最近の話題とか。

2017-06-23 | 将棋


一昨日の自分の将棋。▲65歩に対して△56歩と突いたのが敗着になりましたが前回の記事で「いかにもミスが出る格好」と書いたのは玉が囲いに収まってなくて周囲に飛車、角、角、と守りに適していない駒が配置されているからです。こういう形は木村調(一基八段)とか言われますが、そういう棋風の人が指さないと上手くいかないんですよね。なぜこんな形になったかと言えば序盤の失敗に起因して、この局面自体は後手が指せていても、勝つのは大変な将棋でした。


加藤先生が20日の対局をもって引退となりました。改めて、現役生活63年というのはすごい数字です。加藤先生は最後まで将棋への意欲が衰えませんでしたが、これはなかなか真似できることではありません。「1分将棋の神様」と呼ばれるような中盤早々に秒読みになるのも、勝利への執念で妥協せずに考える姿勢からだと思います。
翌日も解説やテレビ出演をされていましたし、今後もご活躍して頂きたいですね。

藤井四段は危なげない内容で28連勝。26日(月)の竜王本戦開幕戦では新記録への注目が集まりますが、それ以降は中学生である年度内にタイトル戦登場や棋戦優勝なるか、が焦点になりそうです。
これから対戦が増えるであろう上位棋士もモチベーションを高めていると思います。先日、広瀬さん、天彦さんと話した時もそれぞれ最短でどの棋戦のどこで当たるか、という話題になりましたし。


藤井四段の影響で子供教室が盛況、という話をよく聞きます。
今週末にJT杯が開幕しますが、同時に行われる小学生以下によるテーブルマーク子供大会は今年は参加者のレコードが期待できるかもしれません。
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王座戦本戦2回戦、菅井七段戦。

2017-06-22 | 対局
後手番で対中飛車でしたが、細かい序盤に問題があって作戦負けでした。中盤からは勝負手気味になり、それが功を奏して逆転していたと思いますが、時間が無い中で局面が複雑過ぎて、あえなく再逆転で負けに。いかにもミスが出るような格好をしていたので、将棋の作り自体が苦戦だったと思います。

ベスト8で敗退。防衛戦が終わった時には次の防衛戦までに挑戦を、と思うのですが、なかなか実現できません。

加藤先生や藤井四段の話題は明日以降に。
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明日対局。

2017-06-20 | 将棋
明日21日(水)は王座戦本戦2回戦菅井七段戦。

※本局は携帯中継があります。


6/21 読売新聞朝刊に第30期竜王戦本戦の特集紙面が掲載(将棋連盟)
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今週の注目局。

2017-06-18 | 将棋
藤井四段、27連勝。

次戦からの澤田六段(王将戦・21日)、増田四段(竜王戦・26日)、佐々木勇五段(竜王戦・26日に勝った場合)は強敵続きで試練の3連戦と言えます。これを全部勝つのは上位棋士でも容易ではないでしょう。この3連戦も勝たれたら実力、勝負強さも含めてお手上げ、と感じている人は多いと思います。注目します。

今週の注目局と言えば20日(火)の加藤九段-高野(智)四段戦。加藤先生にとっては負ければ最後となる一局です。このトーナメントを勝ち抜いている間は対局があります。

ニコ生:将棋

Abema:将棋


一昨日は昨年7月に亡くなられた柳瀬尚紀さんを偲ぶ会がありました。柳瀬さんは翻訳家として有名ですが、観戦記も多数、書かれていて棋士との親交も深かったです。自分は19歳で初めて王座戦で出た時にお会いして「20歳になったら競馬を一緒に」と誘って頂き、それ以来、競馬のお話をさせてもらうことが増えました。柳瀬先生はGIの日に配布されるレーシングプログラムで「馬名プロファイル」を執筆されていました。馬名を日本語に訳す、という競馬ファンにはお馴染みのもので1997年から昨年6月の宝塚記念まで続けられたそうです。
展示されていた遺品の中に柳瀬先生がいつも競馬に持参されていた独自の出馬表がありました。これは騎手がその日に何鞍乗っているか、から勝負気配を予想するもので、ルメールをLemaire、デムーロをDemuroと書くのは英文学者の先生らしく、懐かしかったです。
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序盤戦術。

2017-06-16 | 将棋
藤井四段は26連勝。次戦は中1日で土曜日ですね。木曜日、土曜日と大阪で対局する場合、大人だったら金曜日は休養ですが、中学生の藤井四段は大阪から名古屋に戻って学校でしょうか。

それにしても興味深いのは藤井四段の序盤戦術。先日の叡王戦の将棋ですが。



先手番▲55歩中飛車に対して△63銀△74歩型にするのは作戦負けになる、というのが昔からの定説でプロ間では採用率は低いです。この定跡の評価は自分が子供の頃から変わっていません。実際、感想戦で森下九段も「藤井君のほうが作戦負けする格好だと思うけどなぁ」と言っていますが、定跡としてはそうです。ただ藤井君くらいの年齢だと、この定説には詳しくないでしょうから、その先入観を無しで局面を見れば、後手もやれる、ということなんでしょう。自分はプロレベルの序盤を勉強するようになってから20年くらい経つので、いまさらこの形が「後手もやれる」とか言われてもなかなか飲み込めないですが。これのようにだいぶ昔に評価が定まっている形は若い人によって見直されることが増えてくるかもしれません。で、自分らの年齢の棋士はそれにどう対応するかが問われます。


今週は免状を書いた帰りに神宮で野球を見たり。昨日は相手が則本だし、どうせ勝てないから世界新記録を見物するつもりで行ったら、記録は止めるし、まさかの大勝でした。応援する側が諦めていてはいかんかったです。
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順位戦。

2017-06-14 | 将棋
先日の順位戦、隣の▲羽生-△広瀬戦は羽生三冠の大局観が光った将棋でした。広瀬八段が優勢に見えて、実際は難しかった、というのが感想戦での話。



60手目△46歩と垂らした局面。ここで▲77銀というのは後手を引く、飛車先が通る、という損に対して得が角のラインを消す、しかないので指しにくい手ですが、これで難しいんですね。この手には隣で見ていた自分も意表を突かれましたが、席に戻ってきた広瀬さんも意外そうな表情でした。なんで隣をそんなに見てるんだ、と言われそうですが、それくらい意外だった手なので。
後で広瀬さんや感想戦を見ていた天彦名人と話しましたが、この手以降も後手が自然に指してるのに73手目▲84銀ではもう先手良しなので、後手が良さそうに見えたけど元々難しいか、というところに行き着きます。相手からの攻めが無いことを読んで手を渡すというのは羽生さんらしい、プロが唸る一着でした。

中川さんの登山番組、見ました。山の名前は聞いたことがあったので自分も行ったことがある山かと思いながら見ましたが、景色を見ても思い出せず。そういえば、足元を注意するのに精一杯で山頂以外ではさほど景色は見てないかも。しかし中川さんは花の名前とかまで知ってるんですね。

以下は余談ですが、昼食に天彦流の「うな重 ご飯少なめ」を採用したのは減量中だからですが、終わった後に軽く飲み、となってしまったので効果がなかった。一応書いておくと、うな重の梅、竹、松は全部頼んだことがあります。梅から見て、竹はうなぎの枚数は同じだけど大きさが違う、漬物が2種→4種。松はうなぎが1枚増えます。「ふじもと」のうな重を食べる方はご参考に。
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叡王戦とか。

2017-06-12 | 将棋
タイトル戦に昇格した叡王戦、開幕戦は▲梶浦-△藤井戦。ここで報道陣が退出か、と思った後に第二陣が入ってくるというのは、まだあるんだ、という相撲の懸賞金を連想しました。
しかし25連勝ですか。この日の2連勝もそうですが、後手番でも圧勝が多いのが地味に光るんですよね。そしてとにかく寄せが早い。
何日か前に「連勝が続けば竜王戦本戦の開幕戦が29連勝目になる」と書きましたが近くなってきました。


一昨日のテレビ、面白かったです。将棋だけで1時間の番組ってすごいですね。リップ投了もウケてたなぁ。
加藤先生がつるのさんに「フガフガと符合を言ってらした」と突っ込まれた7時間考えたという局面はこれですが



▲44銀△同金▲同角とすると△33角でうまくいかないけども、▲44銀△同金に▲62歩を利かすことで先手が勝ち、と。
自分もこの話は何度も聞いています(失礼)
初めて聞いたのは竜王初挑戦した時、ソウルでの昼食会。自分がこの将棋を知っていたので「ほら、若い人もこの将棋は知ってるんだ」と満面の笑みが出ました。


今日の夜、NHK BSのにっぽん百名山に中川八段が出るそうです。フットサルを始めてから足のケガを警戒して登山はご無沙汰しているんですが、山も楽しいですよね。
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A級順位戦1回戦、佐藤康九段戦。

2017-06-10 | 対局
先手番で対一手損角換わり。序盤が失敗気味で粘りにいったところ、相手のミスに乗じて盛り返す、という将棋でした。

いいスタートは切れましたが、先は長いので1つ1つ、というところです。

隣の▲羽生-△広瀬戦の感想を見て、軽く飲んで帰宅。明るい時間に帰ると順位戦の始まりを実感します。

今日はタイトル戦に昇格した第3期叡王戦の開幕です。
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明日対局。

2017-06-08 | 将棋
9日(金)はA級順位戦1回戦、佐藤康九段戦。

名人戦棋譜速報

※本局は携帯中継があります。
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名人戦。

2017-06-07 | 将棋
名人戦が終わりました。4局目から名人の内容が良くなって一気にいった印象です。準備が異なる電王戦と並行するのは大変だったと思いますが、それが終わって第5局、第6局は圧巻でした。
順位戦は今日のB級2組から、A級順位戦は明日、開幕します。

20連勝の藤井四段、今日は最大3局。今度はモバイルが詰まないといいんですが。
スカパー等での放送もあるようです。

最近買ったマンガ関連。中間管理録トネガワ(5)と1日外出録ハンチョウ(1)を買ったら特製しおりが付いてきたんですが、あの言葉が。。。作中にも出てきます。
キャプテン翼 ライジングサン(6)はキャプテン翼シリーズの通算100巻目だそうですが、ナトゥレーザとサンターナの合体技はこのマンガの歴史が詰まっていて良かったです。
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