゃった。

そんなこんなで戦闘開始。あ、天堂もいましたよ。ブラックギアス付けられて嫌々戦闘。
アンソニーの戦法は、毒ガス煙幕を吐いた後フライトメイルによる飛行とファランクス能力により回避を上げての持久戦。
そうっ、まさに相手がいつかは倒れるアンソニータイマー!!
脇を固める敵も、嫌がらせ能力しか持ってない自作エネミー「ブラジオンゲイズ」と、回復能力だけでなくイージスによってかばうこともできる天堂。
そして、ほっとくと鬱陶しいカルトロップ・スナイパー。

さあ、この布陣、そう簡単には崩せんよ!!

クリティカル、ファンブル、クリティカル。

アンソニー「オオッ、ワタシノ保証期間が切れていたようデース。」

1ターン目でアンソニーが戦闘不能になるが、天堂の能力で復活。更にとどめに来た犬次郎の最終能力を天堂がかばい、アンソニーは次のターンに【超疾走】の後、メルドの【脱出】を使用。何とか逃げ出すのであった…。

時間稼ぎが目的のアンソニーとしては、一応試合に負けて勝負に勝ったかな?

戦闘後、セラフィム一同は天堂から十二神将の大山田が山神を本気で覚醒させようとしていることを知る。
天堂「神なんて人間とは思考そのものが違うんだ。言うこと聞いてもらおうなんて馬鹿なことだぜ。」

真田山

部下A「大山田様。それで私に用とは?」
大山田「ああ、それはですねぇ…」

大山田の後ろから鼠の大群が襲いかかる。そして、山神を祀る祠には鬼(悪魔憑き)の鮮血が飛び散り…。

大山田「さあ、山神よ!!これで儀式は成ったはずです。私に力をお貸し下さい!!」

しばらく、真田山を静寂が包み込んだ後…

「バクンッ!!!!」

大山田は山に喰われた。

後編に続く…

ねこねこファンディスク4

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