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平日昼休み 放課後 見学自由
毎月第4日曜に定例会やってます

ふ、複線ドリフトだって!!? By朱雀

2006年10月13日 20時55分17秒 | 今日の活動報告(昼/放課後/その他)
今日はGHETTAが「電車でD」なる同人誌を持って登場。
内容はイニDのキャラたちがひたすら阪急沿線最速を目指して過酷な電鉄レースを繰り広げるという、ローカル色溢れたツッコミを入れずにはいられない代物。
ちなみに複線ドリフトとは、車両の後ろ半分を隣の線路に脱線させてドリフトする技だそうです。なんじゃそら。

で、本日の昼休みは最近ご無沙汰だったひょっぽら氏やウラノ氏ほかを交えて6ニムトをプレイ。
なぜかいつにもまして救いのない場に全員が悶絶。

一同「一列しか置ける場所ねえじゃん!」

で、そういう事態になると特定個人がドツボに嵌るのが通例。
……ええ、そうです。
本日ドツボに嵌ったのは私です。

ちくしょーーー!

「死が二人を別つまで」クライマックス1-2 By朱雀

2006年10月13日 00時35分31秒 | TRPGリプレイ
Climax1-2 傀儡   シーンプレイヤー:石動 周     3月14日 p.m.10:45


GM それでは2ラウンド目だ!
修治 「……切り裂く!」《獣の力》+《ピンポイント・レーザー》+《全知の欠片》で攻撃! (ころころ)達成値は37!
GM くっ!こっちは平目避けだからかなりきつい!(ころころ)だめだ!ダメージをくれ。
修治 ダメージは基本ダメージ11からスタートで(ころころ)43!
GM ここで《赤河の支配者》を使用してダメージ軽減するぞ(ころころ)達成値21でダメージ10点軽減……よし!生き残った!
修治 なぬ?装甲値無視のダメージ43点だぞ?確かそいつ《ヴァイタルアップ》してなかったはずだ!
GM 従者のHPは作成時の達成値だからね。試しに振ってみたら、なかなかな達成値が出ちゃったもんで。
修治 「くっ、この攻撃で仕留めきれないか」
周  仕方ない。俺も攻撃に参加しよう。《インビジブルハンド》+《絶対の空間》、それから……いや、今回はこれだけでいく。これでも既に侵蝕値が131。当てさえすればいけるはずなんだが(ころころ)っと、結構回った。32だ。
GM (ころころ)それはさすがに無理か。
周  でも問題はダメージの方なんだが(ころころ)……あぅ、こっちは出目が振るわない!18点しか出なかった。
GM 実はこいつのHP34点でな。さっきの修治の攻撃で残りHP1になってたんだ。だからこっちが生き残るためには《赤河の支配者》で達成値36以上出さなきゃいけない。
叡輝 それはさすがにきびしいだろ。
GM いや、ここで生きてこそGM!(ダイスをじゃらじゃらと鷲づかみ)
周  やめてくれ!侵蝕値がもたなくなる!
従者/GM 「こんなところで死ぬなんて……嫌だっ!」でりゃっ!(ころころ)……っっ!さすがに無理か!
一同 うっし!倒した!
周  ――でも侵蝕値やばい!倍振りしないと帰れる気がしない(苦笑)
GM じゃあ、とりあえず演出だけしようか。


 周の腕の振りに合わせて、目に見えない『何か』が従者の脇腹を抉った。
 雨音と同じ顔をした従者は、一瞬困惑したような声を漏らす。
 そして、消え失せた腹部を中心に、従者の全身がゆっくりと崩壊を始めた。
 傷口を塞ぐための血が、肉体を形作るための血が、
 全てただの紅い雫となって床に落ちてゆく。
 血溜まりの中に最後に残った従者の『口』が微かに動く。


 「……もっと……生きて……いたかっ……た…………」


GM ――その言葉を最期に従者を形作っていた血は、小さく波紋の揺れるただの血溜まりに戻った。それと同時に、雨音を束縛していた血の網も全てただの液体に戻る。
周  その場に崩れ落ちてる雨音に駆け寄ろう。これでようやく家に帰れるんだ。
GM む、君たち――まさかこれで事件が終わったと思ってるのかい?
一同 …………へ?
GM ……OK、では順番に解決していこう。まずは《血の絆》と《主人への忠誠》を使って動き回っていた従者が破壊されたことによる、術者自身へのダメージから。
周  ――――!!てことは、雨音自身にダメージがいく……?
GM そのとおり。ちなみにミドル3で君たちは1度従者を倒してるんで、既に雨音は2D10点のダメージを受けている状態。
周  あ、あの時俺に振らせたやつか!
GM うむ。そんなわけなので雨音の残りHPは4点。
周  げげっ!なんとか止める方法は……!?
GM 誰も他人を生き返らせるエフェクトも、HPを回復させるエフェクトも持ってないだろ?覚悟を決めたまえ(ころころ)――うん、石動 雨音 ―― 死亡。
周  …………なんとか……そうだ!すごい拡大解釈になるけど、《時の棺》でダメージがいく寸前の状態で雨音の『時』を止めれば――
GM 一応、ここで《時の棺》を使うのはやめた方がいいとだけ言っておこう。
周  でも雨音の命がそれで助かるのなら――いや、明らかにまだラスボス戦が残ってるのに、ここで《時の棺》を失うのは痛いか……
一同 (無言でGMを見る)……。
GM ここで雨音を生き延びさせても、君が無事に生還できなかったら同じだぞ。
周  ――っ!仕方ない。ここでの《時の棺》は諦める!
GM 腹は決まったかい?それでは――

 ――――と、そこへ、

 修治の携帯電話にUGNからの連絡が入った。


修治 こ、こんな時に唐突だな、おい。「――もしもし」
エージェント/GM 「榊原さん。各務支部長はそちらにおられますか?」
修治 「いや、支部長はここにはいないが……」……いませんよね?
エージェント/GM 軽く見回してみた限りではいないよ。「実は、各務支部長に関することで、あなたにお伝えしておこうかと」
修治 「支部長が、どうかしたのですか?」
エージェント/GM 「実は独自に調査してみたのですが、各務支部長はUGNとは別の意図で動いている可能性があります」
修治 「…………そうですか。わかりました。わざわざありがとう」
エージェント/GM 「くれぐれも気をつけて下さい。なにせ支部長は――」と、そこまで聞こえたところで、唐突にエージェントの声はノイズのような音によってかき消された。
修治 ノイズ――妨害電波か!
GM それと同時に、君たちの背後から何者かの靴音が聞こえてくる。
周  「誰だっ!」振り向いて叫ぶ!
GM 靴音の主は1人の男。修治以外には見覚えのない顔の男だ。
叡輝 「……誰だ?」
修治 「各務 創一。UGN飯塚支部の支部長だ」
各務/GM そのとおり。暗がりから現れた各務は言う。「――さすが私が見込んだだけのことはある。よく、従者を片付けてくれた」
修治 …………。
各務/GM 「さあ、後の処理は我々の仕事だ。榊原くん、ご苦労だった。君たちも、今日のところは帰りたまえ」
周  「雨音は、雨音はどうなるんですかっ?」
各務/GM 「心配ない。全て我々に任せておけばいい」
修治 では冷ややかに言おう。「それで、彼女を一体どうするつもりですか?」
叡輝 なんか雲行きが怪しくなってきたな。「一体、どういう意味だ?」
修治 「先ほどUGNから連絡があった。『各務 総一郎はUGNとは別の意図で動いている』とね」
各務/GM 「おや、彼らが感づいていたのか。ならば君たちをこのまま返すわけにはいかなくなりましたね」
修治 「あなたも天国を阻む者だった、というわけですか」
各務/GM 「ふっ、単純に君とは目指すものが違ったと、それだけのことだよ」
修治 「……そうですか……」
各務/GM 「ふむ、これ以上多くを語る必要はないようだな。では君たちには、ここで消えてもらうこととしよう」


 各務の纏う漆黒のコートが揺らめく。
 それと同時に、殺気とも威圧感とも取れる感覚が3人を襲った。



                                ――雨音の誕生日まで、あと50分…

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