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「ゴラン高原に対するアメリカの動きは非合法」トルコ外相

2019年03月28日 | 国際
3月28日 シリアのゴラン高原のイスラエルの主権を認めるというアメリカの非合法な決定を、トルコは認めないと、メヴリュト・チャヴシュオール外相が、3月27日、言いました。

 Hurriyet

チャヴシュオール外相はテキルダー県で、アメリカの動きは国際法に違反し、"無効であり、法的効力はない"と言いました。{わが国はアメリカの決定に反対し、認めない」

3月25日、アメリカのトランプ大統領は、ゴラン高原をイスラエルの領土として正式に認めるという大統領宣言に調印しました。トランプ大統領の発表に反して、国連は、ゴラン高原はまだ、国際法下で"占領されている領土"と考えています。

イスラエルは、1967年のアラブ=イスラエル紛争の結果として、事実上、ゴラン高原のほぼ3分の2を占領しています。1981年、イスラエルはこの領土を正式に併合しようとしました。国連安全保障理事会は、この動きを満場一致で拒否しました。



「アヤソフィアのステータスをモスクに変える」エルドアン大統領


イスタンブルのアヤソフィア博物館はモスクに戻されるだろうと、エルドアン大統領が、3月27日、言いました。

 Hurriyet

「アヤソフィアはもう博物館とは呼ばれない。アヤソフィアのステータスは変わる。私たちはアヤソフィアをモスクと呼ぶことになる」と、エルドアン大統領はテレビの生番組で語りました。エルドアン大統領は、エルサレムのアルアクサ・モスクへのテロ攻撃についてなにも言わない外国政府当局者を批判しました。

「アルアクサ・モスクが攻撃され、踏みにじられ、窓ガラスを割られたとき、黙っていた人々は、アヤソフィアのステータスがどう変わっても口を出すことはできない」と大統領は言いました。歴史家が「世界8番目の不思議」と名づけたアヤソフィアは、美術史的・建築史的興味から、世界で最も多くの人が訪れる建造物のひとつです。

アヤソフィアは916年間、教会として使われてきましたが、オスマン人がイスタンブルを征服したとき、征服者スルタン・メフメットによってモスクに改装されました。オスマン時代に修復され、建築家ミマル・シナンによってミナレットを付加されたアヤソフィアは、世界の建築物の最も重要なモニュメントのひとつになりました。


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