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ワクチンを躊躇する人々が専門家を悩ませている

2021年05月26日 | 国内
5月27日 自分の番が来ても、ワクチン接種を拒否する人がいて、当局は、人々のワクチン接種への躊躇がひろがるのを懸念しています。

 Hurriyet

「パンデミックとの戦いに不可欠とされるワクチンの接種率に失望している」と専門家たちは言っています。当局によると、イスタンブルはワクチン接種を受けない人の率が高いそうです。「われわれは1日に17万人の接種予約を受けられますが、残念ながら予約する人は2万~3万人です」と、イスタンブル県のケマル・メミシュオール保健部長が言いました。

「65歳以上の人のワクチン接種率は82%以上になっていますが、55歳から64歳の人々は、現時点で62%しか接種を受けていません」と保健部長は言いました。「私たちはみなにワクチン接種を推奨し、接種率をもっと上げなければなりません」

1600万人のトルコとどいつの観光と経済のトップが、人々が住むイスタンブルでは、5月26日までに、272万人の人々が1回目の接種を受け、192万人が2度目の接種も受けています。医療専門家たちは、接種率を上げるために、急遽、年齢制限を下げるべきだと勧告しています。

イスタンブル病院のトゥファン・テュケク医学部長も、「この接種率は受けいれられない。人々がワクチン接種を望まない理由をよく調査すべきだ」と言っています。


トルコとドイツの観光と経済のトップが安全な旅行を語り合った

トルコとドイツの観光と経済のトップが、木曜、ベルリンで会い、コロナ・パンデミックの中の安全で信頼できる旅行を推進する方法を話し合いました。

 Hurriyet
左からエルソイ文化観光相、アルトマイヤー経済相、カルン報道官


トルコのヌーリ・エルソイ文化観光相は、ドイツの経済問題・エネルギー省でドイツのペーター・アルトマイヤー経済相と撮った写真をツイッターにシェアしました。エルソイ文化観光相とイブラヒム・カルン大統領府報道官は、アルトマイヤー経済相、トマス・バイレス観光政務官その他高官たちと会談しました。

今月初め、エルドアン大統領とドイツのメルケル首相がビデオ電話で会談しましたが、これがきっかけとなって今回の会談が行われました。エルソイ観光相はベルリンのトルコ大使館で記者団に、ドイツからトルコへの旅行にPCRテストを行うことをドイツ側と話し合ったと言いました。

「この問題は月曜には明確にできると思う」と観光相は言いました。「ヨーロッパで行われていることはトルコでも行われなければならない。それがわが国の見解だ」


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ハマスの指導者がトルコとエジプトの和解を支持すると発言

2021年05月26日 | 国際
5月26日 ハマスの指導者イスマイル・ハニヤ氏が、5月24日、パレスチナはトルコとエジプトの和解を支持すると言いました。

 Hurriyet

ハニヤ氏はハベルテュルクのインタビューに応えて、パレスチナは、トルコ、エジプト、イラン、サウジアラビアを中東の重要な国と考えていると言い、トルコとエジプトその他の国々との和解は、イスラム世界と、パレスチナの理想のために、よい影響をもたらすだろうと付言しました。

パレスチナのマフムード・アッバス大統領が5月22日の選挙を延期したことに関して、ハニヤ氏は、「ハマスはできるだけ早く選挙が行われることを望んでいる。選挙はパレスチナの内紛を終わらせるだろう」と言いました。彼はまた、選挙でハマスが勝ったら、共同政府をつくると強調しました。

ハニヤ氏は「ハマスはパレスチナを政治的に支配することを目的としていない。ハマスはなによりもまず、占領されている土地を解放したいと思っている」と言いました。

アラブ首長国連邦、バーレーン、スーダン、モロッコのアラブ4か国は、昨年、アメリカの仲介で、イスラエルとの関係を正常化する契約に調印しました。インタビューはイスラエルがパレスチナを攻撃しているときに行われましたが、金曜、エジプトの仲介で休戦になりました。


   中央アナトリア平野で“シンクホール”が増えている

中央アナトリアのアフィヨンカラヒサル県では、灌漑のために地下水を過剰に使用したため、1年間でシンクホールがぐんと増えました。

 Hurriyet

隣のコンヤ県では、この2,3年、干ばつに見舞われた平野に点々とシンクホールが出現して、農夫たちを心配させています。家を1軒呑み込めそうに大きなシンクホールもあり、次第にひろがり、住宅地にまで近づいてきています。当局も穴を埋める作業をしてきましたが、昨年は330だった穴の数は、今年は2倍の600になりました。

アフィヨンカラヒサル県エミルダー地区では、最近、10個のシンクホールが出現しましたが、そのひとつは深さ300メートル、直径20メートルもあります。これまでに穴のために負傷した人はいませんが、シンクホールによって、畑の大部分が使えなくなったケースもあります。

地元民は畑仕事が危険になることを懸念しています。農夫の1人、エシュレフ・コチさんは、デミルオレン・ニュースの質問に答えて、「最初は小さかった穴が、時がたつにつれ、大きくなります。行政が何とかしてくれないと・・・」と言いました。

Hurriyet

もう1人の農夫ムスタファ・ソイサルさんは「家畜を飼っている草原にシンクホールができて、家畜が穴に落ちるのを心配しています」と言いました。シンクホールは最近の現象ですが、1970年代から無制限に地下水を使用したことが、シンクホール増加の主要な要因と考えられます。

「シンクホール対処研究センター」は最近、シンクホールについて包括的な研究を始めました。
 

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