読書って楽しいね♪

好きな作家は東野圭吾さん☆他の作家さんのもいろいろ読んで感想を書いていきたいと思います♪

柚木麻子「奥様はクレージーフルーツ」~大好きだけど淡白な夫。。体を持て余す奥様の究極の選択とは?

2017-09-12 03:33:51 | 
柚木麻子「奥様はクレージーフルーツ」読み終わりました。



柚木さんの作品はいろいろ読んでるけど


タイトルにセンスを感じる☆



奥様自身が「果実」になって・・


そして


その本当の果実と絡ませていくところが


面白いよなぁ~♪




30歳


アクセサリーデザイナーの「初美」は


編集者の夫「啓介」との


セックスレスに悩んでいた。



夫は


初美のことをとても愛してくれていて


大切にしてくれる



初美も


穏やかで優しい啓介が大好きだ



だけど・・


たった一つ不満なこと



それは・・



セックスレス



啓介の方が・・


全くその気になってくれないのだ



初美は


普通に性欲もあり


子供も欲しいと思ってる。



「そういうこと」


・・が無ければ


子供も作れないわけで。。




夫を誘うも・・



上手くいかない。。




大学時代の同級生「羽生」



マンションの住人の孫「淳平」



の誘惑と戦い




果ては・・



啓介の大学時代の同級生「川越」女医を



性の対象としてしまいそうに?!





お互いを思いやって


大好きなのに・・



体が満たされない




お互いが同じなら上手くいくのにねぇ。。




初美はいつも一人相撲




いらだちが爆発して



啓介にぶつける



家出




啓介は


怒るどころか・・


初美を心配する。



そんな啓介が


初美はやっぱり



好き




2人で一緒にいるだけで。



同じ空間にお互いの匂いの中で生活することに。



幸せを感じる初美



啓介も同じ気持ちでいてくれることが



伝わってくる




夫婦って・・



体のつながりが無いと



ダメなの?




子供を作らないといけないの?





性欲と戦いながらも・・



どんな誘惑にも負けず・・



初美のベクトルは



啓介へ向かっている




初美の出した



究極の選択とは





週刊誌にも特集が組まれる


「セックスレス」




夫婦は


そう言うことが無いと



ダメなのか?



そんな風に焦りを感じてしまう夫婦も多いんだろうなぁ。



でも


結局





自分にとって何が一番大切なのか



・・・ってことなんだろうなぁ。



誰かと比べたりするのは


違う気がする。




いろんな夫婦の形があっていいんじゃないのかな。




この本を読むときっとそう思えるはず




西瓜のソルティ・ドッグ飲んでみた~い





















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