松岡圭祐「万能鑑定士Qの最終巻」読み終わりました☆
まずは
松岡さんに一言!!
ありがとうございます
…とお礼を言いたいです。
なぜかって?
だって
この前の
「探偵の鑑定Ⅱ」で
もう万能鑑定士Qは終わってしまったんだぁ。。
あんな結末なんて~。。
そう嘆いていた私
感想でもそれを書いていた。
だけど・・
ちゃんと用意しておいてくれたんですね~。
こんな
読者が喜ぶ結末を
さすがです!
落としといて・・
その倍以上引き上げる
この作戦?は大成功でしたよ
・・・というわけで
万能鑑定士Qのファンの皆さん!
松岡さんはファンを失望させたりしませんよ
今回のこの巻で
タイトル通り「最終巻」になるわけだけど・・
最後は
ちょっと
今後を匂わせる人物も登場したりして
密かに期待しちゃいます!
まぁそれは読んでからのお楽しみってことで☆
春に咲くのは
さ~く~ら
探偵の鑑定Ⅱでは
莉子と小笠原君は
友達という形で
別離
小笠原君が記者を辞めて
探偵という職業を選ぶ
そのことが
莉子は受け入れられず・・
小笠原君が小笠原君でなくなってしまう。
変わってしまった。
そう思ってしまうんだよね~。
だけど
今回
小笠原君がなぜ探偵になろうとしたのか
そして
小笠原の幼馴染みで
小笠原との仲を深めたとされる
「三木本沙彩」が
なぜか
そこのところを
莉子に切実に話し
そこから
莉子は小笠原君の本当の思いに触れる
小笠原君のことが好きな沙彩
それゆえに
小笠原の幸せを願う女心が
切ない
「凜田さんみたいに、人とぶつかりあわず、人を傷つけず、違法行為もない探偵になりたいんだよ。」
そう莉子に言ったときの沙彩の気持ち。。
そして
雨森華蓮から
「プロポーズ受けても、はいとか、いいえとかで答えるのは間違い。
そんな言葉はないと思って。好きか嫌いかで答えて。」
万能鑑定士Qの最大の弱点を指摘される
瀬戸内陸とともに釈放となった
莉子の高校の先輩でもある
漢那和希からは
「鑑定家も自分の心は見えないんだな。」
と言われる莉子。
贋作家「コピア」からは
「ふたりのコンビは最強だ。お互い素直になれ。中学生の恋愛はよせ。」
小笠原悠斗と凜田莉子に向けられた言葉☆
本人たち以外はみんなわかってる二人の仲
なのに
なんで自分たちは気づかないの?
だけど
そんな2人だから応援したくなるんだよね!
きっと
ムンクの「叫び」が盗まれる
そして
犯人からの難題を解いていく莉子
そして
悠斗
お互いが
お互いなくしては解けない難題
悠斗は探偵の力を最大限生かし
だけど
誠実に莉子のやり方で解決しようとする
そして
莉子もまた
難題にいつものように真摯に向き合う
ロジカルに
ときに
ラテラルに・・
しかし
最後の難題は
解くことができなかった。。
師匠である瀬戸内陸に
莉子の足りない思考を指摘される
新しい言葉
クリティカル・シンキング
あらゆる物事の問題を特定して、正確に分類することにより
最適解にたどり着く思考
それを持つ
水鏡瑞希にその思考を学ぶ☆
そして
最終決戦へ
コピアと対峙する莉子
そこに
ナイトのごとく現れる悠斗
莉子の最大の危機を
悠斗が助ける
面白くてためになる 人の死なないミステリがいよいよ完結
最後は
拍手を送りたくなる結末だよ
まだ余韻に浸ってます!
松岡さんありがとうございます