この世界の憂鬱と気紛れ

タイトルに深い意味はありません。スガシカオの歌に似たようなフレーズがあったかな。日々の雑事と趣味と偏見のブログです。

オールド・ボーイ。

2005-04-09 23:56:55 | 新作映画
韓国映画『オールド・ボーイ』を見ました。
正直言って韓国映画ってそんなに好きじゃないんですよね。
いろんな意味で濃すぎて体質的にどーも合わないというか。
(合わないのは映画だけで韓国文化そのものではありません。何といっても一番お気に入りの漫画は『新暗行御史』ですし。)

さて、『オールド・ボーイ』はどうだったかというと、、、いやぁ、激濃でしたね。
もう見ていて胃がむかむかして、おえっ!って吐き気がこみ上げてくるぐらいでした。
じゃあ、出来が悪かったかというと、決してそんなことはなくて、なるほどカンヌ映画祭でグランプリを受賞しただけはあるなぁと思いました。
『オールド・ボーイ』は二人の男の復讐の物語です。
一人は一見どこにでもいるようなしがないサラリーマン、オ・デス。
彼は身に覚えのない理由で謎の組織によって十五年もの間監禁されてしまいます。
彼はなぜ監禁されたのか?そしてなぜ突然解放されたのか?
それがこの映画のメインストーリーとなります。
そしてもう一人の復讐の鬼こそが、、、おっと、これ以上はネタバレになるのでやめておきましょう。

現在テレビドラマ、映画、ともに韓流ブームの真っ只中といわれてもてはやされてますよね。
テレビドラマがこてこての恋愛物ばかりに思えるのに比べ、映画は『シュリ』や『猟奇的な彼女』など実にバラエティに富んでいるなぁと思います。
ただ両者に共通するのがスタッフや俳優ら、作り手の、一切妥協はしないぞ、という意気込みではないでしょうか。
日本のドラマや映画の製作者たちにそういった点を見習ってほしいですし、だからこそ見る者を圧倒し、虜にするのでしょうね。(自分は正直濃すぎるのは苦手なのですが。。。)
コメント (4)
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