トルコのトピックス

トルコの新しい話題をご紹介しています

約100万人の学生が大学に入学する

2023年07月23日 | 国内
7月22日 大学入試を受けた約300万人の中の約100万人の学生が、新学期に大学に入学する資格を得ました。入試で満点を取った学生は10人いました。

 Hurriyet

6月17日18日に行われた大学入試の結果は、7月20日に発表され、基準点をパスした学生は、7月27日から8月8日の間に、入学希望大学を選ぶことができます。

今年の入試では、290万人の学生が第1次試験を受けました。トルコの「高等教育委員会」(YOK)によると、2023年の大学入試はこれまでの最高の受験率でした。

全国の大学は準学士課程と学士課程で、ほぼ100万人を受け入れています。従って、3人に1人の受験生が大学に入学するチャンスがあるわけです。

今回の入試では、イスタンブル、アンカラ、イズミル、コンヤ、ニーデ、アフィヨンカラヒサル諸県出身の10人の学生が、全問正解し、500点満点を獲得しました。

満点を取ったアンカラ出身の学生の1人、ムスタファ・オズジャン君は、地元メディアに応えて、「高校1年のときから、規則正しく勉強してきました。中東工科大学でコンピュータ科学を学ぶのが目的です」と語りました。

もう1人の満点獲得の学生、コンヤ出身のナムク・エムレ・アジャン君は、「この4年間、休まず勉強してきました。入試ではトップ5人に入りたいと思っていましたが、トップになって、びっくりです。家族は喜んでいます。ビルケント大学か、コチ大学か、ボアジチ大学で学ぼうと思っています」と言いました。


イスタンブル知事室が野良犬の不妊手術を命令

犬に襲われる事件に人々の懸念が高まってきたため、イスタンブル知事室は全39地区の関連当局に指令書を送り、犬の数を抑制するために、野良犬の不妊手術を促進するよう命じました。

 Hurriyet

指令書には、野良の犬猫のリハビリは地方行政の権限と責任下にあると、力説されています。「野良犬を捕らえ、集め、卵巣除去/去勢と治療のためにリハビリ・センターに送り、一定期間観察し、動物の健康確認後、もといた場所に戻す」よう、指令書には記されています。

指令書はまた、「動物保護法」と「動物保護に関する実施規制」に言及し、飼主のいない動物や、衰弱した動物は、ただちに、地方行政による動物シェルターに連行しなければならないと言っています。

近年、野良犬に襲われる事件が多発したため、犬猫の増加の問題が議論の的になっていました。


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トルコのパスポートが世界で50位にランクされた

2023年07月21日 | 国際
7月21日 最近の「ヘンリー・パスポート指数」で、トルコのパスポートは、「世界最強パスポート」の中で、3位昇格して、50位にランクされました。

 Hurriyet

3か月ごとに更新されている「ヘンリー・パスポート指数」が世界最強パスポートの新しいランキングを発表しました。指数のリストは、パスポート所持者がビザなしで行ける国の数によってランクづけされていますが、トルコはリストで3位上がりました。

「ヘンリー・パスポート・トルコ」のブラク・デミレル・ディレクターは、トルコは2023年1月1日の指数では53位だったと言いました。トルコのパスポートで、ビザなしで行ける国の数は、現在、114か国に達しています。

「過去5年間、1位の座にいた日本のパスポートは3位に後退し、ビザなしで192か国に入れるシンガポールのパスポートが最強になりました」とデミレル氏は言いました。

この指数によって、ビザなしで190か国に入れるドイツ、イタリア、スペインが2位にランクされました。ビザなしで189か国に入れるオーストリア、フィンランド、フランス、ルクセンブルグ、韓国、スエーデンと日本が3位になりました。

この指数はIATA(国際航空運送協会)のデータをベースに、ビザなしで行かれる国、あるいはビザ所得が容易な国の数によって、パスポートの力を評価しています。


ロシア職員がイスタンブル・ベースの穀物協定センターを去った

ロシアが7月17日、黒海穀物協定の実施を停止し、ロシアの職員たちはイスタンブル・ベースの「共同調整センター」(JCC)を去ったと、トルコ国防省が発表しました。

 Hurriyet

JCCは、2022年7月、トルコ、国連、ロシア、ウクライナ間で締結された協定によって設立されました。JCCには各サイドから5人の職員が配備され、輸送過程を調整し、貨物のチェックを行っていました。

ロシアが7月17日以後は協定を延長しないと言った後、ロシアの職員たちはJCCを去ったと、情報源は言っています。ロシアは自国の産物を輸出する条件が提供されない限り、穀物協定を考慮することはないと発表しました。自国が受けている制裁のために、ロシアは穀物や肥料の輸出ができないでいると、ロシアは言っています。

トルコは穀物協定を妨げる問題を解消するために、ロシアとウクライナ双方とも、国連とも、コンタクトを取っています。トルコのハカン・フィダン外相は、ロシアのセルゲイ・ラヴロフ外相とも、国連のアントニオ・グテーレス事務総長とも、この件について電話で話し合いました。

エルドアン大統領は、穀物輸出の再開への希望を表明し、ロシアのプーチン大統領もこの協定には賛成していると信じていると語りました。エルドアン大統領はまた、プーチン大統領は、8月、トルコを訪れ、これらの問題を話し合うだろうと言いました。


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「熱波と戦うためには家を白く塗るべし」専門家

2023年07月20日 | 国内
7月20日 気温上昇の昨今、地方行政に建物を白く塗るよう奨励することは、暑さ対策として有効だろうと、専門家が言っています。

 Hurriyet

全国が焼けるような暑さに包まれていますが、イスタンブル大学の「気象変動実行・研究センター」の所長ミクダト・カドオール教授が、記録破りの気温の対処法について意見を語りました。

いまや高温と熱波は正常のことになりつつあると教授は言い、新しい状況に生活を適応させ、新しい予防措置をとることが重要だと語りました。

「誤った都市化によって、都市の換気通路がふさがれていることが、気温上昇の原因になっています。換気通路を新鮮な空気が通過すれば、ヒート・アイランド現象は減少し、都市はもっと住みやすくなります」とカドオール教授は言いました。

教授によると、気象変動が気温を1段階上昇させ、人間の生活によって起こるヒート・アイランド現象が、都市の気温を9段階上昇させているそうです。それが両々相まって、一部都市エリア、とくにアパートの上層階に住む高齢者や子供、肥満者、持病のある人、寝たきりの人には、ほとんど致命的な暑さとなるのです。

「行政はアスファルトの道路と広場を白く塗ることが必要です。イスタンブルのような都市は、ボドゥルムのように建物を明るい色にペイントすべきです。すべての家を白く塗るべきです。屋根は日光を反射させるためにグリーンにするといいでしょう」と、教授は付言しました。

「都市のヒート・アイランド現象による高温を下げるために努力することが必要です。白いペイントは日光を吸収しません。家を好みの色に塗ることは止めてください。この高温はまだつづく可能性大ですから、グリーンの屋根、白くペイントされた家に住みましょう」


700万余の外国人ツーリストがアンタリヤへ

1月1日から7月18日までの間に、700万以上の外国人ツーリストが空路でアンタリヤに到着しました。これは昨年同期に比して24%の増です。

 Hurriyet

アンタリヤ県文化観光局によると、7月1日から7月18日の間、休暇で地中海岸を訪れた外国人ツーリストは、昨年より10%増え、150万人になりました。4年前の7月1日から7月18日の間に、アンタリヤを訪れた外国人ツーリストは149万人でした。

トルコは、今年、6000万の外国人ツーリストを迎え、560億ドルの観光収入を得ることを目標にしています。文化観光省の最近のデータによれば、2023年の1月から5月、1400万の外国人ツーリストがトルコを訪れていますが、これは2022年同期に比して、27.3%の増です。

5月だけで、外国人ツーリストは前年より16%増え、450万に達しています。海外に住むトルコ人を含めると、1月から5月、ツーリストは1560万に増えました。一方、トルコの観光収入は第1・四半期、昨年より32.3%増えて、86億9,000万ドルに達しました。


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地震で3500人の子供たちが孤児になった

2023年07月18日 | 国内
7月19日 2月6日、南トルコで起こった大地震は、5万人以上の人々の命を奪いましたが、約3,500人の子供たちが、両親か片親を失いました。

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これら子供たちのうち、2500人は被災地で親族と暮らし、約1000人の子供は他の地方に住む親族に引き取られました。

家族・社会サービス省は、同伴者のいない1914人の子供たちのために、ただちに行動を起こしました。身元が調査され、子供たちのうちの1850人は、家族や親戚と再会できました。40人の子供は家族省関連の施設に送られ、国の保護下にあります。

養子になった子供は1人、里親の家庭で育てられている子度は2人います。現在、9人の子供がまだ病院で治療を受けていて、15人の子供が病院でなくなりました。

家族・社会サービス省と「トルコ紅半月社」のような組織が、定期的に被災した子供たちを観察し、肉体的、精神的、社会的状況を確認しています。家族省と諸組織は子供たちへの心理的支援など、必要なサポートを提供し、「トルコ紅半月社」は奨学金や進路計画支援のような、さまざまな形の助力を行っています。


ヒマワリ畑が猛暑にやられている

トルコ人が消費してるオイルの相当量をまかなっているトラキア地方のヒマワリが、猛暑のため、生育に深刻な影響が出ていると、専門家が言っています。

トラキア地方のヒマワリは蒸し暑さによってストレスを受け、生育に悪影響が出ていると報告されています。トラキア大学の遺伝学・生物工学部長ヤルチン・カヤ教授は、気温が40度を超えているこの地方のヒマワリは、猛暑のため、水分が不足していると指摘し、この高温は作物を脱水状態にし、収穫を減らすだろうと言っています。

この猛暑がつづけば、








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アヴシャ島に休暇を過ごす人々20万人が押し寄せた

2023年07月17日 | 国内
7月18日 バルクシェヒル県のアヴシャ島は、ふだんの人口は3000人ですが、フェリーの増発やシーバスの便ができたため、ビーチで休暇を過ごしたい人々が20万人も訪れ、ホテルも満杯になっています。

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アヴシャ島にはイスタンブルとブルサの住民が多く訪れています。島は食料品の不足に備え、近隣地区から船で食品を運びこんでいます。宿が見つからない行楽客は公園やビーチなど屋外で寝ている人もいます。

島を管轄するマルマラ地区のスレイマン・アクソイ町長は、「島は混雑はしていますが、問題は起こっていません。町は行楽客のために24時間休まずサービスを提供しています」と言っています。

「マルマラ地区とアヴシャ島の総人口は約10,000人ですが、私たちはいま、250,000人の人々を迎え入れています。その中の200,000人はアヴシャ島で休暇を楽しんでいます。行政として、サービス・チームの増員をしました」

水の需要は海水を処理してまかないっていると、アクソイ町長は言い、彼らは毎日、6,500トンの浄化された水を消費していると言いました。

ビザンティン時代、アフーシアとよばれていたアヴシャ島は、流刑地でした。1923年の住民交換で、ギリシア系住民が島を去り、トルコ系住民が残りました。今日、島は、長い歴史と、自然に囲まれた多くのビーチのおかげで、人気のリゾート地になっています。


「地震被災地ハタイに25万戸の家を建てる」環境相

地震被災地再建活動の一環として、ハタイに25万戸の住宅を建設する計画を、メフメト・オズハセキ環境・都市化・気象変動相が発表しました。

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「地震で被災した11都市をできるだけ早く復活させることは、われわれの義務です。文明の歴史ある町ハタイで、家々は急速に建てられています」と環境相はツイートしました。220,066戸の災害住宅と34,129戸の村の家、総計254,195戸の家が建てられることを環境相は明らかにしました。

オズハセキ環境相は建設のプロセスについて説明し、「32,715戸の災害住宅はすでに落札されました。30,088戸の家と48戸の店舗が建設中です」とシェアしました。「被災地の兄弟姉妹の皆さんに約束したように、私たちはできるだけ早く家を配布します。私たちはハタイを昔日に戻します」

村の家に関しては、環境相はその土地の慣習に従うと強調し、「ハタイの村の家の建設は地元の建築に従って行う」と言いました。村の家は総計34,129戸建設されるでしょう。村の家の入札手続きは、県内の244の村で終わり、すでに6847戸の村の家と、947戸の納屋の建設が始まっています。

「われわれの目的は、ハタイとその市民たちに、できるだけ早く、丈夫で、安全な村の家を提供すrことにあります」とオズハセキ環境相は断言しました。


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「7月15日を決して忘れない」エルドアン大統領

2023年07月17日 | 国内
7月17日 エルドアン大統領が「民主主義と国民統合の日」に当たって、2016年の未遂クーデターの記憶は失せることはないと断言しました。

 Hurriyet

「7月15日は、わが国の栄光と尊厳と名誉の日です。7月15日は国民の意志と独立を宣言するときです」と、エルドアン大統領は、2016年7月15日の事件を記念する式典でのスピーチで言いました。

エルドアン大統領は退役軍人たちと、運命的な夜に犠牲となった人々に謝意を表明し、「私はもう一度、7月15日の7周年を宣言します。私たちは70年たとうとも忘れません」と言いました。

エルドアン大統領はまた、未遂クーデターの際、街路に出て、重要な場所が占拠されるのを阻止した市民たちに感謝の言葉を述べました。大統領は事件をしっかりフォローした世界中のトルコ市民と「トルコの真の友人たち」に感謝しました。

「私たちは、わが国の独立が危機にあるとき、あらゆる年代、背景 、政見を持った人々が,一夜で団結できることを示しました」と大統領は言いました。

2016年7月15日、トルコは通常のクーデターではなく、占領される危機に直面したと、大統領は付言し、反乱者たちは大統領宮殿、国会、その他政府の重要な建物をターゲットにしたと言いました。

未遂クーデターはトルコ軍内の小グループ、テロ組織FETOのメンバーたちによって企画されました。陰謀者たちの目的は政府とエルドアン大統領を含む国家組織を転覆させることにありました。


「気温上昇でダムの水が蒸発している」専門家

エルニーニョの影響でトルコは猛暑がつづいていますが、ボアジチ大学「気温変動調査センター」の所長レヴェント・クルナズ教授が、イスタンブルのダムから蒸発によって失われる水の量に懸念を表明しました。オメルリ・ダムは1時間ごとに、17,000トンの水を失っているそうです。

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イスタンブルに水を送っているダムの水位は、7月13日現在、41.89%でしたが、昨年の同日は71.5%でした。クルナズ教授は、ダムの水の蒸発は大気中の湿気の量と、気温、風速によると言っています。「週末に気温が上がれば、オメルリ・ダムで1時間に蒸発する水の量は、2倍の34,000トンになるでしょう」

「イスタンブルのダムに注ぐ水の大部分はメレン川から来ています。メレン川がある限り、イスタンブルは干ばつに悩まされることはありません。しかし、私たちはいま、水をできるだけ注意深く使う必要があります」

クルナズ教授はダムの汚染にも触れ、現在の極度な高温で、ダムの水の蒸発率は増し、水が浅くなると、水底の汚染はより顕著になりますが、まだ一般の脅威には至っていないと説明しました。

「イスタブル上下水道局はダムの水を採取し、分析し、無害な水を市に送っています。従って、汚染の問題については、心配ありません。それに、イスタンブルの大部分の人々は、ボトルの水を飲料に使っていますね」


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トルコとハンガリーの友好記念碑がトラブゾンに建った

2023年07月16日 | 国内
7月16日 トルコとハンガリーの友好記念碑が、北部トラブゾン県に建てられ、式典とともに除幕式が行われ、両国の歴史的・文化的友好関係はさらに強くなりました。

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1994年、ハンガリー当局が,オスマンのスルタン・スレイマン大帝を顕彰する記念碑を、スルタンが亡くなった地、ハンガリーのシゲトヴァルに建立しましたが、その後、スルタンの生地トラブゾンにも、トルコ=ハンガリーの友好公園がつくられました。

7月12日には、公園に友好記念碑が建てられ、両国の文化的結束はさらに深まりました。記念碑の除幕式は両国国歌の演奏で始まり、その後民俗舞踊や、オスマン軍楽隊によるコンサートが催されました。

「1994年、ハンガリーとわが国が共有する英雄スレイマン大帝に敬意を表して、シゲトヴァルに記念碑と友好公園が設立されました。今年、私たちはトラブゾンとシゲトヴァルの友好25周年を祝福します」と、トラブゾンのムラト・ゾルルオール市長が、除幕式のスピーチで語りました。

「今日、除幕されたトルコ=ハンガリー友好の記念碑と、この美しい公園は、両国と両都市の前向きな関係に貢献すると信じています」と市長は付言しました。

ウムト・ドゥルバカユム駐トラブゾン・ハンガリー名誉領事も、トルコとハンガリーは、歴史的文化的分野で、多くの共通の価値観を持っていると語りました。


「ハイダルパシャ駅の修復は来年終わる」運輸相

13年前に火災で損壊した歴史的ハイダルパシャ鉄道駅の修復作業は、2024年までに終わるだろうと、アブドゥルカディル・ウラルオール運輸インフラ相が発表しました。

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「駅の歴史的外観を保つために、修復は綿密に行われています。修復作業は2024年までに終わります」と、7月13日、修復作業中のハイダルパシャ駅を視察したウラルオール運輸相は言いました。「駅が完成したら、国内外のツーリストの注目の的になるでしょう」

最もダメージを受けた屋根の修復作業は、3年かかって終わりました。鋼鉄の屋根の梁は、オリジナルの状態に修復されました。火事で損壊された古い鋼鉄の梁、レンガの壁、屋根の木部も修復されました。1階の乗客用の待合ホールも、火事で被害を受けましたが、オリジナルの状態に修復されました。

ハイダルパシャ駅はアナトリアへの列車の旅の出発点として、長い間、利用されてきましたが、2010年の火災で、駅の屋根は完全に崩壊し、大きな被害を受けました。

駅の周辺では、考古学的発掘がつづき、後期ローマ時代、ビザンティン時代,オスマン時代の多くの遺物も出土しています。


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塩湖が微生物の繁殖でピンクに

2023年07月15日 | 国内
7月15日 中央アナトリアのコンヤ、アクサライ、アンカラに位置する塩湖が、高温によるバクテリアと藻の増殖によってピンクになりました。

 Hurriyet

塩湖はトルコで2番目に大きい湖です。夏期、気温が上昇し、塩分が増すと、藻は色のついた物質を生成して、有害な日光から塩湖の表面を守ります。

一方、バクテリアも繁殖して、湖をピンクにします。夏が終って気温が下がり、雨が降ると、湖は正常な色に変わります。湖がピンクになると、それを見にやってくる人々が増えます。

地元住民の1人シナン・バヤジトさんは、夏場、ツーリストを惹きつけるために、湖を宣伝することが必要だと言いました。「塩湖はアンカラのためにも、トルコ経済のためにも重要です」

「湖で獲れる塩は、シェレフリコチサル地区の数社の製造会社で原料として使われていますが、湖を宣伝し、観光収入を増すことも重要です。観光収入は、私たちにとって大きいです」とバヤジトさんは言いました。


フィダン外相がブリンケン国務長官やストルテンベルグ事務総長と会談

トルコのハカン・フィダン外相が、アメリカのアントニー・ブリンケン国務長官やNATOのイエンス・ストルテンベルグ事務総長と会談し、リトアニアで行われたNATO首脳サミットの成果を振り返りました。

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インドネシアの更紗のシャツを着たブリンケン国務長官(左)とフィダン外相


フィダン外相は、ジャカルタで行われた東南アジア諸国連合(ASEAN)の第56回外相会議で、ブリンケン国務長官と会談しました。2人はリトアニアでの決議の実施について意見を交換し、アフガニスタンの現状について話し合いました。

また、フィダン外相はNATOのストルテンベルグ事務総長と電話会談し、NATOサミットで討議された重要事項の事後処理について話し合いました。

フィダン外相はインドネシアの首都ジャカルタで、数人の外相と会談する機会を得ました。彼が会談した外相として、日本の林芳正外相、ノルウエーのアニケン・ホイットフェルト外相、バングラデシュのA.K.アブドゥル・モメン外相、ヴェトナムのブイ・タイン・ソン外相、EUのジョセフ・ボレル外務・安全保障政策上級代表らが挙げられます。


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この6日間で、イスタンブルで不法移民3500人が捕まった

2023年07月14日 | 国内
7月14日 イスタンブルの不法移民取り締まり作戦で、治安部隊はこの6日間で3500人以上を逮捕しました。

 Hurriyet

登録されてイスタンブルに住んでいる外国人たちは、今回の手入れを喜んでいると、地元メディアは報じています。7月4日、イスタンブル警察は、イスタンブル全市、とくに不法移民が多く住んでいる地域で検査を始めました。この検査は、不法にトルコに入国し、無許可で働いている人々や、ビザの期限が切れても長期滞在している人々をターゲットにしています。

検査が始まってから、3535人の不法移民が逮捕されました。拘束された者たちは警察で手続きを終えた後、移住センターに送られ、国外追放されます。

ミリエット紙によると、登録されてイスタンブルに住んでいる移民たちは、「不法移民たちはトルコに住んでいる外国人たちに悪意を持っている。この検査には満足している」と言っています。

不法にトルコに住んでいる移民たちの中には、窃盗やケンカなど、公共秩序に反する事件に関わる連中もいると、正当な移民たちは言い、このような事件によって、正当な移民たちも疑いの目で見られるようになると付言しました。

「私たちは何年もトルコに住んでいます。不法に滞在している連中は送り返して欲しいです。彼らは喧嘩したり、盗みを働いたりです」と、8年前シリアのアレッポーからイスタンブルに来た難民の1人は言いました。

「私たちは毎年、トルコ政府に居住料を払っていますが、不法移民たちはなんの責任も果たしていません」と、2016年からトルコに住んでいる移民の1人、ムハムメド・ラシトさんは言いました。

アフガン難民が多く住んでいるゼイティンブルヌ地区では、商店主たちが「この2か月、警察が大勢のアフガン難民を捕まえたので、登録されていない連中は、昼間、出歩かなくなりました」と話していました。


「トルコとロシアが穀物協定の延長に合意した」エルドアン大統領

ロシアのプーチン大統領が、来週、期限が切れる黒海の穀物協定を延長することで合意したと、7月14日、エルドアン大統領が語りました。

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記者団に語るエルドアン大統領


エルドアン大統領は穀物協定について、ロシアの大統領と話したと、記者団に語りました。穀物協定は世界の食糧危機を緩和するために、ウクライナの穀物の輸出を容認するものです。

ロシアのウクライナ侵攻から5か月後に締結されたこの協定は、月曜日に期限切れとなります。ロシアは、この協定はロシアの輸出の障害になるから更新しないと、がんばっていました。

「わが国は8月、プーチン大統領を迎える用意をしています。トルコとロシアは黒海の穀物協定の延長に合意しました」とエルドアン大統領記者団に語りました。

国連のアントニオ・グテーレス事務総長は、今週、穀物協定の延長について、プーチン大統領に書簡を送っています。事務総長は、ロシアが肥料を輸出するための障害を除く支援をすると言いました。エルドアン大統領は、この書簡によって、穀物協定の延長が確かなものになることを望むと言いました。

穀物協定によって、ウクライナは黒海のロシアの戦艦に妨げられることなく、3200万トン以上の穀物を出荷することができました。穀物の多くは、アフリカや中東その他の発展途上国の人々の糧となります。もしも穀物輸出がふたたび遮断されたら、いまでも高い食料価格がさらに高騰するかもしれません。


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「トルコ=アメリカの関係に新しいプロセスが始まった」エルドアン大統領

2023年07月12日 | 国際
7月13日 トルコとアメリカの関係に新しいプロセスが始まったと、エルドアン大統領が、7月11日、アメリカのバイデン大統領との会談で言いました。

 Hurriyet

「いまこそ両大統領が戦略的メカニズム内で協議すべき時だと思う」と、エルドアン大統領は NATOサミットでの会談の前に語りました。「NATOサミットの今日の会談が第一歩だと思う」

「これまでのわれわれの会談はウオーミングアップのようなものでしたが、いま、われわれはここに新しいプロセスを宣言しています」

「われわれにとって、これは5年間のプロセスでしたが、バイデン大統領は選挙準備中にあります。選挙での勝利を祈ります」と、エルドアン大統領は付言し、先月、トルコの大統領に再選されたとき、梅園大統領の祝いの電話に感謝しました。

両大統領とその随行者たちの会談は密室内で行われました。


「トルコ人は1日に3762カロリーを消費している」調査結果

1日平均3762カロリーを取っているトルコ人は、オックスフォード大学によるランキングでは、184か国中、5位になります。

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オックスフォード大学の研究者たちが、最近、184か国を対象に調査した結果によると、カロリー消費国の1位はバーレーン(ペルシア湾内の首長国)、次がアメリカ、アイルランド、ベルギー、トルコの順です。

人々が1日平均4012カロリーを消費するバーレーンは、肥満問題で知られるアメリカを抜いています。データによると、バーレーンの成人10人のうちの4人が肥満です。これは運動不足の生活様式とファーストフードの消費の増加と関係しています。

調査によると、アメリカ人は1日平均3868カロリーを消費しています。3位のアイルランドは1日3850カロリー、4位のベルギーは3824カロリー、5位のトルコは3762カロリーを消費しています。

反対に、低カロリー消費の国々としては、1641カロリーの中央アフリカ共和国、1696カロリーのブルンジ共和国、1770カロリーのマダガスカル、1853カロリーのジムバブエ、1957カロリーのイエメンが挙げられます。これらの国々は政治的混乱がつづき、国家経済にも、国民の食糧供給にも影響が及んでいます。

調査の結果、184か国中の173か国の国民は、男女とも、推薦される1日2000かリリー以上を消費していることがわかりました。世界的に、調理済みの食品を利用することが増え、そのためカロリー消費も増えています。

食糧問題はカロリーに偏りがちですが、研究者たちは、人々は栄養不足になっていると警告し、世界の糖尿病患者数は、2050年までに13億人になるだろうと推定しています。


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