トルコのトピックス

トルコの新しい話題をご紹介しています

イスタンブルに鉄砲水。クルクラーレリで5人死亡

2023年09月07日 | 国内
9月7日 夜間、急激な雨で鉄砲水が起こり、少なくとも5人が命を落としました。豪雨はイスタンブルの街路と北西部のクルクラーレリの街を川に変えました。

 Hurriyet

この1週間、トルコ各地で、豪雨が破壊的な洪水となり、9月5日にはイスタンブルの北部で死者が出るなど、甚大な被害がありました。多くの住宅や事務所が泥水で蔽われ、多くの車が道路で立ち往生しました。

夜の嵐で一部の地下鉄の駅は洪水になり、市立図書館から何十人もの人々が避難しました。テレビやソシアルメディアは、激流に流される車や市場の屋台の映像を見せました。

イスタンブル知事室は洪水で2人が死亡し、12人が病院で手当てを受けたと報じました。アリ・イエルリカヤ内相は、バシャクシェヒルの死者は57歳の住民で、キュチュクチェクメジェでは、32歳のギニア国籍者が洪水に流されて死亡したと発表しました。

イエルリカヤ内相は、市当局の要員と災害緊急管理局(AFAD)の混合チームが協力して救助活動に当たっていると強調しました。チームは夜を徹して頑張り、道路や家屋から水を掻き出していると、内相は言い、保健省も現地に医療スタッフを送ったと付言しました。知事室は2000件以上の洪水の報告を受けたと言い、現在の推定では、約1700戸の家屋が洪水の被害を受けたと付言しました。


80歳の男性が3度目の大学入学

北西部エデイルネ県の村人が、トラキア大学の考古学部に入学し、3度目の大学生活を始めました。

 Hurriyet

廃品投棄所で働いて生活の資を得ているシェヴェキ・クルチさんは、最初に大学を卒業したときもニュースになりました。2017年、彼はアナドル大学の公開教育学部の歴史学科を卒業しました。

クルチさんはこれに満足せず、2019年、トラキア大学の歴史学部に正式に入学し、75歳で学位を得ました。クルチさんの知識欲はまだまだ収まらず、4年後、彼はまたも大学入試を受け、トラキア大学の考古学部に入学しました。3度目の大学入学です。

エディルネで親しみを込めて「賢いオジサン」と呼ばれているクルチさんは、学ぶことへの思いを熱く語りました。「私は家庭の事情と健康上の問題で、高校を中退しましたが、学ぶことへの興味は止みませんでした。学ばなかったことがずっと不満でした。52歳になって、私は初めて大学へ行ったのです」


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「トルコはヨーロッパのエネルギーの中心になる」エルドアン大統領

2023年09月05日 | 国際
9月6日 エルドアン大統領は、4日、ロシアのソチでプーチン大統領と会談した後、トルコとヨーロッパのエネルギー市場を結び、ロシアの天然ガスを輸送することによって、トルコは世界で最も重要なエネルギーの中心のひとつになるだろうと、トルコの大望をくり返し語りました。

 Hurriyet

「われわれはさまざまな場において、エネルギー分野での協力を提起します。われわれはわが国を通じて、ヨーロッパと世界にエネルギー製品を供給するために、さまざまなプロジェクトを実現します。トルコに天然ガスセンターを設立することで、エネルギー供給と価格にも利するところがあるでしょう」と、ソチから帰国したエルドアン大統領は、記者団に語りました。

エルドアン大統領とロシアのプーチン大統領はソチで対面会談を行い、両国間と地域の問題について詳細に話し合いました。エルドアン大統領はエネルギー分野でのトルコのロシアとの協力を戦略として語りました。

「われわれはわが国をエネルギーの中心にすることを、すでに話し合っています。われわれは投資によって、数年内に、わが国を天然ガスの重要な中心に変えるでしょう」と大統領は言いました。

プーチン大統領は9月4日の記者会見で、ロシアのGazprom 社とトルコのBOTAS社は、トルコをエネルギーの中心にするためのロードマップを作っていると語りました。

エルドアン大統領は、トルコは地域的なガスの中心ではなく、世界的なガスの中心になることを望んでいると言い、ウインウインの原則をベースにして、これを達成するために、ロシアとのエネルギー協力を推進してゆくと強調しました。


「トルコとギリシアの関係は建設的な時代に入った」フィダン外相

トルコのハカン・フィダン外相は、トルコとギリシアの関係は前向きの時代に入ったと強調し、両国はエーゲ海から派生する問題の解決の話し合いのためのロードマップの制作に取り組むだろうと語りました。

 Hurriyet

フィダン外相は9月5日、現在の前向きのムードの中で初めて、ギリシアのゲオルゲ・ゲラペトリティス外相をアンカラに迎えました。7月、エルドアン大統領とギリシアのキリアコス・ミツォタキス首相がビリニュスで会談して以来、両国間に対話のムードが生まれています。

「両国は新たな対話の時代に入った」と、フィダン外相は言い、両首脳がそれぞれの外相に、関係の発展のための新たな枠組みを設けるよう指示したことに言及しました。フィダン外相はまた、エルドアン大統領とミツォタキス首相は、9月中旬、国連総会で会うだろうと言い、2人は今年中に、テサロニキで、ハイレベルの協力委員会会議を主宰するだろうと付言しました。

また、10月には、両国の副外相が、ロードマップの実施について話し合うでしょう。ロードマップには、エーゲ海に関する意見の相違の解決と、信頼構築のための対策に関する話し合いの再開も含まれています。

「対話チャンネルが開通し、ハイレベルの接触が始まることは、前向きの進展です。両国はそれを確認しました。意見の相違は対話で解決できると信じています」とフィダン外相は強調しました。

フィダン外相はまた、トルコは、東地中海の問題は、資源の公平な分配によって解決できると言いました。


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トルコ女性がヨーロッパ・バレーボールの頂点に立った

2023年09月05日 | 国際
9月5日 トルコ女子バレーボール・ナショナルチームの勝利で、9月4日、トルコは歓喜のムードに包まれました。

 Hurriyet

トルコは苦戦の末、ファイナル戦の5セットでセルビアを下し、「ヨーロッパ女子バレーボール選手権」で勝利を獲得しました。ベルギー・ブリュッセルの「パレイス12」で行われた対戦で、トルコ女子チームは最後の2セットで、3-2で勝利を獲得しました。

ファイナルで41ポイントをあげたメリッサ・ヴァルガス選手は、トーナメントの「最も優れた選手」に選ばれました。ファイナル戦を見るために、トルコ中の公園や広場にセットされた大スクリーンの前に集まった多くのトルコ人ファンは、9月4日の早朝まで、街で勝利を祝いました。

「共和国100周年のわが国に、ヨーロッパのタイトルのトロフィーをもたらすことができたチームの一員として、とても幸せです」と、試合後、チームのキャプテン、エダ・エルデム選手は言いました。エルデム・キャプテンはまた、ブリュッセルまで来てくれたファンと、故国で試合を観戦してくれた多くの人々に感謝しました。

「トルコの皆さんは、信じられないほど応援してくれました。私たちは皆さんの愛と支援をいただきました」とキャプテンは語りました。

エルドアン大統領は「女子バレーボール・ナショナルチーム“ネットのスルタン”が、2023年のヨーロッパ・バレーボールのチャンピオンになったことに、心からお祝いを申し上げる」と書いています。


ギリシアのトルコ人墓地を何者かが攻撃。トルコはギリシアを非難

ギリシア西部トラキア地方に少数民族として暮らすトルコ人の墓地が、何者かに襲撃されました。トルコは強く非難しています。

 Hurriyet

「ギリシア当局ができるだけ早く犯人を逮捕し、裁き、刑罰を科し、事件の背後にある理由を明らかにすることを期待する」と、トルコ外務省のタンジュ・ビルギチ報道官が、9月30日、声明で言いました。

トルコ語でナルルキョイというポリアントス村の墓地の墓石が、何者かによって損壊されました。「われわれはこの憎むべき事件に関して、ギリシアの教育・宗教省の事務総長の声明に留意している。調査は始まっているそうだ」とビルギチ報道官は言いました。報道官はまた、ナルルキョイの住民たちに哀悼の意を伝えました。

「ムスリムの墓地まで標的にされるのも、ヨーロッパにひろがるイスラモフォビア(イスラム嫌い)の現われだろう。われわれの共通の人間としての威信を守るために、早急に行動を起こすことが重要だ」とビルギチ報道官は言いました。「今後、同様の事件が起こるのを防ぐために必要な対策を取り、西トラキアに住む少数民族であるトルコ人の平和と安全を確保するよう、トルコはギリシアに要求した」

ギリシア北西部の、トルコ国境に近い地域には、約15万人のトルコ系の人々が住んでいます。


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今年6月までに、20万人のイラン人が東部ヴァンを訪れた

2023年09月03日 | 観光
9月4日 2023年の上半期、約20万人のイラン人ツーリストが東部ヴァン県を訪れ、地元商人たちに大きな収益をもたらしました。

 Hurriyet

去年は100万人のツーリストがヴァンを訪れましたが、今年はまたイラン人ツーリストが増えたと、地元メディアは報道しています。ほとんどのホテルは満杯です。イラン人ツーリストたちは、昼間は市内を散策して過ごし、夜は娯楽場で楽しんでいます。

ヴァンの街、とくにショッピングモールや商店に群がって、買物を楽しむ大グループのイラン人たちのおかげで、街の商人たちは活気づいています。ツーリストたちはまた、滞在中に史跡や観光名所も訪れ、市の振興にも貢献していると、地元メディアは報じています。

観光のプロたちは、イラン人たちはヴァンの町にも興味があるようだと言っています。「ツーリストの多くは9月末までに帰国するでしょうが、この観光景気が1年中つづくよう願っています」


ブルガリアの火事で消防隊がエディルネ国境に配備された

トルコ=ブルガリア国境近くで森林火災が起こり、トルコへひろがってきたため、トルコ当局は消防車と消防隊をエディルネ国境に配置しました。

 Hurriyet

9月2日、ブルガリア東部で起こった森林火災は、強風にあおられてエディルネ国境に向かってきました。エディルネの森林局と市は、事前対策として消防隊を国境に送りました。

ブルガリアの消防隊は1日中、消火活動をつづけ、ブルガリアの4つの村は用心のため、避難しました。数時間の両国の協力で、ブルガリア当局は、9月3日、火災はほぼ鎮火され、今日中に完全に収まるだろうと発表しました。

また、9月2日、トルコのブルサ県ムダンヤ地区で起こった火災は、17時間の消火活動で、おさまりました。火事は25ヘクタールの森林を焼き、数匹の動物が負傷しました。


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禁漁期が終わって漁師たちが海に出はじめた

2023年09月02日 | 国内
9月3日 8月31日の深夜、禁漁期が終わり、多くの漁師たちは準備していた漁網を海に投げようとしています。

 Hurriyet

エルドアン大統領とイブラヒム・ユマクル農林相は、イスタンブルのベイコズで行われる漁期オープンのイベントに出席する予定です。4月15日に禁漁期が始まってから、漁師たちは船を岸辺につなぎ、来シーズンのための準備をしてきましたが、漁網の修理も、船のメンテナンスももう終わりました。

8月31日、漁師たちは漁網を船に積みはじめました。魚卵を守り、漁場を枯渇させないために、毎年、4月15日から9月1日まで、漁が禁じられます。「シノップ漁業協同組合」の組合長ナムク・ウンリュさんは、今年は黒海の最大の収入源が気候変動の影響を受けるかもしれないと言っています。

昨年までたくさん獲れていたカツオが今年は少なそうだとウンリュさんは心配していますが、その代わり、今年はコイワシとマグロが獲れそうだとも言いました。「9月になったというのに、気象危機と地球温暖化のために、黒海の水温は季節平均を超えていて、魚が沿岸に来なくなっています」と彼は言いました。

「海水温度が15度か17度に下がれば、海に魚が増えます。現在、海水が高温なため、魚は40~50マイル沖合にいると思われます。魚が海に近づいてくるためには海水温が現状の半分まで下がる必要があります。魚が岸に近づいてくれば、豊漁になるのですが」とウンリュさんは話しました。


トルコから盗まれたマルクス・アウレリウス像をアメリカ当局が押収

ニューヨーク当局が、トルコから盗まれた古遺物品を調査し、ローマ皇帝で哲学者のマルクス・アウレリウスと思われる、頭部のないブロンズ像をクリーヴランド美術館から押収するよう命じました。

 Hurriyet

8月14日に出された、像の押収を命じる令状には、マンハッタンの裁判官の署名があります。同美術館は1986年にこの像を入手し、この像は古代ローマ美術コレクションの目玉になっていました。

マンハッタンの弁護士アルヴィン・ブラッグ氏によると、この像はトルコ南東部ブボンで盗まれ、密輸ネットワークによってマンハッタンに送られたことを令状は確認しています。当局の調査の詳細は発表されていません。

AD180年から200年のものと思われる、高さ1.9メートルの像は、同地区の法律事務所によると、2000万ドルの価値があるということです。

クリーヴランドのプレーン・ディーラー誌によると、像は2か月前に展示されなくなり、美術館はウエブサイトのこの像についての説明文を変更し、「マルクス・アウレリウスの像」ではなく「ドレープのある男子像」にしました。

クリーヴランド美術館のコレクションのリストに、この像が発表された2012年に、トルコは初めて、像はブボンから盗まれたものだと主張しました。美術館当局は、そのときは、トルコはしっかりした盗難の証拠を示していないと言いました。

この件については、長い論争がつづいたと、トルコ文化観光 省のゼイネップ・ボズ氏は言いました。「長いこと待ちましたが、希望が見えてきました」

美術館のスポークスマンのトッド・メセック氏は、「当館は像の出所の問題に真剣に対処し、コレクション内の物品を注意深く、責任をもって調査します」と言いました。

マルクス・アウリウスはAD161年から180年までローマ皇帝の座にあり、またストア哲学者でもありました。


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アタテュルクの邸宅がまもなく公開される

2023年09月01日 | 国内
9月2日 北部トラブゾン県にあるアタテュルクの邸宅が、近く修復が終わり、一般に公開されます。アタテュルクはこの邸宅で遺言状を書きました。

 Hurriyet

邸宅は、トラブゾン県による調査と修復のために、去年9月から閉館していました。土木技師と建築家からなる50人の専門家チームが、邸宅の修復にあたっています。邸宅の外部の漆喰にひびが入り、内部は家具が損壊していました。家具は修復のためアンカラに送られ、邸宅内部の木部の細かい部分は修復中です。

修復後、邸宅は、トルコ共和国建国100周年の10月29日に開会式が行われ、その後、博物館として一般に公開されます。ソウクスー地方の、松林に囲まれて立つ建物は、1890~1912年に、銀行家コンスタンティン・カバヤニディスの夏の邸宅として建てられました。

1930年、この建物はトラブゾン県に登録され、1931年5月、県議会の決定によってムスタファ・ケマル・アタテュルクに譲渡されました。アタテュルクはこの邸宅に2晩滞在し、自分の資産すべてを国に寄贈することにし、その旨を首相宛てに書き送りました。

この博物館には、19世紀末から20世紀の家具や陶器、カーペット、アタテュルクの絵画など、344点の民俗学的工芸品が展示されます。


トルコのナショナル・チームがユーロバレーの準決勝で勝利

トルコのナショナル・バレーボール・チーム「ネットのスルタン」が、9月1日、「2023年CEV女子ヨーロッパ・バレーボール選手権」(ユーロ・バレー)の準決勝戦で、イタリアを3対2で下しました。

 urriyet

トルコのチームは準決勝戦で、18-25,25-23,15-25,25-22,15-6セットで、かつてのチャンピオンを下し、史上3度目の決勝戦進出となりました。

メリサ・テレサ・ヴァルガス選手は第4セットで、有効なスパイクで、トルコを逆転勝利に導きました。彼女はイタリア戦で25ポイントをあげています。

日曜の決勝戦では、トルコは、オランダ=セルビアの準決勝戦の勝者と対戦します。


法務省が家族法の包括的改正に取り組む

ユルマズ・トゥンチ法務相が、「現在、同省は家族法に関して包括的な改正に取り組んでいる。まもなく家族法は大きく改正されるだろう」と、発表しました。

 Hurriyet

法務省は家族法、とくに離婚と離婚後の扶養料など、市民の不満の原因になっている、いくつかの問題に対処する取り組みを始めたと、トゥンチ法相が、8月31日、テレビ・インタビューで語りました。

離婚ケースの長期にわたる争いと、短期間の結婚に科せられる高額な扶養料が、議論のタネになってきました。トゥンチ法相は、扶養料は1980年代から、ほとんど無期限に科せられてきたと言い、この問題の難しいところは、財政的に安定していない女性が経済的に困窮するのを防がなければならないことにあると強調しました。

「もし女性が離婚によって貧困になるリスクがあったら、女性の立場を考慮すべきです。しかし、結婚期間は短いのに、長期にわたって扶養料を支払うのが不公正に思えたら、これも考慮しなければなりません。この問題は双方への配慮によって解決されなければならない」と、トゥンチ法相は言いました。

法相はまた、この問題に関する法の改正のために、家族・社会サービス省と協力して取り組むと強調しました。


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マンスル・ヤワシュ市長が再出馬する

2023年09月01日 | 国内
9月1日 来年の3月に行われる地方選挙まであと数か月、マンスル・ヤワシュ市長が再出馬の意向を発表しました。

 Hurriyet

「神が許し給い,皆さんの支持があれば、私は選挙に立候補し、もう5年間、皆さんとともにありたい。皆さん、もう5年間、公正と正義をもって、ともにアンカラを統治しようではありませんか」と、ヤワシュ市長は、8月30日、首都アンカラの「アタテュルク農園」にできた公園の開会式で語りました。

ヤワシュ市長は、すべての人の市長でありつづけ、バッジなしで職務を果たすことを誓いました。この発表の前、最近、最大野党・共和人民党(CHP)のケマル・クルチュダルオール党首は、ヤワシュ市長と、イスタンブルのエクレム・イマムオール市長を再指名する党の意向を確認しています。イマムオール市長も、8月15日、立候補を発表しています。

2019年の地方選挙では、CHPの市長たちはIYI(善良)党の支持を受けました。IYI党のリーダー、メラル・アクシェネル氏は、先週、同党は同盟を結成せず、3月に予定されている地方選挙に参加すると宣言し、他党の同調を促しました。


トルコ当局がエーゲ海岸で64人の不法移民を救助した

トルコの沿岸警備隊が、アイドゥン県とチャナッカレ県で作戦を行い、総計64人の不法移民を救助しました。

 Hurriyet

ゴムボートに乗った不法移民が、ボートのエンジン故障で漂流しはじめ、トルコ当局に救助を求めてきたため、沿岸警備隊が出動し、25人の不法移民を救助しました。移民たちの健康状態は良く、国外送還センターに送られたと、当局は言っています。

チャナッカレ沖では、不法移民を乗せたゴムボートが、ギリシア当局によってトルコ領海に押し戻され、救助を求める通報があったため、トルコ沿岸警備隊が出動し、39人の移民を安全な岸辺に上げて救助しました。

新生活を求めてヨーロッパへ渡ろうとする不法移民にとって、トルコは重要な中継地になっています。


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