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国連調査官がカショギ氏殺害調査のためトルコを訪れる

2019年01月26日 | 国際
1月26日 違法処刑に関する国連の担当官が、昨秋のジャマル・カショギ氏殺害の調査のため、来週、トルコを訪れると、11月24日、国連ソースがアナドル通信に語りました。

 Hurriyet

違法、即断、恣意的な処刑に関する国連の特別調査官アグネス・カラマード氏が、1月28日から2月2日まで、調査のため、トルコに滞在すると、ソースは言っています。カラマード調査官はサウジのジャーナリスト、カショギ氏殺害の国際的調査を主導するでしょう。カショギ氏は昨10月、イスタンブルのサウジ領事館で殺害されました。

彼女の調査結果は、6月の国連人権理事会で報告されると、ソースは言いました。トルコのチャヴシュオール外相は、1月24日、「トルコはこのケースを明らかにするべく努力している。殺害の犯人が明らかにされることが重要だ」と、くり返し言いました。


トルコ南部の悪天候で、竜巻による死者が出ている

24日、アンタリヤ県で2人が竜巻によって死亡し、25日、県は住民に厳しい天候はまだつづくと警告しました。

 Hurriyet

クムルジャ地区とフィニケ地区で、13歳の少女ベリヴァン・カラケチさんと身元不明の市の作業員が、竜巻に巻き込まれてなくなりました。

 Hurriyet

20歳の大学生ブセ・アジャルさんは、竜巻によって車が小川に落ち、行方不明になっています。25日、彼女の捜索と救助のための努力はつづいています。

25日夜には、アンタリヤ、デニズリ、ウスパルタで、激しい嵐になり、水上と陸上の竜巻が起こる可能性があります。エーゲ海岸の各県にも、悪天候の警告が出ました。

少なくとも30台の車と、市の建物1棟がダメージを受けています。ケメルやミラスなどの町でも、24日、竜巻の被害を受けました。“水上竜巻”と呼ばれる海上の竜巻は、トルコの海岸地方に住む人には珍しくなくなってきました。トルコはこれまで、アメリカなどにくらべたら、竜巻によって被害が出ることまれでした。


アフガンの婦人警官幹部候補生がトルコで特訓中

168人のアフガニスタンの婦人警官幹部候補生が、トルコ・シワス県の警察教育センターで訓練を受けています。この訓練は、トルコ・アフガニスタン間で調印された、アフガン国家警察の訓練に関する両国間の覚書によるものです。

 Hurriyet

2018年11月1日に始まった訓練プログラムの期間は6か月です。アフガンの警官幹部候補生たちは、両国の協力協定の一環として、2011年からシワスで訓練を受けています。これまでに1212人の女性を含む3353人のアフガンの警官が訓練を終えました。

プログラムでは、多くの専門家が、法の執行、アフガニスタン憲法の基本、人権、汚職とテロとの戦い、応急手当て、犯罪現場の調査、証拠集めのような実地教育を、警官候補生たちに与えてきました。

「私たちはアフガンの人々を友人と思っています。彼らはいま、私たちを必要としています。私たちは知識と技術と経験を彼らに伝えることによって、できるだけ早く、アフガンに平和と安定を確立するために働いています」と、トルコ国家警察学校のファティフ・イナル副学長は、アナドル通信に語りました。


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