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「黄昏に哭くもの」最終話 By朱雀

2005年11月05日 15時59分05秒 | TRPGリプレイ
GM 本来《魂の練成》は他人には使えないんだが、演出だけだからOKということで。
進ム 何ぃぃぃ!それだったらドリルも他人に――
GM この期に及んで何を言うか。
進ム ちぇ~。

Ending1   ひとまずの終結  シーンプレイヤー:鈴木進ム

進ム いや~、長かったなぁ。
宗矩 途中まではサクサク進んでたのにねぇ。
GM 確かに。クライマックスはえらいボリュームでしたなぁ。

 その後、めでたく2人とも自律判定に成功し、ジャームになることなく無事生還。

GM さてさて、ではエンディングに移ろう。まずは進ムのエンディングだ。とりあえずはUGN日本支部の最高責任者である霧谷に報告はしとけよ。
進ム ではM市支部の最奥にある、めっちゃ重要そうなコンピュータ室に入りまして。
GM そんな場所があったのか。
進ム でまあ、そのコンピュータはドリルで発電するタイプなわけですが(一同爆笑)

 そんなタイプのコンピュータはありません。

宗矩 最後の最後までドリルを強調するなあ(笑)
進ム む、しょうがないだろ!そういう風にキャラ立てしちゃったんだから!
GM まあ、ここまできたらもう構わんがね。
進ム で、コンピュータの横に空いている穴にドリルを差し込んで発電しながら呟くわけです――霧谷殿か……あの方とは話しづらい。
霧谷/GM ――やあ、鈴木さん。どうしましたか?
進ム (うぃ――――ん)……
霧谷/GM ……鈴木さん?
進ム (うぃ――――ん)すみません、ドリルの回転音で声がよく聞こえません(一同爆笑)
GM ……音量を上げろ、この馬鹿者め。
進ム ではぴっぴっぴっと。――これで問題ありません。
霧谷/GM ……それはなによりです。
進ム では報告させていただきます――元FHエージェントの者が、私の領域内でちと困ったことをしてくれましてねぇ。まあ霧谷殿、あなたの手を煩わすまでもなく解決したのでありますが。
宗矩 何なんだ、その報告は!?(笑)
GM ……どこまでいっても悪役だな、お前(苦笑)
進ム ――で、報告書の方は後ほど郵便で送らせていただきます。
霧谷/GM できればEメールで送っていただけるとありがたいのですが……まぁそれはそうと、何にせよご苦労様でした。
進ム いえいえ、こちらこそ私の通信につき合っていただいて、ありがとうございます。
GM (……つまり、ドリルネタにつき合わなくてもよかったってことか?)
霧谷/GM いえいえ。私の方は別に構いませんよ……ただ、できればもう少し静かな通信にしていただけると助かるのですが。
進ム ふうむ、しかしドリル式の通信機は――と以下省略で通信終了。
宗矩 結局最後までぐだぐだかい!


Ending2   明日に歩む者  シーンプレイヤー:円谷宗矩

GM では続いて宗矩のエンディングだ。日にちは事件解決からしばらくたったある日のこと。君は工藤の墓参りに来ていた。
宗矩 あ、なるほど。
GM 学校ではつい先日、もう2度と帰ってくることのない生徒たち十数名の一斉告別式をやったところだ。その中には工藤はもちろん、吉田先生――鷹野の遺影もある。UGNが警察に手を回したお陰で、世間には真実は伝えられていない。だから教師も、クラスメートも、君以外の誰1人として本当のことを知らない。彼らの身に起こったことも、黒幕が誰なのかも、事件が終わるまでの経緯も、事件があったこと、終わったこと自体も。
宗矩 うわ。改めて見ると酷い状態だな。それに鷹野も犠牲者として扱われてるのか。なんだか複雑な気分だ。
GM まあ、そうじゃないと彼の行方不明だけ浮くしね。
宗矩 やむなしといったところか――では工藤の墓に1人でお参りする。あいつの好きだった、そうだな……芋ようかんもお供えに用意してやって。
GM 芋ようかんかよ(笑)
宗矩 さすがに高校生の墓に酒をかけるわけにもいきませんから(笑)せめて食い物でと。
GM ま、そりゃそうだわな。
宗矩 で、墓の前で手を合わせながら呟く――工藤、お前の仇はちゃんと討っておいたからな。お前みたいな奴がこれ以上出ないように、これからも俺は頑張っていこうと思ってる。ま、この芋ようかんは餞別だ。これ持って、そっちでも元気にやってくれよな――それだけ言うと立ち上がって、工藤の墓に背を向ける。でも青空を見上げるその目からは、きらりと光るものが零れ落ちてゆく。
一同 おお。さすが主人公。
宗矩 ……いや~、いい天気だ。今日も1日暑くなりそうだなぁ……


  ――少年の見上げる先にあるものは、どこまでも蒼い夏の空。
  心の中と正反対の空の色に一瞬戸惑い、また涙が溢れてくる。
  しかし少年は立ち止まらない。
  自分の背負っているものの重みを知っているから。
  そして、世界の「向こう側」を知っているから。
  少年は目尻から零れ落ちる涙を拭い、再び青空に目を向ける。
  そのふと見上げた視線の先に、今は亡き友人の笑顔が一瞬浮かんで、消えた。



                                           「黄昏に哭くもの」了
                             ……最後まで読んで下さった皆様に感謝。

「黄昏に哭くもの」クライマックス4 By朱雀

2005年11月05日 14時53分55秒 | TRPGリプレイ
GM ……ふーむ、ということは、とどめは進ムが刺すことになりそうだな。
宗矩 ドリルなんだから、こう、相手の腹に一撃打ち込みながら地面に叩きつけて……
GM そのままマウント状態でガッ、ガッと(笑)
進ム 怖えよ!

Climax4  遙かなる空の上にて

進ム ということで私の番ですね……えーと、現在は鷹野の足元にドリルが転がっているだけで、私の肉体自体は砕け散っているんですが、突如どこからともなく微かな心臓の鼓動が聞こえだします。で、それと同時に半ば結晶化したドリルが唸り始める。
鷹野/GM こ、これは……!
進ム そして《ワーディング》が展開され、私の声が響く――言~ったはずだぁ~、時を弄んだ者にぃ~、未来はなぁ~い。
一同 ちょっと待てえぇぇぇぇい!!
進ム うはは――で、同時にドリルの唸りに合わせて周囲のクリスタルが集まり、人型を形成する。それは《リザレクト》によって再びの命を得た私……
GM だからなんでお前はそーゆー人外な演出ばかりするか。
進ム 少年よ、ありがとう。おかげで私はパワーアップした!(一同爆笑)
宗矩 す、鈴木さん……さすがです(笑)ちょっと引き気味ですが。
進ム 我が魂の鼓動――そしてこの身体――今度こそ砕こう。貴様の信念と肉体――その魂とともに!……以上、復活から《完全獣化》までの演出、終了。ちなみに《完全獣化》後のイメージは、これまでの重装甲とドリルに加えて全身に結晶体を身にまとい、それらが完全に同化したような感じで。
宗矩 いや~、かっこいいなぁ、この人。
進ム ではメジャーアクション!《鬼の一撃》+《神獣撃》!さらに工藤のタイタスを使用しクリティカルを6に――工藤君、君のようなかわいそうな少年をこれ以上増やすわけにはいかない。この場にいるジャーム達とともに、今安らかに眠りたまえ。
GM 単体攻撃ですよね?一応。
進ム はい。とにかくこの一撃で決める!(ころころ)……あっれ~~!?
一同 !?
進ム …………27(笑)
宗矩 (宙を仰いで)……終わったかな。
GM まあ、一応判定してみよう(ころころ)あれ?クリティカル1個だけ……?
一同 あはははははははははははは!GMの出目も腐ってたか!
宗矩 ここでさらに4とかしょっぱい目を出すんだGM!
GM ええい、こうなったら意地でも避けてやる!(ころころ)……1(ばったり)
一同 もっとしょっぱかったぁぁぁぁ!
進ム なんておいしいGMなんだ君は!(拍手喝采)
宗矩 ありがとうGM!(拍手喝采)
GM 嬉しくねえ(苦笑)――では最後のダメージをよこしたまえ。
進ム えーと、基本ダメージが21の……(ころころ)36点。
GM その攻撃にはさすがに耐えられない。というわけで、鷹野を倒す演出をどうぞ。
進ム ……全身にまとったクリスタルが輝きだす――
一同 おお。
進ム ――たまらんなぁ、この感覚。
一同 うおぉぉぉぉぉい!!(大爆笑)
進ム ぅおっと!いかん!いかんぞ俺!
GM せっかくここまでカッコよく来たってのに、台無しじゃねえか!
進ム しまったぁぁぁ!なぜだぁぁぁ!なぜこんなことに!?

 脊髄反射でネタを吐くのは勘弁してください。まぢで。

進ム す、すまん。つい(笑)
宗矩 ここで笑いに持っていこうとしない!(笑)
進ム ち、違うんだ!これは天性のもので(笑)

 その後、約1分間爆笑が続く。

GM (ようやく笑いが治まってきた)――では、そろそろ演出に戻ろう。
進ム えー、先ほども言ったとおり全身が輝いているわけですが、その輝きが次第に背中の方に集中しだすのです。で、輝きが最高に達した瞬間、一気に爆発してロケットのような推進力と化す。
一同 おお~。
進ム この力、今こそ解き放とう――そして今度こそ、貴様を終わらせる!
鷹野/GM ば、馬鹿な……この力は――
進ム 砕けぇぇぇぇぇぇ!――そう言って爆発的な推進力で鷹野にドリルから体当たりする!突進に伴って、身にまとったクリスタルは砕け散るように剥離してゆく!
一同 おおぉぉぉぉぉ!
進ム その勢いは鷹野を貫いただけでは終わらない!今度はそのまま上昇を始める!
鷹野/GM ぐぅっ!まだ、これほどの力を残していたとは……!
進ム 鼓動の高まりとともにドリルの回転、そして放たれる光量は増してゆき、2人とも光の中に包まれる!さらにそうしている間にもさらに上昇スピードは上がってゆき、ついには雲をも突き抜ける!
GM その先に待っているものは――大気圏!
進ム そこまで昇ってきたところで輝きは失われ――後に残ったのは、ドリルただ1つ……
宗矩 ちなみにこっちは地上から「鈴木さん……」とか呟きながら心配そうに遙か上空を見上げている。横にジャームがいることも忘れて(笑)
GM そういやジャーム残ってたな……まあいいや。これ以上戦闘する意味もないし、君のプラズマ火球と進ムのドリルの莫大なエネルギーによって吹き飛んだことにしてしまおう。
進ム 適当だなGM(笑)で、ここからはともに肉体の砕け散った2人が最後に《ワーディング》で語り合うシーン、ということで。
GM おお、なるほど。ではそれで。
進ム ……力による勝負はついた。貴様、それでもまだ、自分の考え――信念が正しかったと思っているのか。
鷹野/GM 信念……か。一体何が正しい道だったのか、私はまたわからなくなってしまったよ。しかし1つだけは言える。お前たちUGNがジャームを始末し続け、この現状を変えようと思わない限りは、悲劇が終わることは、ない。
進ム ふん、貴様のその迷いが、今回の事件を生み出した。
鷹野/GM そう、かもしれんな。
進ム もっと早くに会えていれば、よりよい世界にともに歩めたものを……
鷹野/GM ふっ、それはあるまい。私は貴様のような人間は、嫌いだ。
進ム くくく、相変わらず面白い奴だ――だが、もうこの話も終わりだな。どうやら私の身も、もうあまりもたないらしい……
GM そりゃあ、そんだけ無茶なことしてれば(苦笑)
進ム プレイヤー心の叫び。GMなんとかして~(笑)
鷹野/GM (GM、しばらく考えて)――私はお前のような人間は嫌いだ。が、その生き方には、少しだけ興味を覚えたよ。貴様をここで散らすのは、少々惜しい。
進ム ……
鷹野/GM まだ試したことはないが、他人の魂や肉体も、造り出せるかも、な――そう呟き、《魂の練成》を発動!
一同 うおおおぉぉぉぉ!!
GM 本当は自身対象なんだが、演出だし構わん!――というわけで、空中に霧散していた君の肉体は、パキパキと音を立てながら1ヶ所に集まり、『君』へと戻ってゆく。
鷹野/GM 貴様は、私の分まで生きろ……生きて、「よりよい世界」とやらを目指すがいい――その言葉を最後に、鷹野の気配が消える。
進ム ――それと同時に、どくん…どくん…と鼓動が静かに響き始める。それまでとは違う、母親の胎内にいるかのような優しい響きが。そして暖かな光が2人のいた場所に広がり、進ムの身体を包み込んで緩やかに降りてくる。
宗矩 その様子を黙って見守る俺。で、鈴木さんが地面に降り立ったところで駆け寄る――鈴木さん!大丈夫だったんですか――っていうか、なんで大丈夫だったんですか?(笑)
進ム 最後の最後に奴に助けられたよ。そして、奴にこの世界の未来を託された。
宗矩 鷹野は、奴は――
進ム 彼自身は、世界を救おうと考えていた。レネゲイドと人類が共存できるような世界を望んでいた――私はそう感じた。
宗矩 ……奴のやったことは俺には許せない。でも、奴の志だけは、認めてやってもいいような気がします。
進ム ……そうだな…………
GM ――と、いったところで、クライマックスは静かに幕を閉じよう。2人ともお疲れさま。

雑談記録 byえび@勝利を手放した人

2005年11月05日 09時18分03秒 | 今日の活動報告(昼/放課後/その他)
 珍しく授業のあった私が408へ行くと、そこには誰もいなかった。
いや、訂正しよう。人はいたが、誰もが私の知らぬ人だった。
くそう、せっかく昨日のルーンバウンドについて聞こうと思ったのに。
くやしがりて戻ろうとすると、おや、むっくんではありませぬか。
曰く彼も待っていたが誰も来ないため戻るとのコト。よし、いっしょに飯を食おう。

 昔の話やら六甲祭についてやら(だから私は知らないんだってば)、ゲーム観や次のシナリオ、あと33年式典についていろいろ話して、昼休みは分かれました。
――ってTakeさん。あなたも食堂にいたのですね。


 15時過ぎ。せっせと六甲祭の準備を進める私に朱雀からメールが。
「今あいたい すぐあいたい 砂漠の真ん中で」(意訳)
ということで学生会館前でだべり。
プロジェクター大臣朱雀とDXリプのことや六甲祭でのチラシについてなんかをさらりさらさら。(こう書いているが実は30分以上喋ってる)
おお、むこうからやって来るはむっくんではありませんか。
うむ、今日のブログ係を決めねばなりませぬな。

 ここは手っ取り早く手短に。起源は古く一説には三国三つ巴を表したとも言われる(大嘘)この勝負でっ!

……

 っく……やはり勝利を手放してはいけなかったのか……
私の勝利への糸は、むっくんによって断ち切られ、こうして私はブログを書いたのでありました。どっとはらい。

ねこねこファンディスク4

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