この世界の憂鬱と気紛れ

タイトルに深い意味はありません。スガシカオの歌に似たようなフレーズがあったかな。日々の雑事と趣味と偏見のブログです。

素直に「おめでとう」と言えない。

2024-03-26 21:17:07 | 戯言
 そろそろすべての大学で合否判定が出た頃ではないでしょうか。
 希望校に合格された皆さん、おめでとうございます。
 ただ、これは以前から言っていることなのですが、大学に受かったからといってバラ色の人生が約束されるわけではないし、逆に大学に落ちたからといってそれで人生が終わりということもありません。
 すべてはそれからだと思います。
 などと正論を振りかざせるのは自分にとって大学受験が遠い過去の出来事になったからかもしれません。

 甥っ子の多一郎が都内にある私大のM大学に受験し、合格、春から通うことになりました。
 ただ、いくつか問題があって。
 まず、多一郎は一浪してるんですよ。
 しかも現役の時、九州のS大に受かったのを蹴って浪人してるんです。
 M大がレベルの低い大学だと言っているのではありませんが、S大を蹴って浪人して、それで行くのがM大というのは、たぶん誰が聞いても「?」と首をかしげるのではないでしょうか。
 それなら現役でS大に行ってたらよかったのでは…。
 結局第一志望の大学に受からなかったから(滑り止めで受けた)M大学に行くことにしたみたいです。

 で、明日、多一郎の合格祝いの食事会があります。
 どんな顔をして会えばいいのかがわかりません。
 「大学合格、おめでとう!」と言っていいんですかね?
 行きたかった大学に落ちて、滑り止めで受けた大学に行くことになったのに。
 めでたくも何ともないだろうに「おめでとう」と言ってよいものかどうか。

 さらに明日は姪っ子のメイ子の再就職祝いでもあるのです。
 メイ子は以前うちから車で10分ほどの距離にある食品工場に勤め、そこの寮に住んでいました。
 二年近く働いていたのかな、24時間三交代のシフトがきつく、またパワハラなどもあったようで、この春、めでたく退社、再就職の運びとなりました。
 これまた素直に「再就職、おめでとう!」と言っていいものかどうか、悩みどころです。
 とりあえずメイ子が寮に住んでいたころは振り回されるだけ振り回されていたので(こちら)、彼女が実家に戻ると聞いてほっと一安心しています。

 「おめでとう」と祝ってよいものかどうか、と書きましたが、祝い金は渡さなくちゃいけないので、多一郎の合格祝いに3万円、メイ子の再就職祝いに1万円包みました。

   

 二人にとって良い門出になればいいのですが、さて…。
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