この世界の憂鬱と気紛れ

タイトルに深い意味はありません。スガシカオの歌に似たようなフレーズがあったかな。日々の雑事と趣味と偏見のブログです。

2020年を振り返ってみる。振り返るほどのこともないけど。

2020-12-31 15:09:10 | 戯言
 2020年も大晦日を迎えました。
 早いものですね。
 今日は2020年を振り返ってみたいと思います。
 まぁ振り返るほどのことでもないんですけれど。

 コロナ一色の感もある2020年ですが、個人的にはいつもの年とさほど変わらない一年でした。
 つまり、ろくでもない年だった、ってことですが。

 今年の8月に所属していた映画サークルを追放されました。
 追放、というのは語弊があるかもしれません。
 退会せざるを得ない条件を突き付けられたのです。

 事の発端は去年、サークルのlineのグループチャットに書き込んだ自分の『ゴーストランドの惨劇』というホラー映画についての書き込みでした。
 『ゴーストランドの惨劇』、すごくよかったのですが、暴力描写がハンパないのでそういったものが苦手な方は鑑賞に注意してください、と書き込みました。
 ホラー映画と一口に言っても心理的なホラーから人体破壊描写に容赦がないスプラッターまで様々な種類がありますから、一言注意しておくことが必要だろうと思ったのです。
 するとある人からこんな返信がありました。
 自分の書き込みがネタバレに当たるという内容でした。
 ホラー映画で暴力描写がハンパないと指摘することがネタバレ?
 何を以ってネタバレとするか、人それぞれ基準は違うと思いますが、自分が件の書き込みをネタバレだと認めることは一生ないと思います。

 今年になって『ミッドサマー』というホラー映画を観たとき、驚いたことがありました。
 自分はこれまで数え切れないぐらいホラー映画を劇場で観ましたが、一度として劇場が観客で満員になったことはなく、さらにホラー映画の上映で女性客を見かけることも稀でした。
 しかし自分が観に行った回の『ミッドサマー』の上映では劇場が満員で、しかも六割方女性客でした。
 自分はすごく驚いて、そのことをやはりグループチャットに書き込んだんですよね。
 そしたら『ゴーストランドの惨劇』のときと同じ人が、こう返信してきました。
 マジレスすると福岡市民の半分以上は女性なんだから、そういうことが起きても珍しくないと思います、と。
 何やねん、コイツ、と思いましたよ。

 その後の自分の対応も問題はあったのだろうとは思います。
 問題があったというのは、例えば今こうしてやっているように、サークル内で起きたことをそのままブログで書くことなどです。
 でも自分の心の中だけでは解決できない問題を誰かに相談することはごく当たり前のことだと思います。
 そして相談する相手に心当たりがなければ、ネットに書き込むしかない場合もあるんじゃないでしょうか。
 自分に関して言えば限界を感じていましたしね。

 知りたいのは、自分の書き込みへの返信に対してどう対応するのが正しかったのか、ということです。
 ネタバレです、と指摘されて、自分ではそうは思わなくても、ネタバレしてすみません、と謝罪するべきだったのか?
 そういうことが起きても珍しくないと返信されて、そうですね、珍しくないですね、と同意するべきだったのか?
 自分にはわかりません。

 この世界は限りなく広いですが、本当に憂鬱なことばかりで、たまに優しい言葉をかけてくれる人がいてもそれもただの気紛れでしかない。
 その映画サークル自体には未練はないですが、自分の“居場所”を失ったこと、もしくはそのサークルが“居場所”ではなかったことは少しばかり大きなため息をつかずにはいられません。
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