トルコのトピックス

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ドルマバフチェ宮殿の修復が10月に終わる

2023年09月14日 | 国内
9月15日 イスタンブルのドルマバフチェ宮殿の修復作業は10月末に終わるだろうと、国家宮殿局が発表しました。

 Hurriyet

宮殿のスルタネート門を含む770メートルの外壁の修復作業は、4月に始まりました。宮殿局によると、上部の冠石のカバーが、時を経て損傷していたため、壁の上部のタイルも修復されます。

修復の専門家たちは、壁の損傷した部分を特定し、欠けたり、ひびが入った部分に、昔から使われているモルタル混合物、コラサン・モルタルを注入しました。

国立宮殿修復部のギョクシェン・ユルマズ部長は、修復作業と宮殿の歴史についてメディアに語りました。「ドルマバフチェ宮殿は、スルタン・アブデュルメジドの治世の1856年、建設が終わりました。この建物はその時代の社会的芸術的活動や変化、文化などを具現しています。この有名な宮殿がボスフォラス海峡沿いに建てられたのは、西洋化の波がトルコに押し寄せてきた時代でした。宮殿はイスタンブルの眺めを変えました」

「トプカプ宮殿は、必要に応じて、時代とともに拡大した建物群ですが、反対に、ドルマバフチェ宮殿は、事前に設計された、高い塀に囲まれた建物で、ひとつの建物として建築的に完結しています」

ドルマバフチェ宮殿はまた、トルコの歴史においても重要です。近代トルコの創設者アタテュルクは、イスタンブルで最初のスピーチをここで行い、ここで執務中に亡くなり、葬儀もここで行われました。


北部トルコで炭坑が崩壊。1人死亡。

水曜、北部トルコで、炭坑の一部が崩壊し、坑夫1人が死亡し、6人が負傷したと、当局が発表しました。

 Hurriyet

北部ゾングルダク県のエレーリ町に近いアルムトジュク炭坑の内部には、280人の坑夫がいましたが、崩壊した部分にいた坑夫は4人だけだったと、オスマン・ハジベクタシオール知事が言いました。崩壊の原因はまだわかっていません。

6人の坑夫が負傷して運び出されましたが、その中の2人は重傷で入院したと知事は言いました。ニュースを聞いて、愛する者のために、炭坑の入口に駆けつけた家族たちの姿を、テレビが映し出しました。

トルコ最悪の炭坑事故は2014年に起こりました。トルコ西部のソマの炭坑内で火災が起こり、301人の坑夫が亡くなりました。昨年はまた、北部のべつの炭坑で、爆発で1人が死亡しました。


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今年は休暇に海外へ行く人が増えた

2023年09月14日 | 国内
9月14日 今年は休暇に海外、とくにトルコ・キプロスなど、ビザの要らない諸国に行く人が増えていると、旅行業者カアーン・カラヤルさんは言いました。

 Hurriyet

トルコの旅行者が海外へ行くようになった理由のひとつは、国内で休暇を過ごすにも費用がかかるようになったためだと、カラヤルさんは言い、多くのトルコ人はバルカン諸国や、エジプト、ドバイなどを選んでいると付言しました。

「ビザが必要ないエジプトのシャルム・エル・シェイクや、モンテネグロのブドヴァ、バルカンの周遊などに人気があります。高収入の人々はシャルム・エル・シェイクやドバイを選びますね」と、カラヤルさんは言いました。

トルコ国内で最も人気があるのは、相変わらずアンタリヤとムーラだと、彼は付言しました。交通費が高騰したため、サバンジャや、アバント、ボルなど、近場に短期滞在も、50%増えているそうです。


イマムオール・イスタンブル市長が次期選挙でふたたび立候補

最大野党・共和人民党(CHP)のケマル・クルチダルオール党首が、来年の3月の地方選挙で、イスタンブル市長候補にふたたび現職のエクレム・イマムオール氏を立てると明言しました。

 Hurriyet
イマムオール・イスタンブル市長(前列右)とクルチダルオールCHP党首


クルチダルオール党首は、9月12日、民放SZCテレビのインタビューで発表しました。「立派に仕事をしている人を、変える必要はないでしょう。言うまでもなく、エクレム・イマムオール氏がわれわれの候補です」

イマムオール氏は2019年の地方選挙で勝利しましたが、最高選挙評議会に不正と違反を理由に、最初の結果を取り消されました。その後、やりなおし投票で、彼は54.21%の票を獲得し、公正発展党(AKP)の現職候補ビナリ・ユルドゥルム氏を下し、市長になりました。

イマムオール市長は自身が主導するCHP内の会議で、立候補を発表しました。次の党大会では党首の交替が論議されます。クルチュダルオール党首は、先週、現アンカラ市長のマンスル・ヤワシュ氏をふたたびアンカラ市長候補とすると宣言しました。


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