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“挑発的なことば”の使用を止めるようトルコが世界に勧告

2019年03月19日 | 国際
3月20日 3月15日、ニュージーランドで起こったモスクのテロ攻撃を受けて、トルコのフアト・オクタイ副大統領が、“挑発的なことば”を使わないよう世界に要請しました。

 Hurriyet

「ある種の挑発的なことばの使用を助長するようなことは、世界中で止めなければならない」と、オクタイ副大統領はメヴリュト・チャヴシュオール外相とともに記者団に語りました。オクタイ副大統領とチャヴシュオール外相は、クライストチャーチを訪れ、イスラム嫌いと外国人嫌いに対するトルコの決意を伝え、このテロに際してトルコはニュージーランドと連帯するという意向を力説しました。

オクタイ副大統領は、テロとテロリストには、宗教も、民族も、地域もないと言いました。チャヴシュオール外相は、ニュージーランドのテロ攻撃に関して、「イスラム協力機構外相会議」の緊急総会が、3月22日、召集されると言いました。

「会議では、われわれは決議に従って委員会を結成する。われわれはこの問題を、国連を含むすべての組織に提起する」と外相は言いました。チャヴシュオール外相はまた、「ムスリムは、ニュージーランドでも、世界でも、拡大するイスラム嫌いと人種差別によって“きわめて不快な思い”をしている」と付言しました。

オクタイ副大統領とチャヴシュオール外相は、3人のトルコ人を含む入院中の負傷者を見舞いました。


太陽光発電の墓石が祈りのことばを朗誦する

コンヤ県に住むドゥルムシュ・アリ・チナルさんが、奇想天外な太陽光発電墓石を発明しました。彼が亡くなったお姉さんのために建てたお墓は、ボタンを押すと、祈りのことばや、故人をしのぶ詩文を朗誦してくれます。

Hurriyet

「姉の墓を大理石で造ったとき、なにか独特なお墓にしたかったのです。そこで、私は、ボタンで操作できる太陽光発電墓石を考えたのです。この墓石はコーランの“al-Fatiha”と“Ikhlas”の詩文や、故人をしのぶ詩文を朗誦します」と、電子墓石の発明者チナルさんはデミルオレン・ニュースに語りました。

「私たちは故人の親族が望めば、なんでも墓石にアップロードできます。墓石が6時間、日光に当たれば、システムは24時間機能します」と彼は付言しました。チナルさんはこの発明の特許を申請しました。

「私たちがこの墓石を造ってまだ1週間ですが、多くの人が興味を持ったようです。この墓石はいまや注目の的です」と彼は言っています。「故人の親族の方々はもう、イマームにたのんで、墓前で祈りのことばを朗誦してもらう必要がなくなりました」

「夜おそく墓場に行った人がシステムに触れて、墓石から音声が流れたら、びっくりするでしょうが、昼間は大丈夫でしょう」とチナルさんは言っています。

・・・ボタンを押すと、お経が流れるお墓、楽しくてよいと思います。


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