この世界の憂鬱と気紛れ

タイトルに深い意味はありません。スガシカオの歌に似たようなフレーズがあったかな。日々の雑事と趣味と偏見のブログです。

ドラゴン桜。

2005-07-29 23:31:42 | 日常
馬鹿とブスこそ東大に行け!
とはテレビドラマ『ドラゴン桜』の主人公桜木の決め台詞ですが、龍山高校の特進クラス女の子三人の中にブスはいないですよね。
あれだけルックスが可愛けりゃそれなりにいい人生を送れそうな気がするんですけど。
渋谷で働く社長と結婚したり、もしくは離婚したり。笑。

ところで唐突ですが、自分は以前家庭教師をしていたことがあります。
といっても大学は教育学部でも何でもなかったので、家庭教師の素人ですけどね。
ここだけの話ですが、自分は家庭教師を舐めていました。
家庭教師の素人である自分が受け持つ生徒はせいぜい上の学年で高校受験を控えた中学三年生で、高校受験なんて基礎さえ押さえてりゃオッケー、って考えてました。(実際進学校でないのであればそうだと思います。)
そんなある日、中学三年の女の子に(仮にZ子とします。)勉強を教えることになりました。
自分「えっと、Z子ちゃん、五教科の中で一番何が好き?」
Z子「ん~、国語かな」
自分「へぇ、国語が好きなんだ?(国語は全ての基礎といえるから、国語が好きって言うなら教えるの楽勝かも。)じゃ、今まで読んだことある小説で、何が一番面白かった?」
Z子「読んだことない
自分「よ、読んだことない?今までに何も?(なのに一番好きなのは国語?)」
Z子「うん、一冊も読んだことないよ」
自分「・・・・・」
その子との家庭教師の時間は主に九九の暗記ばかりやっていたよーな気がします。(2x9と9x2がなぜ一緒の答えになるのかが理解出来ない女の子でした。)
家庭教師、二ヶ月ぐらい続いたかな、結局ある日を境に来なくていいよ、ってことになり、まぁクビってことですが、自分もほっとしていました。
そんな感じで家庭教師にはあまりいい思い出ではないのですが、最大のオチはその子が翌年どこかの高校に合格したっていうことですね。
プロの家庭教師がついて学力が超急上昇したのか、それとも世の中には名前さえ書ければ受かる高校があるのか、どちらかは知りませんが、自分に関して言えば、人様に物事を教えるといった分をわきまえないようなことは二度とするまい、と固く心に誓ったのでした。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする