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トルコはマンビジ攻撃後、シリアからISILを一掃する

2019年01月18日 | 国際
1月19日 米軍はシリアを撤退することになりましたが、トルコはISILをシリアから一掃する戦いを推し進めると、エルドアン大統領は言いました。

 Hurriyet

「トルコはISILとの戦いをつづけ、シリアにいるテロリスト集団を絶滅させる」と、エルドアン大統領は、1月17日,訪土中のクロアチアのコリンダ・グラバル=キタロヴィッチ大統領との共同記者会見で言いました。

1月16日のシリア・マンビジでの自爆テロに関して、エルドアン大統領は「このテロで米兵4人が死亡しているのだから、トランプ大統領は打撃を受けているだろう」と言い、「この攻撃でアメリカはシリア撤退を考えなおすかもしれない」と付言しました。

マンビジは、2016年に、アメリカが支援するYPGつながりの戦闘員がISから奪い取って以来、彼らが支配しています。マンビジはまた、ロシアが支援するシリア政府軍と、トルコが支援する反アサド戦闘員が支配する地域の近くに位置します。今回の自爆テロは、先月、トランプ大統領がシリアから米軍を撤退させるという爆弾発表をしたのを受けて起こったようです。


2200年前から劇場のチケットが存在した

デニズリ県の古代都市ラオディケイアの“西の劇場”の発掘によって、2200年昔、今日の劇場と同様、チケットで席を指定していたことがわかりました。

 Hurriyet

古代都市ラオディケイアは紀元前5500年から7世紀まで連綿とつづいてきたことが証明されていると、ジェラル・シムシェク博士が言いました。博士は文化観光省とパムッカレ大学で、15年間、この古代都市の研究をつづけてきました。

「2200年の歴史を持つ“西の劇場”を発掘して、下部に23段の階段席、上部に20段の席を見つけました」と、博士は言いました。「階段席に書かれた文字は、今日同様、席を指定するためのものだと思います。劇場に貴賓席があったこともわかりました。当時も高位の人や有力者には特別の席が与えられていたのです」と、シムシェク博士は言いました。

Hurriyet
古代都市ラオディケイアの発掘隊長シムシェク博士


発掘隊はこれから古代都市ラオディケイアの“北の聖アゴラ”を掘り出すと、博士は言いました。古代都市ラオディケイアは2013年、ユネスコの世界文化遺産の暫定リストに入りました。


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