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トルコ軍がシリアから掘られたトンネルを発見

2021年05月04日 | 国際
5月5日 トルコ国境守備隊が、シリアからトルコへ掘られたトンネルを発見したと、5月1日、国防省が言いました。

 Hurriyet

「東南部ハタイ県の国境警備隊によって、シリアからトルコへ掘られたトンネルが発見された」と、国防省がツイッターで言いました。

掘削作業に使われ発電機、ハンマー・ドリル2台、手押し車、300メートルのケーブル、掘削機、シャベル、バッテリーなどが押収されたと、国防省は言っています。

イスタンブル市が歴史的建物を購入。文化的スペースにする

イスタンブルの歴史地区に位置する、113年昔の独特の建物が、イスタンブル市に買い取られました。

Hurriyet

「イスタンブルの第7の丘は、もうイスタンブル市民のものです。市はブルグル宮殿を買い取りました。この建物は歴史地区の第7の丘にありますが、長年放置されていました」と、イスタンブルのエクレム・イマムオール市長は言いました。「市はこの建物を、イスタンブル市民すべてが利用できる文化的スペースに改造します」

何か月か前に売りに出された、この歴史的建物の価格は3000万トルコリラ(360万ドル)と発表されました。

ブルグル宮殿を建てたメフメト・ハビブ・ベイは、オスマン帝国末期の第2次立憲君主制の布告後、「統一進歩委員会」の候補として、1908年に、北西部ボル県から議員に選ばれました。

ブルグル宮殿は庭つきの大きな邸宅で、1912年にイタリアの建築家ジュリオ・モンゲリの設計で建てられました。精密な装飾的設計とスケールの大きさから、この邸宅は当時のイスタンブルでは最新の建物のひとつでした。ブルグル宮殿という名は、宮殿の所有者のハビブがブルグル(精麦)の販売で財を成したことから来ています。

「第一次国家建築運動」のみごとな一例であるこの建物は、印象的な巨大な塔が人目を引いています。トルコ共和国誕生後の1926年、メフメト・ハビブは銀行に負債があったため、建物の所有権はオスマン銀行に移譲されました。


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