癌春(がんばる)日記 by 花sakag

2008年と2011年の2回の大腸癌手術
   ・・・克服の先に広がる新たな春を生きがいに・・・

真冬並みのラッセルと最後の急登が辛かった「丸山(672m)(左股)」

2019年03月18日 | 登山・旅行

3時間も歩いてようやく対面した急斜面を巡らす丸山

 この山は、遊楽部山塊の西側に位置するせたな町北檜山区左股の奥深いピークである。スタート地点は国道229号の桧山トンネルの北側入口の駐車場。2月の峠丸山もここからスタートしている。
 ここ数日の新雪が深いので、スノーシューでスタート。旧国道に上がったら、真冬並みの20~25㎝の深雪ラッセルに驚く。


 ヤマップのログを基にしたコース図
 
 旧国道の太櫓越峠から東に続く長い林道を歩き、500m地点から丸山に続く尾根を辿った。深雪ラッセルに辟易しながら登った。
 最後の急登は、ストックを2本横にして四つん這いになって登った。スノーシューを蹴り込みながらもずり落ちたりして、ひたすら忍耐の一歩の悪戦苦闘の登りだった。

 5:45スタート~8:30尾根取り付き~10:15山頂10:30~11:30尾根取り付き地点~13:15ゴール。〈登り4時間30分、山頂15分、下り2時間45分。所要時間7時間30分〉


スタート地点から桧山トンネル入口へ向かう。トンネルの左側から旧国道へ登る。


 旧国道の太櫓越峠から林道へ


 林道は徐々に高度を上げて行くが、ずっと灌木などは生えておらず、今でも車が走っているような道で、両側に人工林が広がるところも多い。


 4kmほどの林道なのに、真冬並みの深雪ラッセルで2時間45分も要して、尾根に取りつく。


 608ピークへ続く尾根を眺める。


 608ピークから山頂斜面を眺める。果して登れるのだろうかと心配になるほどの急斜面。


 山頂写真。遊楽部山塊をバックに撮ったが、雲で覆われていて、バックは真っ白。


 山頂部を雲で覆われた遊楽部山塊。晴れていれば、ドーンと見えるはずだが、残念。


 黒い雲の下に、せたな町から今金町の平地が見える。これも晴れていれば、その上に狩場山塊が見えるはず。


 山頂から、越えてきた608ピークの左の尾根を眺める。山頂からの下りは、スノーシューなら滑落しそうなので、つぼ足で下りた。608ピークへの登り返しが辛かった。


 ゴール近くになって青空が広がり、正面に2月にスキーで登り下りした峠丸山が見える。


 旧国道の太櫓越峠に残る距離案内板。

 下山後、とりあえず北檜山温泉へ。ここでブログを打ち、夕方まで過ごし、夕食を食べてから島牧の道の駅まで走る予定。


島牧への移動中、兜岩トンネル手前で捉えた夕陽