横尾秀介「プロムナード」読み終わりました☆
これは
著者がご自身の事を書かれたものです
「プロムナード」ってなんだ?
・・と思ってたら
散歩道という意味らしいです
人生を散歩道に例えたら
自分自身は「1個の石」のようなもの。
そう語る横尾さん
自分ではどうにもならない力で
いろんな蹴られ方をされて進んでいく。
どこへ向かうのか?
いろんな人にかかわり
いろんな蹴られ方をして
自分は進んでいく。
それに感謝しながら。
本当にそうだぁって思った。
自分の作品が
「一番面白い」
・・と言えちゃうところ☆
一文字間違って覚えていて・・
全く違う意味になってたことを
それを目標に頑張っちゃうところ☆
ちょい悪に憧れるかわいらしいところ☆
好きな人に一直線なところ☆
いろんな物の見方ができて
前向きなところ☆
横尾秀介がますます魅力的に思える作品でした
特に印象的で
「私も同じこと感じてた!」
というのが
「街の微笑」
いつもの見慣れた街なのに
季節の変わり目に
ほんの少し溶けている
次の季節の色をちょっとだけまとう
そんな街が
いつもより魅力的に感じられる
それを
「街の微笑」と称している。
完全じゃない
ほんの少しの変化☆
ほんの少し溶けた季節を感じるときの喜び
共感できたなぁ
そして
17歳の時に描いた絵本
19歳の時にかいた戯曲
そんなのも収録されていて
それもまたいいんです
これを読んだら
横尾さんの作品をもっと読みたくなる☆
「ラットマン」まだ読んでないんで
次読んでみようかな♪
単行本にするときに
エアロスミスに待ったをかけらてしまった作品だとか。
それで単行本の内容変更を余儀なくされた!!
だけど
もっといい作品になったと前向き
そんな横尾さんの作品が読んでみたくなった。
「作家はミステリアスなほうがいい」
そんなことを言う人もいるけど
私は著者の人となりを知ることで
より作品が魅力的に思えると思うけど