トルコのトピックス

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国防省高官たちが対テロ作戦を視察した

2021年05月03日 | 国内
5月4日 フルシ・アカル国防相が、5月2日、軍の高官たちと、トルコ中部エスキシェヒル県を訪れ、トルコの最近の越境対テロ作戦の現状を視察しました。

 Hurriyet
左端の黒い服がアカル国防相


アカル国防相は、ヤシャル・ギュレル参謀総長やハサン・キュチュクアクユズ空軍司令官とともに、同県の空軍戦闘司令部を訪れました。この司令部から「稲妻作戦」や「雷作戦」の下に、空軍活動が行われていると、国防省がツイッターで言いました。

アカル国防相はまた、土曜、対テロ作戦視察のために、南東部シュルナク県と北イラクの基地を訪れました。国防相は、対テロ作戦は最後のテロリストが消えるまで続くと言っています。

トルコは、トルコ国境近くの、北イラクのメティナとアヴァシン・バスヤン地方で、「稲妻作戦」と「雷作戦」を開始しました。トルコの最近の越境対テロ作戦によって、これまでに少なくとも44人のテロリストが、死亡・負傷・投降しました。

オスマン・スルタンの有名な肖像画がイスタンブル市に寄贈された

統治期間が最も長かったオスマンのスルタン、スレイマン壮麗王の16世紀の肖像画が、先月、ロンドンのオークションで35万英ポンド(14万Ⅰ000ドル)という高額で購入された後、匿名のバイヤーによってイスタンブル市に寄贈されました。

 Hurriyet

「帰ってきます! 3月、英国のオークションで記録的な値段で売れたスレイマン壮麗王の肖像画が、バイヤーによってイスタンブル市に寄贈されました」と、イスタンブル市のエクレム・イマムオール市長がツイッターで言いました。

「このような貴重な作品を、イスタンブル市を信じて寄贈していただくことを誇らしく思います。おめでとう、イスタンブル」とイマムオール市長は付言しています。

ほぼ半世紀、オスマン帝国を統治したスルタンの肖像画は、19世紀から、フランスのある家庭のコレクションに入っていました。

有名なサザビーのオークションハウスで売りに出された肖像画は、8万ポンド(11万ドル)から始まりましたが、販売価格は入札前のほぼ3倍になったと推察されます。肖像画は12万ポンド(16万⑥000ドル)くらいで売れたと想像されます。

サザビーによると、この絵画は16世紀の2点の絵画に類似しています。関連のある2点の作品とは、フロレンスのウフィツィ美術館にあるクリストファノ・デル・アルティッシモと、ウイーンの美術史美術館に展示されている大公フェルンディナンド2世の小さな肖像画です。

サザビーによると、1530年代、絵画によって、ヴェネツィアとオスマンの美術交換の窓が開かれました。

昨年、イスタンブル市は、イマムオール市長の命によって、ロンドンのオークションハウスで、世界的に有名なイタリアの画家ジョヴァンニ・ベルリーニが描いたスルタン・メフメトⅡ世の肖像画を、110万ドルで購入しました。

540年昔のスルタンの肖像画は、2020年9月から、イスタンブル市民のために、市のサラチハネ・ビルに展示されています。

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ロックダウン中、200万以上の免除証が発行された

2021年05月03日 | 国内
5月3日 ロックダウン中も仕事をつづける特定の労働者に出される「就労免許証」が、200万通以上発行されたと、内務省が言いました。

 Hurriyet

政府は、ロックダウン中は、すべての営業活動は中止されるが、基本的な仕事に従事する人々であるエッセンシャルワーカーは就労を許され、特別許可証が発行されると言いました。規制から除外される職種には、生産、製造、食品、衛生、保健サービスが含まれます。

「総数205万の就労免許証が、内務省の電子アプリによって、オンラインで発行されました」と、5月2日、内務省が発表しました。生産と供給活動はロックダウン中も続けなければならないと、内務省は、5月2日、言いました。

「トルコは基本的な仕事を除いて、完全ロックダウン中ですが、農産物は配送されつづけ、通商の主要なエンジンは稼動しています」と内務省は付言しています。

スレイマン・ソイル内相は、当局は17万8000人以上の人々に移動許可を出したと言いました。ロックダウン中は都市間移動は規制され、当局発行の移動許可証が要求されます。

「規制にかかわらず、みな街に出ている」というメディアの報道を、ソイル内相は批判しました。「国民の95%は家にいます。都市の広場に人影はなく、仕事に通う人々の車が、大通りや高速を走っているだけです」と内相は言いました。

警察隊が、ドライバーや同乗者が移動許可証を持っているかどうか道路でチェックしていると言い、車の長い列ができているのは、このチェックのためだと思うと言いました。


トルコの正教徒たちがイースターを祝った

17日間のロックダウンのため、トルコに住む正教徒の多くは、今年は家でイースターを祝いました。信仰心熱い、限られた信徒だけが、厳重なルールの下に、教会のミサに参列しました。

 Hurriyet

トルコ南東部マルディン県では、コロナ拡大を防ぐために、5月2日、少人数のシリアック正教の信者が、4世紀のクルクラル教会に集まりました。

ガブリエル・アクユズ大主教が、バイブルの引用文を読み、トルコ語、アラビア語、ヘブライ語、シリアック語で聖歌を歌いました。「今日は素晴らしい日です」とアクユズ大主教は言いました。「今日はアッシリア人にとって非常に重要な日です。心を込めてイースターを祝いましょう」

ミサはウイルスとの戦いのためのガイドラインに従って行われたと、大主教は言いました。「集まった人々はこのパンデミックが早く終わるよう祈りました」

世界で3番目に多いキリスト教徒集団である正教徒たちは、カトリックやプロテスタントとは異なるカレンダーに従っているため、1週間遅れのイースターを祝います。


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