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エルドアン大統領が「テュルク系諸国サミット」のためカザフスタンへ

2023年11月03日 | 国際
11月4日 エルドアン大統領が「テュルク系国家機構」(OTS)の第10回サミットに出席するため、カザフスタンの首都アスタナへ向かいました。

 Hurriyet

トルコ情報局の声明によると、「テュルクの時代」というテーマで行われる2日間のサミットは、組織内の協力強化に関する議論を促進するのが目的です。

テュルク系諸国のリーダーたちは、サミットで、現在の世界と地域の問題に関して意見を交換するでしょう。サミットにはウズベキスタンからカザフスタンまでのリーダーたちが出席します。

エルドアン大統領は11月3日、スピーチする予定です。また、大統領はサミット中、各国のリーダーたちと個別に会談するでしょう。OTSはトルコ、アゼルバイジャン、カザフスタン、キルギスタン、ウズベキスタンが加盟し、ハンガリー、トルコ・キプロス、テュルクメニスタンが同機構の観察国になっています。


トルコは国境沿いに6万の軍を配置する

トルコは3000キロの国境沿いに、60,000人の軍を配置すると、国防省が発表しました。

 Hurriyet

国防省の計画・作戦部長セルカン・ビルジャン准将は、不法移民と難民に対処する必要があると、国境警備に関する国会の委員会に訴えました。

国境沿いの警備は基本的に、組み立て式のコンクリート塀、パトロールのための道路、監視塔、鉄条網、塹壕からなっていると、ビルじゃん准将は言いました。彼はさらに、サイバー光探知機、ラインレングス・カメラ、地上監視レーダー、移動看視車、遠隔操作できる武器、シグナル・ジャマー、音響位置探知システムなどについても語りました。

ビルジャン准将によると、8か国と国境を接しているトルコは、国境旅団7旅団、国境連隊6連隊、援兵9000名、総計60,000名の要員を保持しています。

これらの対策によって、今年初めから、180,000人の不法移民の侵入を防ぎ、そのうちの10,600人を拘束したと、准将は言いました。さらに、2016年の未遂クーデターに関与したFETO関連者を含めて、563,000人を法執行隊に引き渡したということです。

不審者認知のためのサーマル・カメラも、昼夜、稼働し、霧の中でも16キロから探知できるカメラも設置されています。国境はさらに、高さ50メートルの電子タワーで強化され、カメラと偵察・監視システムが完備しています。


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