独立戦争を記念して、学生たちがサムスンへ船旅

５月１８日　トルコ全国と外国から集まった１８２人の学生たちが、５月１９日の「アタテュルク・青年・スポーツの日」を記念して、イスタンブルから黒海岸のサムスンまで３日間の船旅に出ました。

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トルコ共和国の建設者ムスタファ・ケマル・アタテュルクが連合国に占領されたイスタンブルからサムスンへ船で行き、「トルコ独立戦争」を開始した１９１９年５月１９日から、今年は１００周年になります。

この象徴的な船旅では、学生たちは、ピリ・レイス大学の訓練船に乗り、アタテュルクのルートをたどりました。全国８１県からの学生たちのほか、トルコ・キプロス、ドイツ、フランス、オーストリア、オランダ、アゼルバイジャン、キルギスタン,ウズベキスタンから来た学生も参加しました。

メフメト・カサプオール青年・スポーツ相は「エルドアン大統領と私は、彼らが到着する５月１９日に、サムスンで彼らを迎えます」と記者たちに語りました。「１００年昔、アタテュルクが上陸したサムスンで私たちは若者たちを迎える。若者たちはわが国の明日の希望です・・・船旅中、学生たちは自分たちの歴史を学び、互いに交流するでしょう」

オスマン帝国が第１次大戦で敗れた後、帝国を分割しようとしていた連合国に対し、トルコ国民による政治的軍事的抵抗を開始するために、アタテュルクはサムスンに上陸しました。戦いは１９２３年１０月２９日に終わり、アタテュルクは５月１９日を若者の日としました。

カショギ氏の婚約者がサウジの責任を問うよう米国を促した

殺されたサウジアラビアのジャーナリスト、ジャマル・カショギ氏の婚約者ハティジェ・ジェンギスさんが、５月１６日、彼の死に関して新たな調査を行うよう、アメリカ国会に嘆願しました。

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ジェンギスさんは、カショギ氏殺害に対するトランプ大統領の政府のスタンスを批判し、この事件の責任を問うじゅうぶんな対策がとられていないと、アメリカ下院外交委員会に訴えました。「トランプ大統領は私に、この問題は解決されると言いました。しかし、７、８か月たっても、なにもされていません。だから、私は今日、ここへ来ました」とジェンギスさんは言いました。

ジェンギスさんは２０１８年、イスタンブルのある会議でカショギ氏に会い、交際を重ねた後、２人は結ばれ、カショギ氏は彼女に結婚して、ワシントンで暮らそうと言っていました。昨年１０月初め、カショギ氏がジェンギスさんと結婚するための書類を受け取りにイスタンブルのサウジ領事館に行ったとき、すべては一変しました。彼は領事館に入ったまま殺害されました。

サウジ政府はさまざまな説明をした後、最後に彼が死んだことは認めましたが、あれはある連中の先走りだったとしました。「ジャマルは私に、ワシントンは素晴らしい都市だ。ワシントンですばらしい暮らしをしようと言っていました」と彼女は言いました。「私は、あの当時、アメリカの価値システムがこの事件を解決してくれると思っていました」

カショギ氏の殺害が、サウジノ皇太子モハムメド・ビン・サルマンの明確な同意なしに行われたというサウジの公式な声明の信憑性について、国際的な疑惑や、アメリカの議員たちの厳しい批判もあります。しかし、トランプ大統領とトップ官僚たちは、この恐ろしい殺人にサルマン王子が関与していることを否認しています。

アメリカの情報機関は、ビン・サルマン王子が彼の殺害を命じたと、確信を持って断じています。

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