ゴミは拾って帰りましょう！

この前たまたま食事しながらＴＶを見ていたら、登山家の野口健氏によるヒマラヤ山脈でのゴミ拾いの特集をやっていました。

以前から野口氏がこの様な活動をやっていたのは知っていたのですが、あまりにもゴミが多いのにはビックリしました！

そんな中、野口氏が「こんなのもあるんですよ」と、日本の探検隊が持ち込んだ漫画を拾っていたのですが、その開いたページにたまたま漫画のタイトルが載っていたのでよく見ると、「とってもひじかた君」って書いてあるじゃありませんか！

何年前の漫画だよ！

え～っと、知らない人に説明しますと、「とってもひじかた君」ってのは少年サンデー増刊号にて、（多分）８０年代前半頃に連載されていた鈴宮和由氏の代表作と言える漫画です。

いやあ、さすがに３０年近く前の事は細かく憶えていませんわい。

この鈴宮和由って漫画家も、当時はそれなりに人気があったのですが、８０年代の終わりと共にひっそりとフェードアウトしていった人ですね(^^;)。

と言うか、安永航一郎氏と同じく、ファンの年齢層が極端に偏っていた（現在の４０歳代前後にしか支持されていなかった）為、自然と読まれなくなってしまった、ってのが正解かもしれません。

尚、安永氏は現在“その”年齢層を狙って創刊された「月刊コミックリュウ」で細々と(^^;)連載をしています。

ちなみに私は、この人の漫画読む為だけに毎月「コミックリュウ」買っています。

いい加減、単行本出してくれんかなあ・・・。

なぜか安永氏の漫画だけ一向に単行本が出ないんですよねえ。

 

で、その野口健氏ですが、実は結構命張って頑張ってるんです。

野口氏は外国だけでなく、日本の山、特に富士山をキレイにしよう、と言う運動も行っているのですが、この運動の当初、文字通り命を狙われていたんだとか。

どういう事か？と言うと、私も伝聞なので正確な事は知らないのですが、富士のすそ野に産業廃棄物を捨てている業者がいて、その連中がまんまヤクザで、野口氏の運動のせいで不法投棄しづらくなってしまったので、それを“逆恨み”して色んな脅しを掛けていたりしていたんだとか。

例えば、子供や奥さんが尾行されたり、家に物を投げ込まれたり、家の壁に脅迫めいた事を書かれたり、ある時は飼っていたペットの犬がさらわれ、数日後、玄関に犬の生首が放り込まれたりしていたんだとか・・・。

こわ～！（(；゜Д゜)ガクガクブルブル

しかし野口氏は脅しに屈する事なく、今でも自ら富士山のゴミ拾いを行っているのだそうです。

なんてすごい漢（おとこ）だ！

そこまで自分の信念を貫くその精神力と行動力には、頭の下がる思いです。

この話を聞いて以来、私は野口氏のファンになりましたね。

そして、そういった環境問題にも興味を持つようになりました。

その結果、環境問題と言われる物の大半がインチキだった、って事も知ってしまったわけですが(^^;)

でも、野口氏は他にも東南アジアにおいて大東亜戦争時の遺骨収集とかもしているんですよね。

本来ならば国がやらなきゃいけない事なのに・・・。

男女共同参画とか、差別問題とかに金使う位なら、かつて日本の為に戦って死んでいった人達の遺骨を捜す費用にした方がよっぽどマシ！

そして、野口氏の事を「環境問題の先駆者」みたいに扱い、時々そういった類の特番を作って放送しているマスコミも、上記の様な“嫌がらせ”についてはいまだに一言も触れた事はありませんな！

それでもグチも言わずに黙って己が信念を貫く。

彼こそ、男の中の男！

益荒男（ますらお）なり！

 

いやあ、しょっちゅうグチ言いまくっている私には到底真似出来ませんわ(^^;)

と言うワケで、皆さんもゴミはポイ捨てせずに、自分で持ち帰りましょうね。