読書って楽しいね♪

好きな作家は東野圭吾さん☆他の作家さんのもいろいろ読んで感想を書いていきたいと思います♪

堂場瞬一「身代わりの空~警視庁犯罪被害者支援課4(上)」~事故死したのは指名手配犯だった!殺人犯の家族が求めた真実☆

2018-12-06 03:25:46 | 
堂場瞬一「身代わりの空~犯罪被害者支援課4(上)」読み終わりました。


これずっと読みたかったんだよね~。



やっと読む事ができました^^




犯罪被害者の家族のフォローをする支援課に



今回は航空機事故で多数の死亡者が出たことで



支援要請が来る。



死者20人の大事故に



NAL航空の社員たちも対応しきれず



被害者家族から詰め寄られる。



村野はそんな混乱の中


自分がすべきことを探す。



NALの社員の代わりに殴られる場面も!!



そして


この事故機に偽名で乗っていた



指名手配犯「本井忠介」が死亡していた



本井を追っていた「特捜」は



本井の家族にこのことを告げにいく。



そこに同行することになる


村野と梓




加害者家族から



「被害者家族」になった本井の妻と高校生の息子と中学生の娘を


なんとしても守りたいと思う村野と梓



特捜は傷心の家族から事情聴取したがるが



それを村野達は家族に負担が無いように見守る。




精神状態が崩壊する妻の「真奈」



そして娘の「佐奈」



息子の恭平はそんな2人を必死に支える




マスコミがこのことをかぎつけ・・



執拗に家族に迫る!!




それを知る村野は



これを何とかしようと



民間の支援センターで働く



元恋人の愛に助けを乞う。




支援課の松木優里と共に。




作戦は成功するのだった☆






真奈から本井がなぜ縁のない富山で事故に遭ったのか?



富山になぜいたのか調べてほしいと頼まれた村野



富山へ調査に向かう



そこで


有力情報を得る



地元の作家だという「荒木」



その人が本井に会っていた



話を聞きに行く村野



そこで


発見したのは・・


荒木の遺体だった



深まる謎。。



本井は本当に殺人を犯していたのか



そして・・



航空機事故で意識不明の重体になっている



黒沢が・・



別人だった



黒沢の父親と名乗った男は



家族じゃなかった



犯罪の匂いが濃くなる。。



本井が偽名で乗った



黒沢は別人



航空機事故はバードアタックだと見られるが・・




このゆくへはどうなっていくのか?!





犯罪を犯したとされる者の家族の苦しみ



そして



家族を急に奪われた被害者家族の苦しみ



その2つを味わう「本井」の家族たち



その苦しみは想像しきれるものではない。



警察からの追及



そして



マスコミから付きまとわれる


そして



世間の目




自分たちの生活が侵されていく。。




自分がしたことではないことに



「家族」だというだけで



巻き込まれていく



「家族」も被害者だ。



そんな家族たちのために


自分を盾にしても守ろうとする


村野や梓や優里



そして







その姿勢に頭が下がる




堂場さんの作品は



考えさせられることばかりじゃなく



美味しいものが出てくるのもうれしい



富山の名物


鰤の塩焼きや白エビの天ぷら


おいしそうだったなぁ~!



富山ブラックラーメンは食べたことあるけど


ホントにスープが黒い


そんな「食」もいろいろ出て来て楽しい



他のシリーズの失踪共助課の高木や



一課の一ノ瀬も出てくるよ



堂場瞬一ファンにはうれしい~




さて続きはどうなっていくのか?



(下)に突入です








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