この世界の憂鬱と気紛れ

タイトルに深い意味はありません。スガシカオの歌に似たようなフレーズがあったかな。日々の雑事と趣味と偏見のブログです。

コラテラル。

2005-04-24 21:04:27 | 新作映画
マイケル・マン監督、トム・クルーズ主演、『コラテラル』を見ました。
賛否両論激しい映画みたいです。
映画秘宝の2004年十二月号でも新作映画情報では「極上のフィルム・ノワール」と絶賛され、別のページでは「シナリオが穴だらけ」とこき下ろされていましたから。
ストーリーは夜のロサンジェルスでトム・クルーズ扮する殺し屋ヴィンセントが一晩に五人のターゲットを始末しようとするお話です。
その際、ロサンジェルスの地理に不案内なヴィンセントはタクシーを借り切るのですが(運転手役のマックスを『Ray/レイ』でアカデミー主演男優賞を受賞したジェイミー・フォックスが演じています)、『コラテラル』拒絶派は「そんなリスクを犯すぐらいなら(レンタカーでも借りて)自分で運転しろ!」っていってるんですよね。
要はそのシチュエーションがアリかナシかで、この作品の評価が大きく分かれるのでしょう。
自分には無問題でしたね。
『コラテラル』、それなりに面白く見ることが出来ました。
それなりに伏線も張ってありますし、ヴィンセントとマックスの会話もひねっていてよかったです。
さすがに“極上のフィルム・ノワール”とまでは思わなかったですが、見ても損はないと思います。
もっとも最初のシチュエーションを受け入れられれば、の話なのですが。笑。
コメント (4)
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