スティーヴン・スピルバーグ監督、トム・クルーズ主演『宇宙戦争』を観てきました。
映画の日に観に行ったので案外お客さんが多くて、
この貧乏人どもが!!
って思いました。(←お前もな!)
『宇宙戦争』、思っていた以上によかったです。
この手の宇宙人侵略物ってストーリー自体にはさほど意外性はないですよね。
だって「全人類は宇宙人の家畜になってしまいました、終わり」だと意外性はあっても観終わったあとのカタルシスが皆無ですから。笑。
『インディペンデンス・ディ』にしろ、『マーズ・アタック』にしろ、さらには古くはジョージ・パル版『宇宙戦争』にしろ、結局は完全無欠絶対無敵に見えた宇宙人が実は○○に弱かった、というオチです。
つまりストーリーそのものを取り立ててみてもつまらない。
でも、だからこそ演出の腕が問われるわけで、その点でいうと今回の『宇宙戦争』は本当にスゴイ!
逃げ回るトムの周りで宇宙人のメカが発した怪光線によって人間の身体が雲散霧消!
スピルバーグの遠慮のない残虐描写に拍手したいほどでした。
前作『ターミナル』を観て、なんじゃこりゃ?と思いましたが見直しました。
以後彼には一切ストーリーを追わず、こういった娯楽作品のみ提供して欲しいものです。
主演のトム・クルーズもよかったです。
大体二枚目俳優が二枚目の役柄を演じてもつまんないじゃないですか。底が浅いというか。
今回トムが演じるのはダメ親父。笑。
何しろ久しぶりに会った息子とコミュニケーションを計る手段がキャッチボール(!)なのですから、そのダメっぷりがうかがえるというもの。
そのダメ親父が圧倒的な破壊力を持った敵からただひたすら逃げ回る!!
たまに反撃っぽいこともしないではないですが、基本的な戦略は逃げあるのみ。いっそ潔いです。
それなりに満足した『宇宙戦争』なのですが、いくつか疑問が。
トムが最初逃げ出すのに使ったあの自動車、なんであの自動車だけ動いたんでしたっけ。
何か理由を説明していたようなんですけど、吹き替え版だったのでよく聞き取れませんでした。
それからこれは言っても詮無いことですが、タイトルそのものに偽りありと思いました。
全然『宇宙“戦争”』じゃないし。
だって一方的に人類は虐殺されてるだけだし。
いや、最後に反撃したから“戦争”でいいのか?
でもあれも宇宙人が勝手にすっ転んだだけ、って感じだったけど。笑。
というわけで夏の大作映画(プラスワン)祭りが終了しました。
個人的な評価は『ダニー・ザ・ドッグ』>『宇宙戦争』>『スターウォーズ エピソード3』>『バットマン・ビギンズ』といったところです。
でもこの順番で評価している人ってたぶん少ないと思います。笑。
映画の日に観に行ったので案外お客さんが多くて、
この貧乏人どもが!!
って思いました。(←お前もな!)
『宇宙戦争』、思っていた以上によかったです。
この手の宇宙人侵略物ってストーリー自体にはさほど意外性はないですよね。
だって「全人類は宇宙人の家畜になってしまいました、終わり」だと意外性はあっても観終わったあとのカタルシスが皆無ですから。笑。
『インディペンデンス・ディ』にしろ、『マーズ・アタック』にしろ、さらには古くはジョージ・パル版『宇宙戦争』にしろ、結局は完全無欠絶対無敵に見えた宇宙人が実は○○に弱かった、というオチです。
つまりストーリーそのものを取り立ててみてもつまらない。
でも、だからこそ演出の腕が問われるわけで、その点でいうと今回の『宇宙戦争』は本当にスゴイ!
逃げ回るトムの周りで宇宙人のメカが発した怪光線によって人間の身体が雲散霧消!
スピルバーグの遠慮のない残虐描写に拍手したいほどでした。
前作『ターミナル』を観て、なんじゃこりゃ?と思いましたが見直しました。
以後彼には一切ストーリーを追わず、こういった娯楽作品のみ提供して欲しいものです。
主演のトム・クルーズもよかったです。
大体二枚目俳優が二枚目の役柄を演じてもつまんないじゃないですか。底が浅いというか。
今回トムが演じるのはダメ親父。笑。
何しろ久しぶりに会った息子とコミュニケーションを計る手段がキャッチボール(!)なのですから、そのダメっぷりがうかがえるというもの。
そのダメ親父が圧倒的な破壊力を持った敵からただひたすら逃げ回る!!
たまに反撃っぽいこともしないではないですが、基本的な戦略は逃げあるのみ。いっそ潔いです。
それなりに満足した『宇宙戦争』なのですが、いくつか疑問が。
トムが最初逃げ出すのに使ったあの自動車、なんであの自動車だけ動いたんでしたっけ。
何か理由を説明していたようなんですけど、吹き替え版だったのでよく聞き取れませんでした。
それからこれは言っても詮無いことですが、タイトルそのものに偽りありと思いました。
全然『宇宙“戦争”』じゃないし。
だって一方的に人類は虐殺されてるだけだし。
いや、最後に反撃したから“戦争”でいいのか?
でもあれも宇宙人が勝手にすっ転んだだけ、って感じだったけど。笑。
というわけで夏の大作映画(プラスワン)祭りが終了しました。
個人的な評価は『ダニー・ザ・ドッグ』>『宇宙戦争』>『スターウォーズ エピソード3』>『バットマン・ビギンズ』といったところです。
でもこの順番で評価している人ってたぶん少ないと思います。笑。