読書って楽しいね♪

好きな作家は東野圭吾さん☆他の作家さんのもいろいろ読んで感想を書いていきたいと思います♪

朝倉かすみ「てらさふ」~2人ならきっと夢は実現できる☆そう確信した弥子だったが?!~

2015-08-20 03:05:57 | 




朝倉かすみ「てらさふ」読み終わりました☆




「てらさふ」とは・・



自慢する。見せびらかす。





という意味らしい。





自分にはいろんな可能性がある



そう信じて疑わなかった



「堂上弥子」(どうのうえ やこ)



自分の頭の中で作った



ウィキペディアに



堂上弥子(どうのうえ やこ、1997年4月2日ー)


は日本の芸術家。映画監督、写真家、画家、小説家として名高いだけでなく、


ファッションモデル、ミュージシャン、女優、声優としても有名。


愛らしい笑顔と驚異的な才能で世界中の人びとをとりこにし、


熱狂と興奮のるつぼに陥れ、一世を風靡。


スーパースターとして2010年を疾走した。




と書き込んでいた。





14歳中2の弥子



自分の思っているように



他人は自分のことをわかってくれない。




そう思っていた弥子。




いつか絶対



自分はそうなれる☆




そういう自信があった。





そして



自分をわかってくれる



ニコ(鈴木 笑顔瑠)-すずき にこるー



に出あった。




ニコは


外見はモデルの様で整った容姿をしていた。




しかし


母が失踪し・・


祖母もいなくなり・・


曾祖母のもとに引き取られるニコ。





内側にある寂しさ・・



それをわかってあげられるのは弥子しかいない。




そう


弥子は考えていた。



そして



弥子の夢をかなえるため



ニコと2人なら



「ここじゃないどこか」



↑へいける




そう思った。





先ずは


読書感想文で


注目を集める☆




書くのは弥子。



表舞台に立つのはニコ。




2人は共有することで



夢をかなえていく




そして



作家デビュー




他人の作品で





弥子の野望




ニコが求める安心できる場所





だけど・・



2人はだんだんすれ違っていく。





弥子の夢・・




そして




ニコがいきたかったところ・・





ちがう。。



ちがう。。




二人の穴は大きくなっていく。






弥子がニコに求めていたもの




ニコが弥子に求めていたもの





それはお互いが思っていたものとは違っていた。





弥子は間違った。




そして



ニコも。





だけど



間違ったからこそ



たどりつけた場所





それが



お互いの



「いきたかった場所」



だったのかもしれない。





十代の頃は



夢を見る★



自分の可能性を信じる★



それに近づこうとして・・



間違う。



失敗する。。




それが糧になる




なんだか自分十代を思い出し・・



ちょっと


くすぐったいような・・


苦いような・・



そんな気持ちになった。




自分をわかっているのは



自分自身!



そう思いがちだけど・・



意外と自分自身のことって



わかってるようで



わかっていないのかもなぁ。。





そんなことを思ったりもする





間違って・・



失敗して・・



だんだん大人になる




頑張れ~





そんなふうに応援したくなる作品でした















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