この世界の憂鬱と気紛れ

タイトルに深い意味はありません。スガシカオの歌に似たようなフレーズがあったかな。日々の雑事と趣味と偏見のブログです。

古処山に登ってきました、その3。

2024-06-12 20:55:32 | 日常
 古処山って実は山頂がすごくわかりづらい山なんですよ。
 山頂がわかりづらいって、山頂の写真をアップしているじゃないかと思われるかもしれませんね。
 確かにそうなんですが、山頂の元々の意味は「山の頂点」であり、古処山でいえば860メートル(より正確には859.5メートル)のところが山頂なのです。
 なので、よく「山頂からの眺めが最高だった!」などと言いますが、山頂につま先立ちして眺めたのでない限り、厳密には「山頂付近からの眺めは最高だった!」というべきなのです。
 まぁこれはあくまで「厳密には」であって、通常は「山頂付近」を「山頂」と称しても何も問題はないんですけどね(というかそれが普通)。
 前振りが長くなりましたがこれが古処山の山頂です。

   

 木々に隠れた岩場に打たれたピン、これが古処山の本当の山頂なのです。
 いや、これは知らないと絶対わからないと思うなぁ(自分はその場にいたベテランの登山者の方から教えてもらいました)。
 古処山に登る人の10人のうち、8人ぐらいは山頂がどこにあるか知らずに下山するんじゃないでしょうか。

 ところで昨日の記事で古処山には戦国時代の名残で「奥の院」や「大将隠し」があると書きました。
 「奥の院」って何?「大将隠し」って何?と思われたのではないでしょうか。
 もちろん自分もそう思いました。
 が、前述の登山者の方から「奥の院はこちらから行くのは危険だから止めた方がいい」というアドバイスをもらい、あっさり行くのを断念しました。
 まぁ体力的にも厳しいものがあったのでその判断は正しかったと思います。
 いつかリベンジの機会は訪れるでしょうか、、、まぁ訪れることはないな。笑。
 古処山登頂記は以上です。
 もちろんこの後下山したのですが、下山はひたすら下りただけなのであまり語ることはないのです。

 登山中に撮った写真を何枚かアップします。

   

 お地蔵様の前掛けが長すぎる件について。笑。
 ほとんど演歌歌手がディナーショーで着るドレスみたいですね。

   
 
 のっぺらぼうのお地蔵さん、、、まぁこれは元々の頭部が行方不明になるか、破損するかして、別のものを置いただけなんでしょうけれど、一見すると「ギョッ」としますよね。

   

 古処山でちょくちょく見かけた石積みの中でも一番大きかったもの。
 「ケルン」というみたいです。
 果たして積んだ人はどんな思いを込めたんでしょうね。
 道標なのか、慰霊なのか、それともただの暇つぶしなのか…。

 最後に古処山で拾ったお宝。

   

 袋などは用意していなかったので、ゴミはちょっとした拾ってないのですが、プルトップ2つ。
 汚れがひどくない方はパワーアイテムとして使おうと思っています。 
 
 古処山登頂記は今度こそ以上です。
 
 ps.「山頂」の解釈が間違っている場合は優しく訂正して下さると助かります。

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